分類・概要
和名 | スソビロボンオドリツユハライ |
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分類 | ダマグモ科 |
生態
とこなぎの浜辺の洞窟「スクラップディスコ」の最下層に生息しているダマグモ科の一種。
球体部分に怪しげな光を放つ水玉模様が付いているが、これはダマグモ科の中では珍しく分かりやすい「眼」であり、これら19個もの「光電センサー」で獲物の位置を正確に把握しているらしい。
そうして光りながら暗所高くに位置する姿はディスコのミラーボールそのもので、脚もケーブルじみたゴム状の被膜が不揃いに覆う。
実際体表部は全て固い無機物らしく、当のオリマーもこれが本当に生物の解説なのか疑問に思っているが、一応内臓の一部には有機物が残っている模様。
普段は頭を下に、四本の足から出した糸で天井や枝にぶら下がっているが、球体にピクミンを投げつけてみるとスピンでピクミンを振り払い、地上に降りてきて活動開始。
途端にやたらノリノリな専用BGMが流れる中戦う事になるが、全てのSEは動きと100%シンクロしており、本種による(ある種の)鳴き声である可能性が高い。
事実、氷ピクミンやアイスバクダンで凍らせるとBGMは突如停止し、ボス戦用のBGMが鳴らない筈の生物図鑑画面においても同じく鳴っている。
基本的な攻撃方法は、やや大柄な以外普通のダマグモと変わらないが、少しすると足を止め、第一関節の裏側から赤紫色のガスを真下に噴射。
コレには吸い込んだ獲物の脳に作用し、一時的に行動を乗っ取る化学物質が含まれており、喰らったピクミンは混乱してヤツの周囲を飛び跳ね始め、笛を吹いても呼び戻すことが出来なくなる。
更にガス噴射後は球体部分の光が青白⇒黄色に変わり、足踏みの速度(と共にBGMの激しさも)が上がる。
さらに体力が減っていくと、再びガスを噴射したあと球体部分の光が黄色⇒赤に変わりテンションも最高潮、脚の速度が更に速くなり、最後はフィナーレと言わんばかりに2本足で全力の踏みつけを行ってくる。
そうして、生き物がなす術なく足元付近を跳ね回りながら踏み潰される様相は「地獄のダンス」とまでと言われている模様。
ただ大きな踏みつけの後は少し隙ができるほか、球体の色が赤だった時は青に戻り、混乱したピクミンも衝撃で元に戻る。その後はまた加速を繰り返していき、赤い状態でフィナーレの踏みつけを行うの繰り返しとなる。
また、一度の攻撃パターン中に多くダメージを与えると、大きな踏みつけの際に体制を崩し、間の抜けたような感じになったBGMと共に長めの隙を晒してくれる。
倒すと他のダマグモのように頭部は割れず、レゲエホーンの断末魔をあげた後に「パァン!」と小気味良い音を立てて跡形もなく破裂。残った脚も即蒸発して無くなる。ヤツは散り様までパリピであった。
ルーイメモによると、「筋だらけで歯に引っかかる。こげたビニールや金属のにおいがする」とのことで、他のダマグモ科と同じく食えたものではないようだ。それでも口には入れたのか・・・
余談
名前のインフェルノは、名曲ディスコ・インフェルノから取られたものではないかと言われている。
生息地のディスコという名前、その派手な見た目からパリピダマグモなんて呼ばれることも。
また、和名や体格、脚が速くなるという点でゾウノアシとの共通点が多い。
ダマグモインフェルノ含むダマグモ科は倒すと死骸が残らないのだが、ダマグモインフェルノは内臓に有機物が残っているのが判明している。
「2」のゾウノアシの生物図鑑で「凍らせてはどうだろう?」とあり、「4」では生物を凍らせることができるため、凍らせて解剖した可能性が高い。