newgrounds
にゅーぐらうんず
ユーザーが作品に投票できる
ユーザーは0〜5のスケールで作品に「投票」出来、この評価によって作品の運命が決まる。評判の良い作品はそのまま残るが、評判が悪いとその作品はなんと自動的に消されてしまうのだ。これにより、サイトに載せるにふさわしい作品のみが残るのである。見て楽しむだけの人間にとっては面白い作品のみが残ることになるので大変都合がよいが、投稿する人間にとっては紹介してもらうにはある程度実力が要るということになる。
コメントする際、礼儀以外にも守るべきルールがある
Pixivと同様、Newgroundsにもコメント機能がある。だが礼儀正しく振る舞う以外にも守らなければならないルールが幾つかある。
コメントが作者の作品作りに有用なものであること
例えば「だめだなあ」や「可愛い!」等のように単に善し悪しを述べただけのコメントはいけない。批判なら改善点を提案したもの、褒めるならどういう点が、もしくはどういう理由で気に入ったのかも述べなければならない。批判はもちろん、褒め言葉であろうと理由が大切である。
ユーザーにステータスが与えられている
ユーザーは積極的に投票したり、後述のアンダージャッジメントで決断を下したり、違反報告をしたりすることで経験値を稼ぎ、各項目のレベルを上げることができる。レベルが高いと自分の判断の効力が強くなる。作品作りに向いていないならこちらでのレベルアップを目指すのもやりがいのある目標だ。
このサイトではフラッシュ作品に限らず、絵にもこのサイトならではのルールがある。
投稿者はまず絵を最低四枚公衆アートとして(Public art?の隣のチェックを付ける)投稿し、既に公開する権利を持っている人物によって選ばれ、その才能を保障して貰わなくてはならない。また一度免許を取得しても問題を起こしたり作品の質が下がったりすると免許を剥奪されかねないので、その後の活動も気をつけて行う必要がある。Pixivの様に落書きや未完成の作品を公衆アートとして投稿することは許されない。
オーディオ以外の作品を投稿する際には作品に含まれる性、暴力、不適切な言葉、成人向けの要素の程度を3段階で指定する必要があり、その組み合わせによりE(Everyone,全年齢対象)、T(Teen,13歳以上対象)、M(Mature,17歳以上対象)、A(Adult,18歳以上対象)のいずれかに自動的に分類される。
因みにAだが、Newgroundsにおける18禁はPixivとは毛色が異なり、芸術や興奮の対象としたものよりも、下ネタとして描いたものが多い。そのため可愛いキャラがイチャイチャしているような光景が見られると思って閲覧すると「見なければよかった…」となる場合もあるので注意(逆にどんな下ネタでも大歓迎という人なら、むしろ楽しめる作品が多いということになるだろう)。
ルールを読んだだけではピンと来ないかもしれないので、簡単な例を示そう。例えばある動画作品に、次のような二人の人物の書き込みがあったとする。
ユーザー1:絵が雑過ぎる。もっと丁寧に描き直すべきだ。
ユーザー2:>>ユーザー1 そんなこと言う位だったら見るな。
日本のサイトの場合
日本では一般的風潮として、たとえ内容自体が建設的であっても批判的な意見を述べることそのものがよく思われ難いため、ユーザー1は好ましくない行為をしたとみなされる。ユーザー2は異端者を排除すべく当然のことをしたとみなされる。