※以下、『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズの「時・闇の探検隊」及び「空の探検隊」のエンディング後ストーリーのネタバレを取り扱っています。閲覧は自己責任でお願いします。
「ですので くうかんのゆがみを おおきくしているのは…… ダークライの しわざです。」 (真実を説明しているクレセリアの発言)
「あんこくの せかいは すばらしいよ。(主人公)……。」 (主人公を引き込む為に見せたパートナーの幻)
「フフッ なんとでもいえ。 オマエたちを ここでしまつし…… わたしは あんこくせかいの……おうと なるのだ。 みなのもの! かかれィッ!!」 (戦闘開始時)
「うわ…うわあああああっ! ギャアアァァーーーッ!!」 (最後の断末魔)
概要
今作の全ての元凶であり、ポケモンにおける「それも私だ」枠と言っていいレベルで色々している。
悪行は本当に多岐にわたり、
- じげんのとうの倒壊による「ほしのていし」のきっかけ作り
- それを防ぐために未来から訪れた主人公とジュプトルを襲撃(本命の抹消には失敗したが、時空移動中に攻撃されたことにより主人公は記憶を喪失。また、その直前のジュプトルへの想いによってポケモン化したらしい)
- 消し損ねた主人公達を追い詰めるために夢でクレセリアに化けてパルキアを騙してけしかける
- 「主人公たちの存在が世界の害になっている」という嘘を主人公たち自身に信じさせるために無関係のルリリに悪夢を見せる
と、主人公達にとっての障害のほぼ全てはこいつによって配置されたものである。その目的は、自らの悪夢の力を増大させる為に、世界を歪ませて暗黒に飲み込み支配すること。
最後はやみのかこうで主人公達と本物のクレセリアを待ち構え、6匹の手下とともに襲いかかった。
結末
戦いに敗北したダークライは自分でじくうホールを生み出し、別の時代に移動しての再起を図った。この際先の戦闘で疲弊した主人公たちの前でわざわざホールを開いてから自分の目的をベラベラ話すという舐めプをかました。結果、逃走を阻止すべくパルキアが到着。慌ててホールに飛び込んだ直後にパルキアの追撃を受け、じくうホールごと砕かれ制裁された。
この後は消滅こそしていないが記憶を失っており、各地のダンジョンを徘徊するようになる。自身が最初に主人公にやったことがそのまんまツケになって帰って来た形になる。
特定のアイテムをもった状態で特定のダンジョンへいくと徘徊していることがある。徘徊している時に倒せば仲間にすることも可能。ただしアイテムやかしこさを加味しても勧誘率は恐ろしく低い。
仲間台詞は専用のものであり、自分が何をやらかしたのかはやはり覚えていないようだ。
迎えるかどうかは好みではあるが普通に戦力として優秀であり、マイナーチェンジ「空」ではさらに強化された。
余談
エンディングの主人公の独白で多少のフォローはされているが、やはりポケモン一匹に全ての元凶の業を背負わせることで必要以上にヘイトが向くことが懸念されたのか、以後のシリーズにおける黒幕はポケモンではないナニかになっている。
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ダークライ…他作品のダークライ