ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ヴェイル(ファイアーエムブレム)の編集履歴

2023-09-04 21:36:26 バージョン

ヴェイル(ファイアーエムブレム)

ゔぇいる

「ファイアーエムブレム エンゲージ」の登場人物

プロフィール

性別
誕生日9月12日
身長158cm
個人スキル邪竜の救済(隣接している味方が与えるダメージ+1、受けるダメージ-3)
初期兵種邪竜ノ娘
好きなもの激辛、散歩、読書、花、遊び、蠟燭の明かり、きょうだい
苦手なもの高級品、強い香りのもの、悪い夢、甘いもの、明るいもの
趣味人助け、仲間との交流
特技精巧な異形兵を作ること
軍の中で一番痛みに強い
称号優しき竜
CV上田麗奈

概要

素性不明の謎の女性。

フィレネ王国のフルルの風車村にて、異形兵に襲われかけていたリュールを魔法により助けた。その後も、ふとした折にリュールの前に姿を見せ、次第に二人は友達となる。


瞳の色は紫。白と黒の交じる髪は、地面に着く程長く伸びている。羽毛のようなデザインの冠とドレス、また首輪と足枷のようなものを身に着けている。


どうやら誰かを探して旅をしているようだが……?



































この先には10章及び17章までのネタバレが掲載されています。























闇ヴェ

「自己紹介がまだでしたね。私はソンブルの娘にして邪竜族の、第一王女…」

「『ヴェイル』と申します。以後お見知りおきを。」



その正体は本作のラスボス・邪竜ソンブルの娘にして邪竜族の第一王女。

リュールの母・ルミエルを殺害した張本人である黒いベールを覆っていた人物の正体でもある。

ルミエル殺害後、神竜王城で回収された『竜の時水晶』も元は彼女の所持物で、この力を使ってリュールの背後に回り込んだり、紋章士の指輪を全て奪ってしまうなどの動きも見せた(後に時水晶はゼルコバに奪還され、リュールの手元に戻る)。

父親の命の元、リュール達に四狗と紋章士達を差し向け、撤退に追い込む。

ソンブルに喰われたハイアシンスを見て、そのの前で大笑いするなど、いかにも邪竜といった残忍酷薄な性格。


本来の性格は邪竜から誕生したとは思えないほど心優しく、残虐行為を行う事にかなりの嫌悪感を抱いている。

しかしこの様な性格から父であるソンブルからは「欠陥品」呼ばわりされ、更にはソンブル直属の配下・四狗の一人であるセピアにより凶暴な人格を生み出されてしまった。

本来の人格が表出している時は紫色の目をしているが、先述の別人格が出ている場合は目の色が赤い。


15章にて本来の人格でリュール達神竜一行の前に再度姿を現すが、二重人格と化しているとは知らないリュール達から謂れのない罵声を浴びせられてしまう。

またしても何も知らないヴェイルちゃん


17章にて、セピアから『もう一人の自分』の存在と、今まで止めようとしていた父の悪行に加担していたことを知った。そして再び竜の衝動を強められ、紋章士マルスと共にリュール達を殺そうとする。

戦闘後正気に戻ったヴェイルは、悪人格のままであることを装って『聖騎士の指輪』をリュールに返した。




この先には20章終了以降の更なるネタバレが掲載されています。
























本作の主人公であるリュールもソンブルの御子にしてヴェイルの実の兄(姉)である事が判明する。

またモーヴの口から、ヴェイルは千年前の戦できょうだいを失い、その後母親も失って、数百年前に信徒に保護されるまでずっと孤独に生きてきたことが明かされる。


21章で、本来の人格が二度と出てこないように、セピアにより衝動を増幅させる魔道具を装着させられ、神竜王城にて再度神竜一行と剣を交える事になってしまう。




この先には21章終了以降の更なるネタバレが掲載されています。

























「ヒビが入っているのなら、壊せる!」

「消えるのはわたしじゃない…あなたよ!」


正気に戻ったヴェイルはソンブルに始末されそうになるが、リュールがそれを庇って死亡。その際、お守りの赤い竜石が砕け、リュールこそが探していたきょうだいであったことを知る。

ソンブルは十二の指輪の力を使ってグラドロンの地を復活させる。そしてその強まった力で、ヴェイルの洗脳は完全なものとなった。本来の人格の彼女は、リュールと同じく死後の世界のような場所に精神体として送られてしまう。

一時はすべてを諦め「ねえ、一緒に眠ろう?どうせこの世界はもう滅んじゃうよ。」と提案するほどであったが、リュールの説得を受け、「世界を救う竜になりたい」という夢を叶えるためにもう一度抵抗することを決意して復活。

悪人格に歯向かい、マロンの決死の攻撃を受けて脆くなっていた魔法具を自力で壊し、悪人格を完全に消滅させることに成功する。死の間際に悪人格は必死に父を呼んでいたが、当然彼が助けに来ることは無かった。


そしてリュールを異形兵として蘇らせ、以後は仲間として共に戦う。


人物像(ネタバレ注意)

表人格

「わたしは邪竜…それでも!」

口調は穏やかで、心優しい性格。一人称は「わたし」。

両親の事はそれぞれ「パパ」「ママ」と呼んでいる。

本編でも悪の人格の事を知る以前から父親の暴挙を止めたいと四狗達に相談していたり、モーヴ、ディアマンドアイビーアルフレッドとの支援会話ではこれまでの贖罪の為に、自分に何かできる事がないかを模索している。


また、悪の人格が甘党・辛い物嫌いなのに対し本来の人格はかなりの辛い物好き。アイビーとの支援会話では償いとして激辛料理を食べていたのだが、本来の人格が辛党であったためか、全く償いとして成立しない有様になってしまったイルシオン王族の面々は悪の人格の方しか知らず、尚且つ先述通りの味覚であると認識していた為、本来の主人格が辛党であるのを把握していなかった)。

また、ディアマンドとの支援会話では大量の激辛料理を作っていた。

…とこの様に、激辛料理推しはかなりの筋金入りであり自身の支援会話の大半には激辛関係が入り込んでくるほど。


「邪竜の娘」という自身の出自に思う所がある様で、オルテンシアが「自分が邪竜だったら、その力で大切な人を守れた筈(要約)」と言った時には、「邪竜として生を受けてもいいことなんて何一つとしてない。生きているだけで殺されかけるから(要約)」と言っていたりもする。

実際彼女の母親は普通の魔竜族だったが、邪竜と交わりを持ったからという理由で人間に迫害され殺されてしまったらしい。

加え彼女は竜族である以上周囲より老けにくい為、それで気味悪がられてしまった事もあったという。

上記の辛い経験から、邪竜の生まれである事に後ろめたさを感じている。

パンドロとの支援では、「自分なんて信仰しないほうがいい」とさえ言っている。


高級品も苦手としている。

これは自分が邪竜信仰国のイルシオンにいた頃、信徒達が欲望を叶えてもらう為に延々と高価な物を供え続けられた事が理由。

加えて彼女は自分の出自を快く思ってない為、それも相まってか苦手意識が強まったのだと推測できる。


悪人格

「欠陥品め!」

落ち着いている声色をしているが、本質は慇懃無礼そのもの。一人称は「私」。

父ソンブルを「お父様」と呼んでいる。

異形兵ハイアシンスを「自信作」と評したり、そのハイアシンスをアイビーとオルテンシアに差し向ける事を「こんなに楽しい事」と言う、フルルの港の凄惨な光景を「燃える前なんかよりずっと綺麗」と言う、心優しい本来のヴェイルを思うモーヴに「先に殺してあげます。向こうで貴方の主に会えるといいですね」と煽るなど、頗る不謹慎な性格をしている。

表人格と仲間との支援会話によると、表人格とは対照的にかなりの甘党であることが明かされる。

また兄弟姉妹に至ってはかなり嫌悪しており、「もし生き残りがいたら殺したい」とも言っている。



ユニット性能

22章から仲間になる。初期職は専用職の「邪竜ノ娘」で初期レベルが特殊職業レベル35と最高値での加入。その為、初期ステータスも高めに設定されている。

このクラスの専用スキル邪竜気は、毎ターンエンゲージカウントが1回復する強力な効果を持つ。2回攻撃の魔法ノヴァを撃つことで、反撃なしでも2ターンほどでエンゲージカウントを貯めることが出来るようになる。

さらに専用武器として魔法攻撃換算の短剣ミセリコルデ、高威力の魔法書オヴスキュリテを持つ。

ミセリコルデは魔法短剣という特色や強化素材が軽めなことからかなり強力だが、オヴスキュリテは一般武器のボルガノンと比べて威力-2、命中-5、重さ+1と使い勝手が悪い。

しかし必殺がデフォルトで+10なので、スキルや紋章刻印を合わせた必殺魔法構成ならば輝ける可能性がある。

DLC紋章士のセネリオを装備させてエンゲージさせてみよう。


総合力は育ててきた一軍に匹敵するものがあるものの、全体的に平坦なステータスであり強みに欠けがち。

これはヴェイルが力と魔力両方に初期ステータスが割り振られていることによる。

終盤での加入のため、DLC無しの場合、ちゃんと育成してる暇はないので、自軍の足りないところを補えるようにクラスチェンジさせてもいい。

DLCありの場合、チキのスキル星玉の加護を継承させ、セネリオのエンゲージ武器の杖・マジックシールドで実質最大値までステータスを伸ばせる。その場合は以下の記述を参考にしてほしい。


ヴェイル個人の成長率は魔力型であり、物理は伸びにくい。

邪竜ノ娘の成長率と合致している。

個人・クラスの両成長率はともに体格0で伸びない。元々体格が7しかないヴェイルを十全に活躍させるためには星玉の加護が必須。

魔力に関してはクラス上限48で堂々の1位タイ。

ヴェイルの個人上限値は魔力+3なので最大51まで伸びる。個人上限値魔力+3も一位タイ。つまり邪竜ノ娘は突き詰めると最強の魔力保有ユニットとなる。

魔防も高めなので特殊受けは安定する反面、他のステータス上限は低め。

成長率も個人・クラスともに魔力以外それほど高くないので、育成には苦労するだろう。


専用職はリュールと2人しかない貴重な竜族(DLCを含めなければ)。

特に全ての龍脈を使えるカムイなどはかなり強力なのでそれメインでサポートに回ってもいい。


個人スキルは「邪竜の救済」隣接する味方の与えるダメージ+1、受けるダメージ-3。

敵の釣り出しのサポートに立たせよう。

特にダメージを抑える効果は強力で重装ルイの隣に置いておくと更にカチカチになる。またダメージ+1は相手の守備を考慮しないので、短剣持ちの隣に立てば、その味方が戦闘する際確実に毒を打ち込むことができる。


加入時期の関係もあり初期SPが2500と潤沢で千差万別な構築が可能。軍に足りないところを補ってもらおう。


結果として自軍の足りない部分を補う転職やスキル構成や専用武器の性能を活かしたエース運用。

もしくはウォーリアーやブレイブヒーロー等彼女の見た目や性格には合わない兵種にしてコスプレを楽しむのアリだろう、それすら許される程の高スペックぶりなのである意味自由度が高い。


邪竜の章

※下記ネタバレ注意






























舞台となるパラレルワールド「もうひとつのエレオス」のヴェイルは、邪竜の章開始時点で既に故人である

かつてヴェイルに仕えていた「もうひとつのエレオス」のモーヴ曰く「取るに足らぬ戦で死なせてしまった」と守れなかった事を悔いていた模様。


四翼との支援会話では自分たちのいた世界で生きていたモーヴからヴェイルの事を聞いていた事を機に本編世界で生きているヴェイルとの交流が描かれる。


なお、同じく邪竜ソンブルを父にもつエルとの支援会話では「どちらが姉か」について話す会話があるが、


エル「見た目としては私が姉の様ですが…」

ヴェイル「あーっ!ひどい!どこを見て決めたの!?」

と憤慨している。


さて、いったいを見て決めたのだろうか…?

邪竜の章楽しみ

ちなみに、本編においてはヴェイルは「末子」とされている為、本編世界にエルが居た場合はエルの方が姉になると思われる。


コミカライズ

リュール達がブロディアの辺境で行われた邪竜信仰での不正を摘発した後に登場。

リュールに足に包帯を巻いて貰った後、何かに導かれて山奥へ駆ける。

そしてスタルーク達を連れて何かの気配がしたグランスール大橋へ向かうと、そこにいた異形兵と戦闘を開始する。

戦闘が終わった後も、リュールはヴェイルの正体について疑問を抱いていた。


余談

  • 担当声優の上田麗奈氏はFEシリーズ初出演。
  • ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では9位にランクインした。

関連記事

ファイアーエムブレムエンゲージ

更なるネタバレ注意

本作では、26章にて敗北すると専用のムービーが流れる。
























リュールが目を覚ますと、そこにはソンブルとヴェイルがいた。

しかし彼女は悪人格のときと同様の衣装と魔道具も装着していて、瞳も赤い。顔立ちは大人びていて、化粧も施されている。女性のリュールと同じくらいに身長が伸びており、相当な年月が経っていると思われる。

ヴェイルが「行きましょう、お兄様(お姉様)」と差し出した左手の薬指には『紡ぎし者の指輪』が嵌まっていた

そしてリュールも千年前の赤い姿に戻っており、文字通りバッドエンドと言えるだろう。


また、彼らのいる場所がグラドロンの城の中のように見える為、ソンブルはエレオスに留まっていると考えられる。仲間も全員死んでいて、神竜ももういないことから、エレオスは既に滅んでいるか、遠くない内に滅ぶだろう。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました