概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』、世界の理(ルール)「霊魂」を司るUMA。
外見
一般的に想像する「ゴースト」と同じく、半透明で透過性を有し、ユラユラと揺らめいてる身体。
コアフォーム
フェーズ1
ボロ布を被り、ツギハギだらけな体をした巨大な幽霊。容貌は不鮮明な目にギザ歯をしたオバケ顔。
フェーズ2
UMAゴーストにおけるフェーズ2は特殊で、その時々で外見が異なる。詳細は下記の【能力】を参照。
UMA像
取り憑く性質を有するためか利己的な性格をしており、主食「人間の霊魂」を得られる側へあっさり寄り付くUMA(因みに熟した魂ほど美味しいらしい)。単純な性格をしてる風に思えるが、フェーズ2へ成長する条件「人間に取り憑く」のため陰湿な一面もある。
能力
「霊魂」を司るUMAゆえに、基本的に体は霊体。一般的に想像する「ゴースト」と同じく、半透明で透過性を有した体で天井や地面などをすり抜ける。このため物理的な攻撃や能力は無効化される。
コアフォームでは人に取り憑く事は出来ず、(肉体的に)死んだ人間の霊魂をちまちま食べる事で力を蓄えフェーズ1へ成長する。また現実世界のものには関与できない状態。
フェーズ1では、基本的にコアフォームと同じく現実世界のものに関与できない状態。だが、自我が揺らいでいる人間へ取り憑く事ができ、徐々に精神を蝕み乗っ取る事でフェーズ2に移行する。
UMAゴーストにおけるフェーズ2とは、自我が崩壊した人間を乗っ取った状態を指す。この段階になって初めて現実に関与できる能力を発揮できる(つまり霊体から実体を得た状態)。例として、人間の霊魂を直接に狩り取る鎌を作り、手足だけの霊魂部分を切り取るといった実現力を発揮できる。
このフェーズ2まで成長しないと、UMAゴーストを倒す術は現状存在しない。また霊体と実体を自在に切り替えできる為、単独での討伐は困難でもある。
UMAゴーストと「魂」の理(ルール)
「霊魂」を司るUMAゴーストと「魂」の理(ルール)は密接に関わり、作中の描写を整理すると、元々は「魂魄(たましい)」たる概念があったのをUMAゴーストが追加される事で活用領域が広がり、より自覚・運用などが強まったと考察される。
UMAゴーストの追加前後にある顕著な例として―
死の定義
幽体(たましい)の自認
関連項目
世界(アンデラ) 理(ルール) 課題(クエスト) UMA(ユーマ)