演:エラ・パーネル 吹替:沢城みゆき
概要
最終戦争から219年後の時代のVault33の監督官の娘。
安全なVaultで何不自由なく暮らしてきたが、環境再生の使命を背負ったVaultの住人であることに誇りを持つ。
心身共に健康で自らの能力を高める活動に余念がなく、多少の機械工学技術と体操・フェンシング・格闘術・銃撃の訓練をこなし、子供達を相手に歴史の教師を任されるほどの知識と話術を持ち合わせる。
結婚適齢期を迎えて隣接したVault32から夫を迎える習わしに従った所、それらは地上のレイダーの罠であり、虐殺の末にレイダーに父をさらわれてしまう。
虐殺ですっかり怯えきったVaultの住人たちを背に、ルーシーは父を奪還すべく危険に満ちた地上へと足を踏み出していく。
メタ的には「原作を知らない視聴者」の代弁者であり、ヒャッハーな地上世界に降り立つ前の初心者プレイヤー。
彼女に対して周囲が世界観を説明したり父を追って過酷な地上に飛び出すなど、まさしくプレーンなFO主人公の姿である。
性格
度を越した善性の持ち主。Fallout4で例えるなら全選択肢で↓選択肢を選び続けるクラスの善人プレイが信条。
ただし、他人の言いなりとはまた異なる。ウェイストランドの過酷な環境に晒されても自らの倫理観を貫き続け、時には無情な決断も実行する胆力を備える。
一方性には奔放で、幼少期から従兄弟と性的な「練習」を繰り返していた(この点に関しては、Vault33管理評議会を含む周囲には誤魔化している)。
32の住人に扮したイケメンなレイダーにもまんまと褥を共にされても落ち込んだりと言ったことはなく、むしろその後マキシマスを誘惑するなど「練習」の成果はいかんなく発揮されている。
口癖は英語版でいえば"Okey-Dokey"、日本語版では「よしやるか/よし行くか」などと訳す。状況に応じ色々なニュアンスで発している。
装備
初期はレイダー襲撃の際に手にした麻酔拳銃を用い、第4話からはシリーズ主人公の定番装備である10mmピストルを用いる。
ゲームでは前者と同様の機能を持ち様々な注射器型弾薬を打ち分けることができる「シリンジャーライフル」という定番の銃器が存在するが、あくまでもパイプ銃(廃材を無理矢理銃組み上げた手製武器)の一種でルーシーが拾ったような工業的なシロモノではない。
S.P.E.C.I.A.L.
バランスのよいステータス。
ウェイストランドでも生きていけそうな説得力がある。
なお、各SPECIALの数値は「Shelter」、Perkの種類は公式SNS、効果は「76」のものをパッチワークして記載している。
Strength:4
- Arms Keeper:ライフルの重量軽減
- Strong Back:総重量増加
Perception:7
- Commando:オートマチックライフルのダメージボーナス
- Rifleman:単発式ライフルのダメージボーナス
- Crack Shot:ピストル照準時の射程と命中率ボーナス
- Long Shot:ライフル照準時の射程と命中率ボーナス
- Exterminator:虫系クリーチャーの耐性無視
Endurance:6
- Rejuvenated:飢えと渇きが満たされている時のボーナスを強化
- Lifegiver:体力の最大値増加
Charisma:5
- Inspirational:チームを組んでいる時の獲得XP増加
- Magnetic Personality:仲間が多いほどCharismaにボーナス
Intelligence:6
- First Aid:スティムパックの回復量増加
- Stable Tools:オートマチック近接武器の耐久力減少が遅くなる
- Robotics Expert:ロボットをハッキングして鎮圧できる
Agility:5
- Gun Runner:ピストル装備中の移動速度が速くなる
- Packin' Light:ピストルの重量が軽くなる
Luck:7
- Good with Salt:所持している食料が腐りにくくなる
- Pharma Farma:薬品コンテナから追加の救急箱を見つけられる
- Starched Genes:放射能で変異が起きにくくなる
- Mysterious Savior:死亡時、謎の救い主が現れて復活させてくれる
余談
「3」では最初の町メガトンの盛りアティの酒場には異姓同名の人物「ルーシー・ウェスト」が登場。
「Blood Ties」という、印象深いうえに最序盤のタイミングを考えると難易度高めのクエストを発注してくれる。選択肢次第では報酬g破格のになるため既プレイヤーでは印象に残っている人もいるかも知れない。