ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

無自覚チートの編集履歴

2023-06-28 15:11:43 バージョン

無自覚チート

むじかくちーと

自分の強大な能力を自覚しない人のこと。

概要

特定の分野や括りにおいて、極めて優秀な能力を持っていながら、それを全く自覚していない人物・キャラクターもしくはそういった人物が主人公の作品ジャンルを指す言葉。


異世界ものの主人公によくある傾向で、代表的なのがチート能力を授かって異世界に転生または転移した主人公が、その世界の標準的な能力を知らず、そしてそれを比べる機会がないことで、自身のチート能力を気付くことが出来ない(しかも、それが世間では普通の能力だと思い込むことが多い)。その後にチート能力を披露し、それを目の当たりにした人々が愕然とする中でも、あれ?どうしたの?」****「これぐらい普通なのに?」と周りの反応に困惑し、さらに何故か「もしかして、能力が低すぎて驚いた?」と真逆な思い込みをして気付けずにいることもある。


また、現地主人公の場合、家族をはじめとする周囲による育ってきた環境、もしくは受けてきた教育が理由で『自分を普通以下、未熟者落ちこぼれだと思い込んでいる』という要素もある。

本人にその気はなくとも、他の登場人物や読者(視聴者、プレイヤー)からは嫌味に感じられてしまうこともある。


一方で、主人公のチート能力を周りも気付いていないことがあり、追放ものざまぁ系の作品では悪徳勇者や高ランク冒険者パーティーがチート能力の主人公を追放したことで転落していく展開が多い。

この場合は、主人公とは駆け出しの時からの付き合いのために主人公のチート能力の凄さに気付いていないパターンや主人公のチート能力で強化された力を自前の力と勘違いして気付いていないパターンなどがあり、結局は追放した後に気付くことになる。


関連タグ

チート チートキャラ

またオレ何かやっちゃいました?:無自覚チートの代名詞とされるセリフ。

涼宮ハルヒシリーズ主人公の強大すぎる能力を自覚させないようにするのが主軸の物語。

WEB小説小説家になろうカクヨムを始めとした投稿サイトに『主人公が無自覚チート』の作品が多数投稿され、作品ジャンルとして確立された。


該当するキャラ・人物

孫悟飯:『ドラゴンボール』の登場人物。一応は自分の力を自覚してオレンジスターハイスクールでは目立たないようにしていたつもりだが、野球では舞空術を駆使してホームランボールをキャッチする(その後空中からサードに超剛速球を投げる)、デッドボールを顔面に受けても痛がる素振りすら見せないと全く加減が足りておらず目立ちまくり、当人だけは目立ってないと思い込んでいる。

ロイド・ベラドンナ:『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』の主人公。生まれ育ったコンロン村が極めて規格外であったため、人間離れどころかこの世の理離れの領域に達する能力を持ちながら自分を未熟者だと思い込んでいる典型的な無自覚チート主人公である。

シン=ウォルフォード:『賢者の孫』の主人公。上記の「またオレ何かやっちゃいました?」の代表例。特の初期の頃はこの傾向が多く、同年代の親友達と接してからは自覚するようになるが、それでも時折やらかす。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました