声優
概要
物語終盤に登場するバックドラフト団の少年。
わずか10歳ながらずば抜けたゾイドの操縦技術を持ち、さらに相手の動きを予測できる未来予知のような能力を持ち合わせ、無敗を誇ることから「無敗のキング」の異名をとる。
作中では、バッグドラフト団が海底から発掘したバーサークフューラーに搭乗する。
性格は年相応に純真無垢ではあるが、それ故に戦闘行為や敵を倒す事をゲームさながらに楽しむ危険な一面を匂わせている。
初登場時にはチーム・ライトニング、チーム・ブリッツと対戦し、チーム・ライトニングを無傷で倒す圧倒的な戦闘力を見せ付けた。
その後、4年に1度の祭典「ロイヤルカップ」に出場。単機で他のウォーリアーのゾイドを次々と倒していき、古のウルトラザウルスでビット・クラウド、バラッド・ハンターと対戦。バラッドのシャドーフォックスを中破させたが、バーサークフューラーの動きを学習したライガーゼロに押されていき、バスタークローを破壊された衝撃で気を失う。激しい戦いの中でベガは意識を取り戻し、強制脱出装置を作動し、フューラーは機能停止。ベガはビットとライガーゼロに敗れた。その後ビットに再戦を誓った。
余談
- くまいともこは、前作にてビットと同じ声をしたラスボスの計らいの一環で怪我をしたバン・フライハイトを助けた「無垢で白く野性味と感情にあふれた」ヘルキャットの「チロル」と仲が良く、リーゼととある関係がある少年ニコルを演じている。そして、その話の次の回でバンとジークの力が覚醒する事となる。
- 後年の作品には、彼と同じ様に「天才的な技量」と「無邪気にして戦闘狂じみた性格」を併せ持つラスボスが登場し、その凄まじさを見せつけている。あちらの愛機もティラノサウルス型である。
- ジェノザウラーを3体相手にする構図は、前作でレイブンがジェノブレイカーで同様の戦闘を繰り広げた構図に似ている。