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ヤタノワスレイヌの編集履歴

2023-08-02 09:54:26 バージョン

ヤタノワスレイヌ

おいていかれたわんちゃん

ピクミン4のネタバレ注意!!!

この記事はピクミン4の最大のネタバレ要素を含んでいます















分類

通称ヤタノワスレイヌ
和名イヌガミノツカハシメ
学名Deicanis perditum
科目?科

概要

デカイ犬

「追憶の原生林」の最奥部にある洞窟「王の穴」をねぐらにしていた原生生物。

見た目からして宇宙犬であることは間違い無く、オリマーの見立てでもオッチン及びモスとは遺伝子が99.9%類似している事から、この老犬こそ共通の祖先たる古代種という可能性が提唱されている。

本作のラスボスであり、犬と共に旅する本作のテーマに相応しい。


しかし体躯はオッチンやモスの8倍はあろう巨体であり、そのサイズはコウテイデメマダラにも匹敵する。

宇宙犬であるため突進や噛みつきといったオッチンと同様の攻撃が可能であり、それらをこの巨躯で行うだけでも十分な破壊力を有するが、加えて後述する驚異の能力までも有している。


モスから回収されたルーイの日誌で存在が示唆され、オッチンの葉っぱ犬化の治療のために必要な細胞サンプルの持ち主として救助隊により捜索されていたが、主人公が見つけたその場にはルーイが先にいた。


そしてルーイがいつの間にか手なずけていたヤタノワスレイヌに乗ってけしかけると、その眼光がまるで夜の原生生物のように赤く染まる。

オッチンの治療と全遭難者救助のため、主人公達は最後の戦いに挑む。


戦闘

全身がモフモフの分厚い体毛によって覆われている為、そのままではピクミンの攻撃は通じない。

しかし尻尾に重さ15匹分のピクミンを取り付かせると、条件反射的に取ろうとしてバランスを崩しひっくり返る。すると毛の薄いお腹が露になるので、そこへ一気に攻撃するのが攻略方法。


通常のピクミンなら15匹要するところ、紫ピクミンなら2匹で済み、大幅な時間短縮が可能となるので活用すると良い。


そして驚くべきことに、ヤタノワスレイヌは複数の属性エネルギーを使いこなす

複数の武器を背負った2のラスボス、小型の分身体を介していた3のラスボスと違い、生身かつ単身で幾つもの属性を切り替えて闘うのである。


その一方で2のラスボスのように複数属性を頻繁に切り替えたり、3のラスボスのように複数属性を同時に放つことはなく、HPが無くなる度に形態が変化し、それに合わせて攻撃属性が変わる形となっている。

ゆえに特定のピクミンまたは耐性装備の有無で、対処難易度が大きく変動する。水や水晶、毒などは扱ってこないので、青、岩、白は正直出番がない。


またこれまで最強伝説を築き上げてきた氷ピクミンはコイツのみ恒温動物である影響か凍らせても一瞬で元に戻る為まるで意味がない、今回限りは休ませよう。


なお、戦闘中に地上へ帰還した場合、再度降りると既に攻略済の形態は飛ばされるため、形態ごとに適したピクミンの編成に変えて挑むことができる。逆に時間を巻き戻すと巻き戻し地点によっては形態ごと戻ってしまう可能性がある。


事前に知らされる王の穴のおすすめピクミンの青、紫、白で挑むとどの属性も耐性がなく、非常に厄介な毛玉を壊せなくなる為非常に厳しい戦いを強いられる。

幸いにも19階では赤、青、黄色とランダムニ枠のポンガシグサが計五つあるので活用しよう。...まあ青は使わないし、出番が全く無い白のポンガシグサが出ることもあるけど。


  • 第1形態

最初は素のまま。つまり無属性。

この状態ではオッチン達のようにボディプレスとそれに伴う落石、突進を行う。

突進にピクミンが巻き込まれると捕食される。


  • 第2形態

全身が氷ピクミンの如く水色になり、氷属性を扱う。霜を纏った毛玉や氷ブレスを発射する。

また、上記のように元々氷状態に強い性質を持っているヤタノワスレイヌだが、この形態では冷気に強くなり一瞬の凍結すらしなくなる。

毛玉に当たっても即死はしないが、巻き込まれて転がされてしまう。


  • 第3形態

全身が黄ピクミンの如く黄色くなり、雷属性を扱う。電気を放ちながら回転する毛玉を放ち、さらに咆哮で雷撃を起こす。

毛玉から放たれる電気は縄跳びよろしくオッチンのジャンプで飛び越えることができるが、本体がダウンしても毛玉は消えず次々と増えていくため、放置していると弾幕シューティングもかくやという濃密な大縄跳びが形成されてしまう。


上記仕様を利用して黄ピクミン+電気耐性付きのオッチンとプレイヤーで攻略する際は特に気にする必要はないが、ヒカリピクミンや黄ピクミンで攻撃することで破壊可能。通しで攻略する際は適宜数を減らしておくと良い。


  • 第4形態

全身が赤ピクミンの如く赤くなり、炎属性を扱う。

火炎が当たると連動放射を起こす毛玉を先に放ち、その上で火炎ブレスや自らの周囲への放射火炎を放つ。

明らかに連携を前提とした攻撃パターンであり、本種の賢さがうかがえる。第3形態と異なりボスが動き回らないため毛玉の対処は比較的容易である。


ただし、第3形態の電気毛玉同様毛玉から放たれたものも含めて放射は飛び越えることが可能。

また、電気毛玉と異なり放射と同時に毛玉が燃え尽きてそれ以上機能することはなくなる。

これまた電気毛玉と同じく赤ピクミンやヒカリピクミンなら攻撃して破壊することは可能だが、操作精度に自信があるなら放置するか、敢えて火炎ブレスを当てて処理しても良い。


  • 最終形態

全身がヒカリピクミンの如く緑色に光った最後に扱うのは、なんと即死属性。

もう一度言う、ドドロと同じ赤黒い靄を湛える即死属性である。

体躯が緑色に染まるので一見毒に見えるが、白ピクミンでもヒカリピクミンでも当たれば問答無用で死んでしまう。


しかも羽ピクミンの如く、耳で羽ばたいて飛行する。本当に犬か?

地上に毛玉を放って複数の即死エリアを発生させ、さらに空中から即死ブレスを放つ。

即死エリアをかいくぐっての戦闘になるが、厄介なことにブレス後に接近しているとこちらの体勢を崩す咆哮を発することがある。

ピクミン4の咆哮はオッチンもパニックになるので、オッチンに乗った状態で咆哮をもらうとオッチンとピクミン達がパニック&振り落とされた主人公が転倒して行動不能の二重デバフで大混乱のピクミン達を呼び戻せなくなる。


これと前述の即死エリアとのコンボが非常に凶悪で、咆哮で操作を封じられている間にピクミン達が即死エリアに触れて壊滅という事故が起きる。

ブレスを放っている際に尻尾へピクミンを取りつかせればダウンさせることが可能なのだが。ダメージを負うとブレス直後に確定で上記咆哮をシームレスに放つようになる。


一応主人公は咆哮が効かないのでオッチンに乗っていなければ即座にピクミンを呼び戻して対処する事ができるが、オッチンに乗らないと即死ゾーンの間をくぐれないというジレンマが発生している。


結末

主人公とオッチン、ピクミン達による総力を結集した戦いの末、ヤタノワスレイヌは沈静化。

ダウンしたはずみで己の首輪とルーイを落っことし、戦意を喪失したのか一目散に逃げていった。


首輪に残された毛などでも十分な細胞サンプルが取れるため、主人公はそれ以上追うことはせず、首輪(と気絶したルーイ)を回収して王の穴を離脱した。


そしてオッチンが無事治療され、救助隊が去った惑星。

モスを新たなリーダーとして再スタートをきったピクミンたちの元に、敵意のない様子でドスドスとやってくるヤタノワスレイヌの姿があった。


余談

この一件によって『虫の王』のセールストークが真実味を帯びてしまった。


生物図鑑では第1形態の姿で登録されるが、イメトレで撃破するとちゃんと次の形態に姿を変える。

他の生物の項目に移動してしまうと第1形態にリセットされるので、後の段階ほど図鑑のフォーマットで見るには手間がかかるのが難点か。


「八咫の(=大きな)忘れ犬」という名前から、元々は飼い主がいたが事情により惑星に置いていかれた、もしくは飼い主が原生生物に襲われて死亡した可能性が存在する。

そして主人公やオリマーと比べると規格外の巨体だが、同じく規格外の大きさである惑星の自然・人工環境とはスケールが合致する。


オリマー自身も「何らかの理由で、オッチンの祖先となる犬がこの惑星から出ていったと考えられる。過去に、宇宙へ飛び出せるほどの文明を持った知的生命体がいたのかもしれない」「思いもよらない事実が隠されているのかも」と述べている。

そして、この惑星から不自然に消えている巨大な存在といえば……。


ちなみに王の穴には近くに犬の餌皿がお宝として置いてある。意味深なお宝の配置だが関連性は不明。


ルーイメモには「極上の乗り心地。連れて帰りたい。」、お宝の「キズナの首飾り」では「あの犬、乗り心地良かった。」と書かれている。流石のルーイも犬を食べようとはならなかった様で、ある種の愛着も沸いていたようだ。


関連タグ

ピクミン歴代ラスボス


ピクミン4 ラスボス 

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