分類
通称 | ダマグモ |
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和名 | アシナガモクメツユハライ |
学名 | Pseudoarachnia armoralis |
科目 | ダマグモ科 |
脚幅 | 240mm |
解説
四本の足とその中央でぶら下がっているような球状の胴体が特徴の虫らしき生物。
ピクミン達が下を通ると頭上から降って来て、ピクミン達を足で潰そうとしてくる。
名前にクモとついてはいるが、クモ類とは全くの別の科。
脚につられるように下がる球状部分に殆どの器官が集まっており、外からは頭部や腹部に当たる部分が見当たらない。甲殻表面から分泌するロウで風変わりな模様とつやがある。
多くの原生生物がピクミンを獲物として襲うのに対して、ダマグモは何を栄養源としているのかも不明(ただし、ピクミン1当時からペレットを食料としている可能性が作中で明示されている)であるため、ピクミンを襲う理由もよく分からない(ただし、近縁種のケダマグモは縄張りを守るために襲いかかることが明かされている)。
また、他のダマグモ科の説明から性格は穏やかで、天敵もいない、外殻はケイ素でできている、内臓は軟質重金属、死亡すると爆発や気化熱によって内臓が溶けてしまうなどがわかっている。
更に生物であるのかも不明であり機械の可能性も有り得るといえよう。
胴体にほとんどの器官が詰まっており、そこが唯一の急所となっている。逆に脚には一切ダメージが通らない。
黄ピクミン以外は届きそうもない部分にその急所が存在するのだが、たまに他のピクミン達でも届く高さまで胴体を降ろす時がある為、黄ピクミン以外で倒せないという訳ではない。
生命活動を停止すると身体が崩れてしまうために栄養とする事はできないが、その体内にペレットやお宝を隠し持っている事があり、倒した時に胴体がくす玉のように割れて中身が出てくる。
ピクミン1では樹海のヘソのボスのポジションであり、ラスボスに相当するダイオウデメマダラを除けば唯一専用のボスBGMがある生物でもある。また、ドルフィン号のパーツと共にペレットを出す事から、ダマグモが生物として何を食料としている可能性があるか、この頃から可能性として仄めかされている。
ピクミン2では地下マップのクモの根城のボスとして登場する他、地上マップでもまどいの水源で31日目以降にクマチャッピーと共に出現。
攻略法
上述のように胴体が弱点だが下手に近付くと脚で潰される事になるため、スティックなどを使いながらピクミンを誘導することが犠牲を減らすポイントである。
また大量のピクミンで攻めるよりも少数で攻めた方が被害が少なくなる場合もある。
しかし、ピクミンは放っておくと脚に攻撃しようとするため、そのまま踏み潰されるというケースも多く慣れない内は慌てやすい敵である。
余談
現実世界においても六本木ヒルズ辺りで確認されたとかされていないとか……
2ではダマグモの近似種としてダマグモキャノンやゾウノアシが登場するが、これらも同様にトラウマとしている人も多いだろう。
ちなみに、原生生物をあらゆる方法で食してきたルーイが記すルーイメモに「食べられない」と明確に記入されている数少ない生物でもある。あの食欲の権化で以てすら調理不可能とは・・・(そもそもダマグモ科は全員食用に適さない模様)
海外版では食べられない理由が『有毒であり食べるとしばらく身悶えを起こし笑いが止まらなくなる』かららしい。
意外にも登場作品は今の所1と2の2作品のみ。1の生物の中で4に登場しなかったのは他にはミズモチのみである。恐らくバランス調整のために、ロウの分泌された体を持ちピクミンが脚にしがみつけない本種よりも、ハゲダマグモの実装を優先したためと思われる。