概要
『鋼の錬金術師』に登場する国家。綴りはXing。アニメ第1期には登場しない。
文化、民族の特徴、文字、地理、パンダなど、どう見ても中国の清朝がモチーフだが、いわゆる「中華ファンタジー国家」であるためあまり深いことは考える必要はない。
50以上の民族によって成立した多民族国家であり、皇室は全ての民族の女を娶り、何十人もの皇子・皇女を擁立する。
物語の舞台となるアメストリスの東に位置するが、広大な砂漠が間を隔てているためあまり交流は無い。
本編はこの国の者達が関わり始めたあたりから大きく動き始めるため、物語中におけるターニングポイントと言える国である。
文化
公用語はアメストリスとは異なり、シン人がアメストリス語を使うと語尾がカタカナになるなど少し訛る。原作漫画ではシン語は漢字表記で行われ、吹き出しの中の台詞は横書きになっていた。
シンでは地脈の流れを読み遠隔錬成を行う特殊な錬金術や、医療に特化した「錬丹術」が盛んに研究されており、アメストリス内における錬金術が使用不可能な区域でも錬成が行えるのが特徴。
また、武術も盛んであり、達人級ともなれば気配を読んで戦うのを得意とする。
そんな体育会系のお国柄故か、燃費が悪い人物が多い。