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パルコ・フォルゴレの編集履歴

2023-05-10 07:14:25 バージョン

パルコ・フォルゴレ

ぱるこふぉるごれ

パルコ・フォルゴレとは、漫画「金色のガッシュ!!」「金色のガッシュ!!2」、及びアニメ「金色のガッシュベル!!」に登場するキャラクターである。

「私が… 軽い奴に見えるからかい?」

「戦いだというのに、キャンチョメを置いて女の子を追っかけてたからかい?」

「だとしたらそれはちがうな… あまり私をみくびらないでもらおうか!」

「私もキャンチョメも『高貴なる魂』を認め合って友となった!」

「上辺だけしか見てないおまえに『そこまでして守る本じゃない』などとは言われたくない!!」


「キャンチョメは守り通す! 私は無敵のフォルゴレだぜ」


プロフィール

誕生日9月7日
年齢23歳→24歳(原作31巻以降)
血液型AB型
身長190cm
家族構成父・母
趣味ダンス、ナンパ、オシャレ
好きな食べ物オリーブオイルたっぷりのスパゲティ
好きなタイプセクシーバンビーナ
CV高橋広樹

概要

イタリア出身の世界的映画スター

アヒルのくちばしのような口をした魔物の子・キャンチョメの本(黄色)の持ち主。

作中における世界各国の女性達から熱狂的な人気を集めるほどの人気や知名度があり、日本やイギリスといった行く先々で大勢の女性ファンに囲まれていることが多い。


容姿

ガッシュツイログ⑥

絶世の美男子」や「イタリアの英雄」を自称する通り、ボリュームのある金髪のロングヘアに長い下睫、澄んだ水色の瞳、割れた顎(いわゆる「ケツ顎」)の高身長イケメン。手足も長くスタイル抜群。

服を着ている時は細身な印象を受けるが、実際は両腕・腹筋・胸筋といった上半身全てが非常に逞しく、世界的映画スターの肩書きに恥じない肉体を誇っており、本気で全身に力を込めた時には筋肉の隆起でシャツを破いてしまうほど


服装は作中全体を通して、両胸の辺りにハートマークが付いた白の長袖シャツに赤色のズボン、紅色(ピンク?)のシューズを着用。相棒のキャンチョメと同じく、魔物の戦いと私生活で服装が変わることはほとんどない。ファウード編ではハートマークがたくさん付いたバッグに着替えを入れて持ち歩いている。


数少ない例外として、ガッシュとの初戦を終えて帰路に着く際には、二輪の花が描かれた白の長袖シャツに赤のインナー、紫のズボンを着用している(おそらくガッシュのザケルで服が焦げてしまい、着替えたからだと思われる。色に関してはアニメ版を参照)。

また、文庫版の集合絵ではズボンが青色になっていたり、完全版の表紙では茶色っぽいズボンと白黒のラメのような靴を履いていたりと、カラー絵によっては微妙に服装が異なっている場合もある。

公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」における雷句先生の回答によると、フォルゴレの服は全て特注品であり、靴下もシューズと同じ形であるとのこと。


性格

普段は常に明るく自信家で、能天気な笑顔を浮かべたまま飄々と振る舞うことが多い。

一方で魔物との戦い(特に格上が相手の場合や明らかにピンチな状況)ではキャンチョメと共に怯えながら涙する等、総じて他の年長者達と比べても素直で感情豊か。


作中におけるギャグキャラの代表とも言える人物で、大人しく真面目な清麿と比べてギャグシーンを担当することが多い。

清麿からは「チチもげ魔」の蔑称で呼ばれるほどの無類の女好きで、触った尻や揉んだチチは数知れず(所謂おっぱい星人?)だが、殆どの女性は(ギャグシーン同然とはいえ)フォルゴレからのセクハラ(?)行為に喜んでいる。

アニメではティオのパートナーの恵にも迫ったが、清麿から「チチもげ魔」と聞いた恵に合気道で返り討ちにされた。

基本的にギャグキャラクターだが、本気で仲間のために戦わなければならない場面等では一転して真剣な目つきになり、カッコイイ表情も見せることもある。

味方陣営の中ではサンビームやナゾナゾ博士と同じく年長者なので、大人として周囲に冷静な判断を促すシーンもある。


人間離れしたタフネス

後述する過去の描写、及び映画スターとして肉体を鍛え抜いた甲斐もあるのか、人間としては異常なほどタフな身体を持っており、ガッシュのザケルやバーゴのフレイドといった魔物の術が直撃し黒焦げになっても数秒で立ち上がれる程の人間離れした頑強さを誇っている。

原作1巻で登場した銀行強盗の成人男性2人(しかもリーダーと思わしき男はガタイがよくチョッキのような物を着用している)がザケル一発でも気絶していた描写と比較すると、フォルゴレの強靭さがよくわかるだろう。

清麿との対決ではどんなにガッシュの雷撃に打たれてもキャンチョメの「無敵フォルゴレ」の歌と共に立ち上がる、他の魔物との戦いでも身を挺してキャンチョメを相手の攻撃から何度もフォローする等、「強力な力を持つ魔物がパートナーを庇う」という大前提の構図が逆転しているのもキャンチョメペアの特徴であった。


私生活

成人済みかつ世界的なスターで多忙ということもあるのか、まだ学生の清麿や恵らとは違い私生活が描かれたことは意外にも少ない。

公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」によれば、(少なくとも石板編の時点では)まだ恋人はいないとのこと。

世界的な映画スターという職業や作中での知名度(後述のように自身をモデルにしたスケボーが各国で発売されるほど)から察するに稼ぎは充分だと思われ、原作31巻の描写を見る限り非常に豪華な建物に住んでいる模様(これがフォルゴレの所有する豪邸の類なのか、外観が豪華なアパート類なのかは不明)。

内装もキッチン、ソファ、窓際それぞれに長テーブルを置けるほどの広さがあり、ガッシュ2ではキャンチョメ用の子ども部屋のようなスペースさえもあることが判明。リビングにもエスニック柄の高級そうな絨毯が敷いてあることからも、やはり経済面に関しては余裕がある方だと窺える。


上記のダンスや女好き(ナンパ)以外にこれといった趣味嗜好は描かれていないが、バーゴ戦前にキャンチョメと合流する際にはバイクに乗っている(シルエット的におそらく中~大型?)。

また、「キャンチョメと晩飯を食べるシーンでテーブルの上にワインが置かれている」「窓際に腰かけて『カバさん』について語る際にはカクテルのようなものを手にしている」「後述の過去回想ではバーのような場所にいるコマがある」等の描写から、少し嗜む程度には酒類を好んでいるのかもしれない。


ちなみにアニオリ展開では、ビクトリームはフォルゴレから袖の下としてもらった結果としてメロンが好物になるというシーンが描かれている(原作では特に経緯等は描かれず、最初からメロンが好きという設定になっている)。

あくまでアニオリ展開であり、原作において「フォルゴレはメロンが好物」といった台詞や描写は一切無いので注意。まあ、別の意味でのベリーメロンなら大好物だろうが……。


フォルゴレの曲、主演映画、グッズ

楽曲

  • チチをもげ!
  • 無敵フォルゴレ
  • LOVEファンファーレ※
  • ローマン☆パラダイス(大海恵とのデュエット曲)※
  • 恋のレッスン1・2・3(ビッグ・ボインとのデュエット曲)※

※の付いた曲はアニメオリジナルのキャラソン。


大ヒット曲「チチをもげ!」は、リアルの世界でも日本限定でCD化され、在庫不足から入手困難になるほど人気になっており、ジュリアナバージョンや音頭バージョンなども作られていた。

現に作者の雷句先生がTwitterにて、「初回版だけで1万も売れて、作詞の印税(と思わしきもの)が7万円入った」とツイートしている(該当ツイートはこちら)。

「ガッシュ=本曲」と連想される事も多く、「アニメで使われた歌の中でズバ抜けた知名度を誇る」「イケメン役とイロモノ役で有名な中の人が『おっ〇い』を連呼している貴重な逸品」等とファンから評価(?)されることも。

また、作中でもフォルゴレがこの曲をライブ等で披露しているため、「フォルゴレの出向いた地にいる全世界の女性ファンの多くはこの曲を知っている」という認識をファンから持たれることもある。


主演映画

  • 00F(ゼロゼロエフ)~鉄のフォルゴレ~バキューン!バキューン!

作中で唯一内容が明示されているフォルゴレの主演映画(原作6巻参照)。「バキューン!バキューン!」は効果音ではなくタイトル名の一部である。

公式ファンブックによればジャンルはスパイアクションらしい。

作中ではキャンチョメがクライマックスと思われるシーンをビデオ再生するだけだったが、その内容はヘリや戦車といった敵組織部隊に完全包囲された状況での一斉射撃を「ズッチャズッチャ ダバダバダ」というリズムに合わせてフォルゴレがダンスしながら全弾回避し(しかもなぜか1コマだけ上裸になる)部隊の爆発と共に吹き飛んだヒロインを華麗にキャッチして去っていくという腹筋崩壊間違いなし(?)のシュールなものとなっている。

アニメ版では第18話で披露され、漫画では何の曲か明確でなかったダンスが「チチをもげ!」になっていたりと、演出面に若干の違いがある。


更に公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」の特設コーナーでは(なぜか)この映画について触れられており、

  • ヒロイン役「本気でホレちゃいそう」
  • 助演男優「彼の演技力には脱帽だよ!」
  • フォルゴレ「腰の動きのトレーニングに半年間を費やしたんだ!

等といった(読者からすれば笑いやツッコミが止まらない)コメントが寄せられている。

グッズ

  • スケボーフォルゴレ

イギリス編で登場したオモチャ。

両手足を大きく広げてスケボーに乗ったフォルゴレを、ラジコンで走らせたり回転させたりして遊ぶことができる。

原作6巻の「おまけのページ」では詳細が記されており、

  • イタリアだけでなく、ヨーロッパやアメリカ各地で子どもに人気No.1のオモチャ。
  • 人形はフォルゴレ本人が完全監修。ズボンは本革、靴も手作り。
  • フォルゴレの人形内にバッテリーが内蔵されている。推定時速200km

とのこと。

そしてこのスケボーフォルゴレだが、なんと実在しており、原作6巻にて(白黒だが)実物の写真が掲載されている。

雷句先生曰く、取材旅行でイギリスに行った際、ロンドンの大きなオモチャ屋で最後の一つを購入したらしい(……という設定であり、実際には雷句氏が自作したラジコン、つまり現実では非売品であることが原作6巻に明記されている)。


各章での活躍


※この項目の内容のほとんどが外部サイト(アニヲタwiki)からのコピペと思われるため、pixivオリジナルの内容に編集していただけると幸いです。


  • 【邂逅編】

ガッシュと戦うために来日。清麿を拘束するまでに追い詰め、女の子と遊びに行くほど余裕を見せていた。

結果的に敗北するが、懲りずに再戦を誓って母国へと帰った。


「またくるよ!」

清麿「二度とくるなっ!!!」


どうやらライブにおける仕事の遅刻はおろかまるまるのすっぽかしも日常茶判事の様子で、

その後は、街でファンの所へ行って女性の胸をもんでたり

彼のファンであり、入院している子供達の所へ遊びに行ったり、

フォルゴレの忠告を忘れて知らない人に付いていったキャンチョメを探しに世界中を駆け回ったりしている。

英雄とは、仕事などいつでも休めるものなのだ。

また、アニメ版ではイギリス編における出番が増加しており、後述の入院中の子供たちへのボランティアエピソードがイギリス編ラストから最初のエピソードに大幅に前倒しにされたのでバルトロ戦にも清麿たちに同行している。


  • 【千年前の魔物編】

最初から先陣を切るなど勇敢な姿を見せる。

また、持ち前の存在感から、敵のパートナーを驚かせたりもしている。


「それでフォルゴレは何をやってるんだ?」

「ヒマだからブリッジをしてるんだ」


……真面目な活躍としては、一度撤退する時それを躊躇する恵を説得したり、石化の幻に苦しむレイラを説得する清麿にたいして「苦しんでいる子を救うのに攻撃は必要ない」、「やばくなってきたら私が体を張って助けにいく」と真剣な目付きで口にするなどなんやかんやしっかりした大人らしい面を見せた。


  • 【ファウード編】

今回も変わらずキャンチョメをサポート。

キース&ブザライ戦ではキースと歌対決を披露。

しかし、キースの攻撃を何度も喰らい流石のフォルゴレのタフネスでも一度は戦闘不能寸前まで追い詰められる。

それでも仲間を守るため立ち上がるキャンチョメの元にかけつけ、新たな術に目覚めた際は、


「こんな時に役に立たない術だったらぶっ殺すぞぉ!!!」


とまで口にする必死さを見せながら「ディマ・ブルク」を発動させ、勝利に大きく貢献した。


その後はファウードの門番の出す問題に最初に正解したり、清麿の一時的な死を仲間達の中では誰より早く受け入れ、「清麿が守りたかった日本を私たちが救うんだ」と涙ながらに決意するなど漢を見せた。


  • クリア編

デュフォーの訓練により、キャンチョメが超強化。

「ライオンのように強くなれた」と喜び、事実、試合とはいえ本気を出させた清磨とガッシュに打ち勝ち、襲撃してきた強敵ゴームに対し、今までの弱キャラは何だったのかと思う程の圧倒的な力を見せつける。

しかし、念願の強さを手に入れたことにより自分を見失い、敵を精神崩壊寸前になるほど過剰なまでに痛めつけるようになってしまう。

そんなキャンチョメを止めるため、彼は自身の経験を語り始め…


フォルゴレの過去(ネタバレ注意!)

その異常なまでのタフさの秘密、及び身を挺してまでキャンチョメを止めようとした理由は、少年時代の過去にまで遡る。




「キャンチョメ…私も昔はライオンだったんだよ…」

「どこか勘違いした、バカなライオンさ…」


かつて故郷の田舎町に住んでいたフォルゴレは、今の姿からは想像できないほどグレていた。


ライオンver


上半身裸に派手な柄のコートを羽織り、革ズボンにロングブーツというハードな不良風の出で立ちをし、まさしくライオンのように荒んだ心で暴力に生きる日々を送っていた。

ちなみに何かしらの悲劇や挫折といった心が荒む原因は描かれていないので、上記の自虐的な台詞も踏まえると、おそらく思春期特有の自尊心や自己顕示欲が悪い方向に行ってしまった結果だと思われる。


たまに人助けもしてはいたが、周囲から凶暴さを良く知られていたせいで助けても怖がられ、逃げられてしまうだけだった。

挙句の果てには両親から猟銃を突き付けられ、勘当されるという仕打ちを受けてしまう(このシーンでさえ当時のフォルゴレは両親を睨み付けるばかりで、動揺や反省などはまるで感じられない表情をしていた)。


「わかるか!?キャンチョメ…ライオンの牙に小鳥はとまらないのさ」


故郷を追われてからしばらく経ったある日、偶然、街中の店のTVで牙に小鳥を留めているカバを見たフォルゴレ。

その際に「こっちの方がいい」と感じ、「不恰好でもなんでも、自分もカバのような姿になりたい」と思ったとのこと。

その後の細かな経緯は描かれていないが、ほぼ間違いなくこれを転機に暴力と決別して俳優への道を進み、現在のように愉快で愛情溢れるキャラクターとなったと思われる(好きな動物にカバを挙げているのはこれが理由)。


そのような過去と思いゆえか、サービス精神が旺盛で、多忙な中でも病気の子供達のために無償で病院を訪れてコンサートを行う(しかも花束や菓子、オモチャを買ってくるという粋なサプライズ付き)など、あらゆる人のために活動をすることを惜しまない。

そういったフォルゴレの姿、及び優しい性根を垣間見た清麿も彼を認め「生き残れよ」と告げており、その後ガッシュの仲間に加わり清麿も態度が軟化したほど。


しかし、それでも両親からは未だに恐れられ、面会すら拒否され続けていることが窺える。


「愉快なスターになった今でも、私の両親は怖がって私に近づかない…」

「キャンチョメ、そうなっちまったらもう終わりなのさ…」


こういった過去の体験や現在の両親の態度から、「過剰な暴力によって誰かを助けても、助けた相手から向けられるのは感謝ではなく恐怖である」こと、「たとえ現在の自分が過去の己と決別し変わろうとも、暴力(及び暴力に任せた生き方)で失った関係は二度と取り戻せない」ことをフォルゴレは強く痛感している。

それ故に「パピプリオを助けるためとはいえ、既に満身創痍のゴームとミールを過剰なまでに痛めつける」行為を進んで行おうとしたキャンチョメを真剣に止めようとしたのだろう。


このように、フォルゴレは普段のキャラクターからは考えられないほどの非常に大きな自責の念を抱いて生きており、相当な苦労人とも言える一面を持っている。

だからこそゴーム戦の前夜、そしてゴーム戦の中で「カバさん」について以下のように語っていたのだろう。


「私の一番好きな動物は……カバさんだ……」


「知ってるかい?キャンチョメ……カバさんは……」


「カバさんの牙には小鳥がとまるんだぜ」


そして彼の説得を受け、無事にキャンチョメはゴームに花や小鳥といった温かみのある幻を見せつつ「魔界に帰ったら友達になろう」と言葉をかけるほどに優しさを取り戻す。

しかしゴームの本を燃やす直前、クリア・ノートの遠距離攻撃を受け、キャンチョメはパピプリオと共に魔界へ帰ってしまう。

泣きながら友との別れを惜しみ、残念ながら最終決戦直前にしてフォルゴレの戦いは終わってしまった。

とはいえ、キャンチョメの記事に記載してある通り、フォルゴレ達がゴーム達を「叩きのめす」のではなく「和解する」選択をしたからこそクリアを孤立無援にすることができた。

確かにクリアとの直接対決こそ叶わなかったものの、キャンチョメとフォルゴレがクリア討伐に間接的に貢献したのは間違いないだろう。


金色のガッシュ!!2(ネタバレ注意!)

Page7において初登場。自宅のあるミラノで相変わらず「イタリアの英雄」として俳優活動を続けており、バックダンサーと共に大観衆の前で『チチをもげ!』『無敵フォルゴレ』を熱唱していた。

ガッシュの年齢から換算して前作の13年後にあたる今作において、御年およそ37歳のはずだが20代の頃と変わらぬキレッキレのダンスと歌唱を見せた。

ただし、後述の戦闘中には無茶をして上半身の筋肉を釣らせてしまっており、やや衰えも見られる。


Page8にてショーの最中、観客席にキャンチョメの姿を見つけ思わず突撃。しかし、それはキャンチョメの弟であるコンソメであった。

コンソメに彼の大好物であるドーナツをご馳走しながら、フォルゴレは彼からキャンチョメの近況を尋ね、そして成長したキャンチョメの写真を見て大爆笑。しかし「失敗したな。成長は写真ではなく再会して見たかった」と会えなかった寂しさを溢す。


友との突然の別れは相当に引きずっていたようで、往年にキャンチョメに与えていた部屋は、ほぼそのまま保存・管理していた。

そこにコンソメを案内した時、コンソメがキャンチョメから「これから(コンソメは)フォルゴレと暮らすんだ」と言い含められていた事、さらにキャンチョメの言葉には期限が示されていなかった(弟を迎えに来る約束をしていなかった)事が明かされる。

それに不穏なものを感じたフォルゴレは友の窮地を確信。キャンチョメを探すために飛び出し、魔物狩りに襲われて力の尽きかけた彼のピンチに間一髪で間に合い、その戦いに割って入る。


腕力、フィジカルにかけても前作時と同様かそれ以上となっており、魔物狩りが仕向けた、肉体強化の術をかけた獣の口を力づくでこじ開け、投げ飛ばしたほど。相も変らぬ無敵の男っぷりを見せつけた。


関連人物

フォルゴレお誕生日おめでとー!

ペアを組んだ魔物であり、「高貴なる魂」を認め合った友。

共に怯え涙しながらも、重要な局面では勇気を出して戦い、キャンチョメの成長を誰よりも傍で見守っている。

ガッシュの本の持ち主であり、今作のダブル主人公の一人。

ギャグシーンでは「フォルゴレがボケる→清麿がキレてザケル発動」の流れがお約束なものの、イギリス編を経てから根底では信頼し合っている。

また、互いに知る由も無いが、周囲から孤立していた過去を持つという共通点もある。

超広域の魔力感知に優れた魔物。キャンチョメと同じく、強力な攻撃ではなく特殊な用途の術に特化したタイプ。

スケベ系のギャグキャラという共通点があるが、意外にも原作で会話したのは1コマのみ(原作251話でモモンの台詞に対し「何!?清麿が!!?」と返したシーン。厳密にはこの台詞を言ったのはサンビームかもしれない)。

アニメ版ではスケベ仲間という面が強調され、多少なり絡みが増えている。

センシティブな作品

超人集団「MJ12」の一人にして、フォルゴレと同じく今作におけるギャグキャラの代表ともいえる存在。

「おっ〇いをネタにしたギャグ」「金髪、白い服」等の共通点も見受けられるが、こちらも上記のモモンと同じく絡みがほぼ無く、意外にも原作では一度も会話をしていない。

一応、アニメ版67話ではボインチョップの真似(?)をしているようなシーンが追加されていたり、「君にこの声が 届きますように」のOP映像で1カットだけ一緒に映っていたりもする。

「竜族の神童」の一人たる非常に強力な魔物。

作中で「ライオン」を用いて例えられた者同士。もっとも、こちらは真の意味での「ライオンの目」をした強者。


余談

設定等

過去の伏線

君と出会った日。

前述のフォルゴレの『過去』だが、実は初期のころからそれとなく示唆されていた描写が散見されている。

例を挙げれば、

  • 魔物同士のバトルロイヤルという互いに傷付け合うのが当然の状況下においても、必要以上の暴力を振るわない(清麿を天井に拘束する、ウルルから不意打ちで本を奪い取る等の行為はするものの、相手を直接殴る・蹴る等の行為は一度もしていない)。
  • キース戦のように、いざという状況では(おそらく無意識の内に)やや乱暴な口調になる。
  • 初期のキャンチョメとの出会いのシーン(原作3巻扉絵)で、ライオン時代に着ていた物と似たようなコートを着ていた(袖や背中の模様、襟のファー等の細部が異なるため、全く同じ物ではない)。

など。これらの描写から、設定としてはほぼ初登場時点から存在していたと思われる。

これによってフォルゴレはコメディリリーフにとどまらない深みのあるキャラクターとして完成したため、結果的に描写したのは成功だったと言えるだろう。


他に設定面を挙げると、作者ブログにて「フォルゴレの名前はイタリア語の『フォルゴ~レ』(意味は『雷電』)からとっています」と明かされている。


デマ(?)

以下は当記事や一部の外部サイトに書き込まれている情報だが、出典元が不明であり、デマの可能性もある(少なくとも公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」と「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」には記載されていない)。

とはいえ、何らかの雑誌や他媒体のインタビュー等で語られていた可能性もあるので、もし出典元を知っている方がいたら、随時追記していただきたい。

  • チチをもげ!収録時、中の人である高橋本人はあまりにも恥ずかしい歌詞にヤケクソで歌っていた。
    • 結論から述べると、これに関しては現状ではデマ……というか単なる「いち個人の印象、感想」の類であった可能性が高い。
    • 現に、2017年にアニメ版のBDが発売された際、作者の雷句先生がTwitterにて「(高橋さんが)『チチをもげ!』の収録で『おっ〇い』の発音を『んもっぱい』に直されているところが最高でした」「今の若い声優さん達への自己紹介で『チチをもげ!』を歌っているそうです」とツイートしており、どちらかといえば高橋氏は創意工夫を凝らして収録し、今でも愛着を持っていることがうかがえる(該当ツイートはこちら)。
    • また、この「ヤケクソ」の根拠として、「終盤の『ヘイ!カモォン!!』のところで盛大に吹き出している」という意見もあるが、これに関しても「本当にヤケになって吹き出した」こと以外に「高橋氏が『フォルゴレが歌い疲れてきたのを表現するため、意図的な演出を加えた』」という可能性もある。
    • よって、上記の「ヤケクソで歌っていた」という書き込みは、あくまで「ヤケクソで歌っているように聞こえた」という「いち視聴者としての印象、感想」の類であり、「高橋氏本人が何らかのメディア等で『ヤケクソで歌っていた』と回答していた」という「事実」ではないと思われる。

関連イラスト

無敵の男2大スター共演


関連タグ

金色のガッシュ!! 金色のガッシュベル!! 金色のガッシュ!!2


チチをもげ!  美丈夫

カバ(決してライオンではない)

おっぱい星人 変態という名の紳士 残念なイケメン ギャグキャラ


他作品の関連タグ

漫画「魔法陣グルグル」シリーズの登場人物。

ダンサー(?)かつギャグキャラ繋がり。

「魔入りました!入間くん」の登場キャラクター。

キャラクター性が近い存在。また、フォルゴレの中の人が父親の声を担当している。

漫画・アニメ「遊戯王」の登場人物。

中の人繋がり。「不良だったが、改心している」「家族関係が複雑(城之内の場合、両親が離婚し、飲んだくれの父親と2人暮らし)」「運が強い」という所も共通している(フォルゴレは人生全体で見れば運が強いとまで言えるかは微妙なところかもしれないが……)。

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