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概要

デザイアグランプリにおける『世界を作り変える力』の根源」とされている存在。見た目は背から複数の翼を生やし、手に球体を持った女性の彫刻のような物体。

ベロバは女神の奪取を計画しており、その力を悪用してジャマトの支配する世界を作ろうと目論んでいる。

デザイアグランプリの運営が所持しているヴィジョンドライバーは、創世の女神にアクセスする鍵となっている。

ただし、創世の女神の力を発動するには、ゲームマスターとプロデューサーの2つの権限が必要であるニラム曰く「創世の女神を我が物にしようとした野蛮な輩以前にもいた」らしく、セキュリティーが以前より更に強化されている模様)。

能力

「創世」の名を冠するだけあり、世界の理そのものを容易に作り変えてしまう程の超常的な力を持つ。

運営陣はこの力によって、デザイアカードに書かれたデザ神の望む理想世界の創造を可能としている。

創世の女神そのものにはの区別が存在しないらしく、全ての仮面ライダーを倒す力」「人類が滅亡した世界等、デザイアグランプリの運営そのものに影響が出かねない望みすら受理している。

一方で浮世英寿がデザイアカードに書いた「母に会いたい」という、一見すれば簡単な願いが受理されない(=女神の力を以てしても叶えられない)等、叶えられる願いにも可不可がある模様。

主な動向

第1話や「邂逅編」(第2〜9話)の時点では、勝ち抜いたデザ神の理想の世界を叶えるだけに留まっており、第21話でベロバの口から初めて存在が明かされる。

第26話で英寿が持つブーストレイズバックルに、過去に存在した「エース」の名を持つ4人のデザ神の「生まれ変わった俺がいつか、世界を救う覚悟を決めた時、それを実現する力」という願いを受理し、5つのブーストバックル(英寿の持っていた1つと、宇宙から飛来した4つ)を合体させ、ブーストマークⅡレイズバックルを生み出した。

第28話では吾妻道長がベロバの奪ったヴィジョンドライバーを借り、創世の女神と初めて対面。

第29話では、11年前に本物の一人娘である鞍馬あかりを誘拐犯に殺害され、その現実に憔悴してしまった鞍馬光聖がデザイアグランプリのスポンサーになることへの対価として「私が理想とする娘・祢音が生きている世界の創造」をニラムに提示。

女神の力で願いを叶え、あかりの代用品の仮初めの娘として鞍馬祢音が生み出された事実が判明している。

関連タグ

仮面ライダーギーツ デザイアグランプリ

デザイアカード

創世の女神:これ以外の意味合いはこちら。

その正体は、浮世英寿の前世における最初の母・ミツメが、古代DGPのエグゼクティブプロデューサー・スエルのヴィジョンドライバーによって変化させられた姿である。

仮面ライダーギーツ』の世界では、人間の幸福と不幸は一定になるようにバランスが保たれており、理想の世界を創造したいと願う個人の幸せを叶えるには、不特定多数の不幸が存在しなければならない。

デザ神の理想を叶える際のエネルギーは、デザイアグランプリで敗退したプレイヤーや、デザイアグランプリに巻き込まれ命を落とした人々の幸福そのものを使用している景和の両親のように、プレイヤー全員が死亡し、ゲーム攻略失敗となった事例に巻き込まれて復活できなかった人物が存在する原因にもなっている。

つまり、他者の幸福を吸い取りつつ同時に不和を煽る要因にもなっており、本作における悲劇の根源とも言える。

また、女神に作り変えられたミツメ自身も人の幸せを踏みにじる行為に苦しんでおり、運営によって道具として利用される現状に時折嘆きの声を上げている。

そして、彼女の存在を巡って英寿と道長はDGPの破壊、景和と祢音、桜井沙羅はDGPの存続に向けてそれぞれの思惑が交錯していくことになる。

実はこれまで数多くの願いを叶えてきたことで限界が来ており、グランドエンドと同時に崩壊する定めにある。

女神が失われると理想の世界を叶えることができなくなるが、この事態についてスエルは「女神は新たな後継者へと引き継がれる」と言及している。