概要
『NARUTO』シリーズに登場する口寄せ蛙たちの暮らす場所。ハスやタケノコの様な巨大な植物が特徴。また、通常の場所よりもより多くの自然エネルギーに満ちており、仙術の修行が可能である。
予言者である大ガマ仙人とフカサク・シマの二大仙蛙(夫婦)を筆頭に、ガマブン太と彼の家族(ガマ吉、ガマ竜)、ガマケン、ガマヒロ、火を吹く岩宿の大蝦蟇など、強力な住民が多い。なお、蛙の種類も一定でなく、アマガエル、ガマガエル、ツノガエルなど異なる種類の蛙が共存し、瓢箪蝦蟇、見世蝦蟇、潜り蝦蟇、ゲロ寅などの特殊な存在もいる。
忍世界とは普段は距離を置いており、自来也も偶然迷い込んだ末に後の関係を築いている(自来也の以前にも、妙木山の蛙と契約した忍者が複数いたことは判明している)。現状では木ノ葉隠れ出身の忍との契約や関係が目立つが、他里の忍との関係は不明。また、妙木山以外にも蛙の里があるのかも不明だが、これまでに果心居士と契約している火焔山の蒸気蝦蟇が登場している。
なお、ガマブン太が第四次忍界大戦で口寄せに応じなかったのは「手打ちのゴタゴタ」とされるため、蛙同士でもトラブルが発生することがある模様。
自来也は妙木山の蛙と連携した様々な術を使用している。
契約した忍
(以下のリスト以外にも、自来也やミナト以前にも口寄せ契約をした忍が複数いると判明している)
余談
- 蛇、蛙、蛞蝓は、自来也の名前の元ネタとなった、『児雷也豪傑譚』の三すくみに由来する。
- 波風ミナトが妙木山に行ったことがあったのかは不明だが、仙術を知っていた事を考えると、その可能性はある。
- 名前の由来は、おそらく妙高山。人間に味方をする巨大怪獣が関連しているのも類似性がある。
- 妙木山の蛙には実在の芸能関係者をモデルとしているキャラクターが目立つ。たとえば、ガマ文太(菅原文太)、ガマケン(高倉健)、ガマヒロ(松方弘樹)、フカサク(深作欣二)、シマ(岩下志麻)がいる。
考察
- 妙木山の蛙、龍地洞の蛇、湿骨林の蛞蝓は仙術を使え、人間に伝授することが可能。そのため、これらの動物たちは六道仙人やその血縁と何らかの関係があると思われる。おそらく、六道仙人と出会ったガマ丸こと大ガマ仙人が妙木山の始祖だと思われる。
- 妙木山に、自然エネルギーを引き寄せる力がある秘伝の油の滝があるなど、仙人修行が可能な環境が整っている理由も不明。