花谷麻妃

はなたにまき

日本の女性歌手、女性声優。アイドルグループ「Fullfull☆Pocket」の元メンバー。

概要

2002年 3月16日生まれ、兵庫県出身。スペースクラフト→フリーを経て2022年8月15日からスタイルキューブ所属。

2014年 10月29日より、アイドルグループ・からっと☆の新メンバーとして途中加入し、2015年 6月7日の解散まで参加。

同年8月29日、グループのメンバー4人と共に、新たなグループ・Fullfull☆Pocketを結成し、声優活動に専念する事に伴う2017年 3月18日のグループ卒業まで参加。

2016年 4月27日、アニメ『くまみこ』のOPだって、ギュってして。でソロデビューを果たし、同作よりアニメ声優としてのキャリアをスタートし、2019年より徐々に活動が本格になっている。

人物像

10代にして、組み立てPCの制作やDTMなどを趣味としており、中学時代よりVOCALOIDを用いて自作の曲を作ったり、父親とはしばしば秋葉原のボークスやラジオ会館に通い詰めたりしている。

また、父親や兄の影響から、戦車や歴史、自衛隊にも強い関心を持ち、幼少期より自衛隊の訓練や演習などを見学させてもらっていたほどであった。芸能活動でも、ミリオタ向けのコンテンツに出演したり、自衛隊のイベントにゲスト出演したりするなどミリタリー関連の仕事をこなすこともある。

この自衛隊好きが高じて、中学時代より「いつか自衛隊員になったとき役立つかも」という動機から部活動で剣道に打ち込み、2年生にして初段で大将を務め、現在は二段に昇格している。

同じく父親に触発されて、昭和時代の歌謡曲や音楽を愛聴しており、その影響で中学時代よりギターの弾き語りも始めている。

また、映画・アニメ鑑賞やゲームなどの趣味を通じて、アニメやゲームに登場する美少女キャラが好きであり、中学時代に受けたインタビューによると、話が合うのが一部のアニメ好きの男子のみで、女子同士で話す恋愛話にはついていけないほどであった。

その他にも趣味として、花札、歌うこと、音楽、クマグッズ集めなどを挙げている。

遊佐こずえ役に関するエピソード

2019年に行われた第8回シンデレラガール総選挙にて、こずえが第4位（キュート属性アイドル内第1位）に選ばれたことによるキャスティングで、同年8月16日より彼女のCVを担当することが発表され、2019年11月時点で最年少のデレマス声優ならぬアイマスガール(声優)となった(※)その後、アイマス声優としての最年少は2021年に同じく2002年の11月生まれである伊瀬結陸(天峰秀役)に更新されているも、女性という括りで見れば最年少であったが、それも2005年生まれの原涼子(望月聖役)に更新された。

同年11月11日に放送された伊福部崇のラジオのラジオにゲスト出演した際に語ったところによると、こずえ役の抜擢が正式に決まったのはCV発表の直近のことであった。

花谷自身、元々シンデレラガールズが好きだったこともあり、一ファンとして、こずえ役のオーディションを受けることにした。

しかし、そのオーディションの合格通知が来たのが、高校のホームルームの時間の最中だったため、ホームルーム中にもかかわらず涙が止まらなくなってしまった。クラスメイトからは涙を流した理由を聞かれたものの、公表前でオーディションのことを話すことができなかったため、「目にゴミが入った」とその場はごまかした。当初は合格したことが信じられず、「寝たらこの夢が覚めちゃうんじゃないか」と思って寝れなくなってしまうほどであり、その日は結局寝てしまったものの、起きてメールを確認したところ、合格通知が夢でなく現実であることを痛感して、再び涙が止まらなかったという。

なお、発表前はひどく緊張しており、既存のキャラクターのイメージからそれぞれのがそれぞれ脳内ぷろでゅーさーでこずえの声のイメージを作っていると思っていたため、自分の演技がぷろでゅーさーのイメージに合ったものになっているかどうか不安に感じていたが、ラジオのインタビューの最後には、温かく見守ってくれているぷろでゅーさーや周囲の熱い応援や支えについて強い感謝の念を示している。

CINDERELLA_PARTY!では、洲崎綾から｢花ちゃん｣というあだ名を命名され、シンデレラガールズ各声優陣やぷろでゅーさーたちにも定着した感がある。