二重スパイ
にじゅうすぱい
主に偵察や諜報を命じられた側の諜報員として振る舞いながら、逆にその雇い主である人物・組織の情報を探る人物及びその活動を指す。
概要
創作なども含めて、元々の潜入先の敵勢力に調略されてそちら側に寝返ってしまうというケースも多い(孫子の兵法でいう「反間」)。
そこから転じて、相手側を欺くために味方を裏切る演技をする場合でも用いられている模様。
ちなみにフィクションによくある『三重スパイ(本国→敵国A→敵国B)』は現実ではありえないものらしい。
現実の二重・三重スパイの例
該当するキャラクター(※いずれもネタバレ注意⚠︎)
- メタナイト卿、ナックルジョー(『星のカービィ』)
- イザヤール(『ドラゴンクエストⅨ』)
- 栗坊(『トリコ』)
- うちはイタチ、薬師カブト(『NARUTO』)
- セブルス・スネイプ(『ハリー・ポッターシリーズ』)
- EVA(『MGS3』)
- 加持リョウジ(『新世紀エヴァンゲリオン』)⋯正確には日本政府とゼーレとNERVの三重スパイ
- ホークス(『僕のヒーローアカデミア』)
- ガジル・レッドフォックス(『FAIRY TAIL』)
- あさぎりゲン(『Dr.STONE』)
- 八千代命(『RELEASE_THE_SPYCE』)
- 立原道造(『文豪ストレイドッグス』)※猟犬部隊の潜入捜査官であり、自身の能力も封じて、ポート・マフィアに潜入していた。真の黒幕を倒すために森鴎外の命によりポート・マフィアの二重スパイとなる。