概要
アニメ第82話『合体ロボ・リョウリガーZ!』に登場したロボット。名前の由来は言わずもがな『マジンガーZ』である。
ププビレッジで料理の苦手な男性住民の奮闘する姿に目をつけたカスタマによる発言がきっかけで、デデデが「フードプロセッサーという形で村人にパーツを購入させる」という手段を用いて、自身は懐を痛めずに手に入れた戦闘マシンである。
操縦式ロボットであるため魔獣ではないものの、ホーリーナイトメア社が絡んでいるせいかそれに近い性能を持っている。
フードプロセッサーという建前があるため、各パーツすべてに調理機能が搭載されている。
ただし、大掛かりなマシンの割にそれぞれが出来ることはそれほど多くなく、調理慣れしている住民からは呆れられて然るべきものであった(便利だと思っていたのは、料理慣れしていない=料理のことを全く知らない人々のみ)。因みにかの迷言「すっげえキモいデザインだな!」は、このパーツの1つのことを指したトッコリの第一声である。
本編にて
「フードプロセッサーを使った料理大会」という形で、住民たちに買わせたパーツを1ヶ所に集めることがデデデの目的であり、全てのパーツが集まるや否や、さっそく付属リモコンを操作してパーツを合体させ、マシンを奪い取った。
戦闘機能としては、主に単純な打撃がメインとなるが、調理機能を応用することで吸い込んだ食べ物を放出させ、それを囮にするという戦術が可能なため、食いしん坊のカービィにとっては相性の悪い相手である(冷静に考えれば吸い込みながら戦えばいいのだが、本作のカービィは年齢的に非常に若いため冷静に対処法を考えることまで思い至らず、この戦法にまんまと引っかかり天敵のような存在となっていた)。
しかし、大会に出た男性住民がフードプロセッサーの取扱説明書にロボットを倒すヒントがないか見て調べた結果、火花を元にメタナイトの機転によって剣で指しパーツの一部をショートさせ、カービィはその漏電したエネルギーを吸い込むことでスパークカービィに変身する。
そして、スパークカービィがマシンの内部に入って放電したことで誤作動したマシンは、デデデとエスカルゴンが搭乗している操縦席に搭載されていた、フードプロセッサーの電子レンジ機能を暴発させた。その後、閉じ込められた彼らは皮肉にも入っていた野菜共々温められ、自分たちが料理されたような結末となった。
余談・備考
値段は8万9500×12コで、107万4000デデンである。
忘れがちだが、カービィとトッコリのペアも料理大会に出る為に購入したのだが、2人とも一切の金銭は無い。一体何処から収入を得て購入したのだろうか?
関連タグ
星のカービィ(アニメ) エスカルゴン デデデ カービィ ホーリーナイトメア社 マジンガーZ
全自動卵割り機、グルメスパイザー・・・便利な調理器具に見えて実際はあまり役に立たない繋がり。前者はマヨネーズ工場で使われている。