分類
和名 | ダイオウデメマダラ |
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分類 | イヌムシ科 |
重さ | 20〜30(2のみ。1では回収不可) |
ペレット(1のみ) | 「5」×5 |
価格(2) | 20ポコ |
概要・生態
ピクミン1では最終ステージ「最後の試練」の最奥に潜んでおり、事実上のラスボス扱いである。他の生物と比べ圧倒的な大きさ、体力を誇る。
最後の宇宙船パーツであるへそくり金庫を食べてしまっている。へそくり金庫は回収しなくても一応エンディングを迎えることが出来るが真エンディングを迎えるためには回収しなければならない。
続編の2でも登場するが、1の時と比べると小さい個体で大幅に弱化している。
おそらく1で登場したのは、齢を重ね成熟した個体であったのだろう。
生態は1、2どちらでもほぼ共通であり、イヌムシ科で最大の生物。
普段は目又は背中以外を地中に埋めて隠れているが、獲物が近くを通ると身体を起こし、粘着性の舌で絡め取って食べる。
食物連鎖の頂点に立つ生き物であり、巨体を生かし単独行動で狩りをするイヌムシ科最大最強の生物。劇中では、一匹一匹では弱いが集団で協力することにより生存競争を生き抜こうとするピクミンの対極に位置する生物であり、アンチテーゼ。またオリマーの冒険に対する集大成として描かれている。
背中の皮膚は盛り上がって角質化しており岩のようになっている為、他のチャッピー系と異なり背中への攻撃は無効である。なので背後を取り優位に立ち回ることは不可能で、危険な真正面から戦いを挑まなければならない。
長年生きている個体の背中には苔やキノコ(デメマダラダケ)が生え、もはや大きな岩にしか見えない。
ルーイメモによると、タンをシチューにすると絶品らしい。
攻略法
ピクミン
上述のように舌を使ってピクミンを食べたりジャンプをして踏み潰すのが主な攻撃手段。
どちらも迂闊に攻撃を食らうと一気に大量のピクミンを失う事も珍しくない。後者に至っては凄まじい攻撃力でオリマーが食らうと最大体力の半分のダメージを受けるため二発でも食らえば敗北となる。
顔面が弱点であるが、反撃を受けてしまうことがままあるので、バクダン岩を食べさせ気絶している間に攻撃するのが良い。
この時黄ピクミンも一緒に食べられると犠牲が出る上、気絶時間が短くなってしまう為タイミングがシビアである。
また、体力が多いので下手すると日没による時間切れでドローに持ち込まれる場合もある。
その為かなりの強敵であり長期戦を覚悟しなければならない。
ちなみに、移植版である「Wiiであそぶ ピクミン」では笛を吹いて黄ピクミンが持っているバクダン岩を置かせる技が修正されてできなくなっているため、犠牲を出さずに倒すのがさらに難しくなっている。タイミングを計って黄ピクミンを投げるか、犠牲を出して倒すかはプレイヤーの判断に委ねられる。
反面体力は大幅に下げられており、投げた際の高さが調整されて赤・青ピクミンでも容易に顔まで届くようになったため、やろうと思えば黄ピクミン抜きで倒すこともできる。
ピクミン2
デメマダラの王国、混沌の魔窟、百戦錬磨の穴、デメマダラの巣窟(チャレンジモード)で登場。地上マップでは登場しない。
前作と比べると若い個体なのか、背中のデメマダラダケも無くなり体が小柄になっており弱体化している。
大ジャンプはしなくなり、雄叫びをするようになったが、ピクミンを混乱させたり、他のダイオウデメマダラを呼び出すなどかなり厄介。
背中への攻撃が無効なのは変わらないのだが、紫ピクミン・白ピクミンやゲキカラスプレー・ゲキニガスプレーなどの優秀な攻撃手段の増加で撃破は容易である。代わりに「デメマダラの王国」以外では複数匹登場する。しかし、「混沌の魔窟」と「デメマダラの巣窟」(チャレンジモード)では、バクダン岩が出現するので、これを食わせると、犠牲を出さずに容易に倒せる。このほかにも地中にいる間に目と目の間に紫ピクミンを連続で投げると瞬殺できるという裏技も存在する。
大幅に弱体化しているもは言え曲がりなりにも元ラスボスなだけあって新要素やバクダン岩なしで戦うとそこそこ強いので、舐めてかかると苦戦を強いられる。
Hey!ピクミン
巨大な個体が終盤のボスとして再登場している。
初代と同様にバクダン岩を食べさせて気絶させた隙を付いて攻撃する戦い方であり基本的な行動は同じ。
ただし踏み付けや雄叫びは削除されており、代わりにヒトクチパンモドキやムシスズメを呼び出すようになった。
余談だが、3にて降板した原生生物の中では唯一今作にて再登場を果たした生物である。
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この先ピクミン4のネタバレ注意
『4』にてコウテイデメマダラと呼ばれる巨大な長寿個体が登場。『1』と『Hey!』に登場した巨大な個体は実はコウテイデメマダラだったと見て間違いなさそうだ。