「陛下は嘘がお嫌いだ、その存在意義に嘘は無い。」
「解らんのか!!!我々は終わりだ!!!」
「新参者の貴女達は知るまい!陛下の恐ろしさを!!」
CV:土師孝也
概要
星十字騎士団のメンバーで、組織の中でも古株の人物。
コートにネクタイなどのスーツ姿が特徴の老紳士。身長176cm。
拳銃型の霊子兵装を武器とし、後述の能力で京楽春水の右目を潰すほどの実力者。
「素晴らしい(グッド・インディード)」という言葉を使ったことで、読者からは彼の名言として印象付けられている。
人物像
言動は冷静だが着実に相手を仕留める冷酷さをもつ。
ジゼルやリルトットたちを「新参者」を呼ぶも、見下したりはせず彼らの強さを認めており、手柄狙いで他の面々と黒崎一護を始末しようとした際には手柄はみんなで山分けしようと提案したりとチームワーク最悪な騎士団の中では協調性はある。
一方で、ボスであるユーハバッハの本性を知っている数少ない人物の1人で、部下も容赦なく切り捨てる彼の恐ろしさに怯えている。
能力
聖文字は『N』だが、何の略か、和訳すると何なのか、何の能力かがなにも明かされていない。
詳細はリンク先を参照。
本編での動向
第一次侵攻では、京楽と1対1で張り合い、能力を用いたカウンター戦法で享楽の右目を失明させた。
それでも卍解なしでロバートと互角以上に戦う京楽に流石に焦りをみせたが、ユーハバッハの手により、護廷十三隊総隊長の山本元柳斎重國は死亡し、大きく動揺した京楽の一瞬の隙をついて数多の銃撃をぶちこんで勝利。
帰還後はユーハバッハが石田雨竜を「彼を自分の後任とする」という発言に他の騎士団と困惑するも異議を問わずに受け入れる。
第二次侵攻では、リルトットやバズビーらと共に一護を襲撃、ミニーニャに殴られてもビクともしなかった一護に拳銃を向けつつも、「頑丈な人だ」と驚いていた。
一護を取り逃がした後は、割って入ってきた護廷十三隊の隊長たちを迎え撃ったが、霊王宮で大幅に強化された朽木白哉に敗北。
辛うじて一命を取り留めるがその最中、ユーハバッハが霊王宮へ行ってしまったのを確認し、絶望のあまり、リルトットに拳銃を向け、自分たちがこの先の戦闘に不要と判断され殺されることを告げた瞬間、ユーハバッハが行った聖別(アウスヴェーレン)により力や命を奪われて白骨死体と化して死亡した。
余談
序盤から登場していたにもかかわらず永らく名前も聖文字も判明せず、退場間際になって漸く名前と聖文字が登場した。
名前が判明するまでの時間が異常に長かった(最期になってやっと判明した)名称不明のキャラだった為、読者から便宜上の名前として「カー◯ル」というあだ名をつけられた。恐らく容姿からケンタッキーのカー◯ル・サン◯ースを連想したからであろう。
しかし、聖文字は頭文字しか判明しておらず、能力名が判明することはなかった。
BG9と並び、聖文字の能力名すら判明しないまま退場した人物だったので、読者からはこぞって能力名を考察されている。
一部によれば『The Nimble』つまり、『敏捷(ザ・ニンブル)』という説がある。恐らく戦闘描写と完聖体「神の歩み」を参考に、Nが頭文字につく能力名を考察した結果であろう。他には『The Near』和訳すると『近く(ザ・ニアー)』という説もある。
アキュトロンという名字から「時間操作をしているのではないか」という考察もある(アキュトロンは電子時計の名前であり、そこから転じた説だと思われる)。
完聖体状態でいつの間にか京楽の背後をとっていたり、一護に対し、いつの間にか拳銃をつきつけているシーンがあるため、どの説にしても説得力はかなりある。
しかし、これらはあくまでもファンの説であるため参考程度に。
アニメの補完で明かされる可能性は高いと思われる。答え合わせの時間だ。期待しよう。
アニメ版の補完
結論から言ってロバートの聖文字の詳細は明かされないまま終わった。
しかしその分、原作で省略されていた戦闘描写は補完されており、機動力にものを言わせた連続射撃を持ち味としていた事から、スピードを強化する能力である推察は強固となった節はある。さらに聖隷を発動してからは完聖体に霊子のブーツや仮面の武装が追加されたのも根拠と成り得るかもしれない。
特に聖隷でフルパワーとなったロバートに対して霊王宮修行後の白哉が真髄を極めた千本桜の卍解を解禁したこと、ユーハバッハに選ばれなかった者の末路を知っていたからこその焦りも合わさり、敗れはしたがロバートが本来高い実力を持っていると伺わせる描写がなされた。
関連タグ
新宿のアーチャー:中の人が同じ飛び道具使いのそっくりさん。