演:合田雅吏
概要
外見は、武将らしく鎧と戦装束に身を包んだ精悍な顔立ちの男性。
かつて「角笛山」でモヂカラを発見し、志葉家を中心に池波家、谷家、白石家、花織家の五家で組織を興したシンケンジャーの始祖であり、初代シンケンジャーを率いて脂目マンプクが率いるクサレ外道衆と戦い、最終的にはマンプクを倒して封印し、その際に使用した“初代秘伝ディスク”を自身の伝言と共に後世に遺していた。後にTV本編の第二十三幕で、志葉家の菩提寺「天幻寺(てんげんじ)」の歴代シンケンレッドを祀る墓を参拝した際の回想でも登場している。
とっくに過去の人物なので当然だが、登場は初代秘伝ディスクの映像や回想のみであり、初代シンケンレッドとしての活躍も回想シーンのみで変身シーンなどは見られない。ただTV本編の第二幕冒頭の回想に登場した江戸時代のシンケンジャーは、初期の木製のショドウフォン(ミニプラ名・アンティークカラーver)を使って変身していたので、彼も同様の変身方法だったと思われる。
性格
シンケンジャーの始祖らしく高潔な人物であり、子孫にマンプクと直接戦う覚悟を問い、それを達成できた者にだけ力を託す為に、あえて初代秘伝ディスクの力を切り離して、その「力」のモヂカラを封印したマンプク自身の身体に刻んだ上で、ディスクに謎かけめいた伝言を遺していた。
当時の彼自身にはマンプクを倒せるだけの力は無く、それ故に封印が精一杯だった模様。しかし、自分の代では成せなかった事も、この世を守るという強い意志と使命を後世に繋なげれば、いずれ子孫が成し遂げてくれると信じてディスクを遺した。そして彼の遺志を受け取ったシンケンジャーは恐竜折神を召喚しキョウリュウシンケンオーを完成させ、その力でマンプク打倒を成し遂げた。
余談
名前の由来は、おそらくそのまま「レッド」。
合田は1995年の『超力戦隊オーレンジャー』で三田裕司/オーブルー役を演じた経験があり、戦隊シリーズに登場したのは二度目。
ちなみに前述したTV本編第二幕に登場した江戸時代のシンケンジャーが、初代シンケンジャーではないかとも言われているが詳細は不明。
関連タグ
志葉雅貴:志葉家十七代目当主にして先代のシンケンレッド。烈堂の直系の子孫だが敵わない強敵を封印したり、自身が成せなかった事を後世に託すなど行動や考え方が似ている。さらに演者がスーパー戦隊OB(しかもどちらもブルー)である事も共通している。