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類瑞の編集履歴

2023-09-30 11:40:03 バージョン

類瑞

るいみず

類瑞とは、プロジェクトセカイに登場する神代類と暁山瑞希のカップリングであり、屋上にいたふたりぼっちである。

概要

ワンダーランズ×ショウタイム」の演出家兼役者であり、奇想天外な天才、神代類


25時、ナイトコードで。」の動画担当であり、『カワイイ』ものが大好きな自由人、暁山瑞希


同じ神山高校に通うものの、高2と高1。


ユニットも学年も違う二人だが、リリース当初から専用の掛け合いが存在し、また瑞希の☆1サイストでの呼び捨ての名前呼びや、互いに「相変わらずだね」という付き合いの長さを感じさせる会話から、関係性が注目されていた。


お互いを「昔馴染み」「古い知り合い」などと表現している。



二人の関係

ユニットや学年が違うため一見あまり接点がないように見える二人だが、中学時代に同じ学校に通っていた。

当時、類も瑞希もそれぞれの事情で周りから孤立しており、屋上で二人で過ごすことが多かったという。

お互いに、自分のやりたいことを周りに理解してもらえないという経験をしており、孤立していた時期に同じ場所で時間を共にしていた二人。そんな二人の関係は『孤独な仲間』あるいは『孤独を知る仲間』なのである。



エリア会話

神山高校(類・瑞希)

珍しく、朝早くから学校にいる瑞希。学校に来た理由を語りつつ、「学校の友達とか大事にしないとね。あと……古い知り合いもね?」と意味深に微笑む。


ショッピングモール(類・瑞希)

買い物中の瑞希と、何やら準備中の類。

「また何かやらかすつもりー?」とにやつく瑞希に、類は「それは心外だな」と微笑む。「観客ということであれば歓迎だよ」とも続けているので、この後瑞希は類のショーを見学したと思われる。


ショッピングモール(類・司・えむ)

は裁縫ができることが判明。その際司は、「お前や寧々の衣装を用意したとかいう人物のほうが腕はよさそうだ」「見た目の良さと動きやすさを共存させたデザイン」と衣装の製作者を絶賛。

えむが「類くんのお友達、すごいね!」と言っていることから、類の知り合いらしい。

それに対して類も「本人にも伝えておくよ」と微笑む。


神山高校(類・彰人)

イベント「純白の貴方へ、誓いの歌を!」開催時に追加された。

類の第一声は、「そういえば、君は瑞希と知りあいみたいだったけれど、仲いいのかい?」。

……牽制というか、偵察というか。何故か含みを感じてしまう。


スクランブル交差点(類・瑞希)

イベント「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」開催時に追加された。

リリース開始から約1年4ヶ月の時を経て、ついに新たに追加された二人だけのエリア会話である。

街中で出会った二人。休日なのにたまった小テストを受けに行かないとぼやく瑞希と、一枚上手な類のやりとりが見られる。


神山高校(類・瑞希・杏)

イベント「白熱!神高応援団!」開催時に追加された。

杏の口から、類が応援団に関わると知った風紀委員の裏話が語られる。

類はかなりの要注意人物と見なされているようである。


神山高校(類・瑞希)

2022年6月末に突然追加された。

突然聞こえた爆発音をきっかけに、これまでの類の所業もとい実験について話す二人。

先生に見つかる前に立ち去ろうとする瑞希をわざとらしく引き留める、またもや一枚上手な類のやりとりが見られる。


スクランブル交差点(瑞希・まふゆ)

イベント「そして今、リボンを結んで」開催時に追加された。

土曜日にお互い学校に行こうとして遭遇した二人。会話の中で瑞希自身は勉強ができると言い切れる自信はないと答えつつ、

「(ひとつ上の学年に、本物の天才がいたしねー)」

と独白している。瑞希が思い浮かべるひとつ上の学年の『天才』とは……一人しかいないだろう。


スクランブル交差点(類・瑞希・杏)

イベント「Let's study hard!」開催時に追加された。

瑞希と杏が、ゲリラパフォーマンスの準備をしている類に会い、手伝いを申し出る一幕。

興味津々な杏と、楽しそうな表情の瑞希が可愛い。




イベントストーリー

以下、ネタバレを含みます


「KAMIKOU FESTIVAL!」

2020年12月10日〜18日開催


あらすじ
文化祭を迎えた神山高校。すっかり忘れていた瑞希は、から連絡をもらい学校へ。そこで待っていたのは、いくつかの新しい出会いと、似た者同士との懐かしい語らいで—— 神高生達の文化祭をぜひお楽しみください!(公式ツイッターの紹介文より)

イベント告知イラスト(★4瑞希[屋上のフレンドシップ]特訓前イラスト)には、中心に瑞希、周りにたくさんの人が描かれていた。特にワイドな画面で見ると、今回登場した神高メンバー全員が写っている。

その中で、瑞希以外で顔がはっきり分かるように描かれているのは類だけであり、ストーリーに深く関わってくるのではと期待された。


そしてイベスト内で、中学時代の二人の出会いと交流が明かされた。

第6話は、神高文化祭の屋上で出会う二人と過去回想

第7話は、まるまる二人の過去回想

上記2話分の登場人物は、類瑞のみとなっている。

また、第8話は屋上でそれぞれの仲間について語る類瑞と、二人を迎えに来た人々とのやりとりで、賑やかでありつつ胸に来るラストとなっている。


〜〜〜以下、過去回想ネタバレ〜〜〜


中学の文化祭の日。

サボって屋上にいた瑞希(中2)と、「ここからの景色を見るために」やってきた類(中3)。

最初は警戒心からか煙たがる瑞希だったが、周囲との価値観のズレや孤独を類が抱いていることを知り、徐々に親しくなっていく。


瑞希曰く「何も約束していないのに」ということだが、授業や学校行事をサボりがてら二人ともよく屋上を訪れ、色々話していたよう。


当時はお互いに「先輩」「瑞希くん」と呼び合う。

また、類はぼさぼさの髪に着崩した制服、瑞希は短い髪におそらく規定通りに着た制服と、今と見た目の雰囲気が異なっている。


お互いについては

瑞希「変な奴なのはお互いさま」

類「屋上にいる孤独な仲間

と語るシーンがある。


また、の言葉で救われた冬弥の話を聞きながら、

「(ボクも、色々助けられたっけ) 」

と、中学時代の類を思い起こすシーンもある。


〜〜〜〜〜〜


神高文化祭では、ひょんなことから出会った彰人冬弥と、のクラスの劇を見に行くなど、楽しんでいた瑞希。


一方で、クラスTシャツを着ていないから浮いている自分、「お揃いになれない」自分を実感し、辛そうな表情も見せる。

また、寧々と楽しそうにする類を見て、「(類は仲間ができたのか)」と寂しそうに笑っている。

この一連の流れが、瑞希を屋上に向かわせたのかもしれない。


「類は仲間ができたんだね」という言葉に対して類は、「君にも仲間がいるんじゃないかな」と指摘。根拠は「演出家としてのカン」らしい。

瑞希はそれを否定しようとしつつ、ニーゴバーの顔を自然と思い浮かべていた。


類からの感情としては、ワンダショKAITOに対して瑞希のことを「僕の仲間だよ」「心の友、とでもいうのかな」と語っている。そのときの優しい声音からも、今も瑞希のことを大切に思っていることが分かる。



「シークレット・ディスタンス」

2021年4月11日〜19日開催


あらすじ
スランプに陥ってしまったに気晴らしをしてもらおうと、瑞希はミステリーツアーを計画する。そして、25時、ナイトコードで。のメンバーで初めての小旅行に出かけることになるのだが……?(公式ツイッターの紹介文より)

瑞希がバナー(主役)の、ニーゴ箱イベント。

ミステリーツアーを通して、ニーゴとの楽しい時間を愛おしみつつ、終盤では瑞希の中の諦めと葛藤が描かれるストーリー。


ミステリーツアーの最後の目的地、廃校舎の裏の桜を眺めながら、瑞希が中学時代のことを一人思い出す描写がある。

中学のある春、楽しそうな新入生や同級生、『出会いの季節』や『ずっと一緒に』という言葉に対し、「(出会っても、どうせ──)」と独白していた。

中学時代や、桜の季節であることから、類が卒業し別れたこともこの考えに影響している可能性が高い。


そしてニーゴに対し、「(──初めてかもしれないな。誰かと、来年も一緒にいたいなんて思うの)」と思う。

類と別れた時点(中学時代)では、「でもどうせ」という思いが強かったのだろうか。


余談だが、ニーゴとの関係性についても、「来年も一緒にいたい」と願う気持ち、「でもどうせ無駄になる」という諦め、「自分のことを話せないなら、本当の友達になんてなれない」という葛藤を、瑞希が抱いていることが終盤のモノローグで語られた。

この点についても、今後どのように描かれていくか、気になるところだ。



「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」

2021年5月10日〜19日開催


あらすじ
ミステリーツアー以降、どこか元気がない瑞希が気になる絵名。一方、絵名が友人関係で悩んでいると知った愛莉は、と共に、気分転換のためにも瑞希を含めた4人でのピクニックを提案するが……?(公式ツイッターの紹介文より)

イベントストーリーの大筋は、瑞希を心配する絵名が、愛莉&雫と共に瑞希を誘い、ピクニックに行く話。

それと並行して、寧々の体力作り(と類の色んな発明品を試す)のために同じ山を訪れていた、類と寧々の様子も描かれる。


【1話】

学校にて昼ご飯をどこで食べるか迷っていた瑞希が、類に話しかけられる。いわく、「浮かない顔をしていたものだから、つい声をかけてしまったよ」 。

その時ちょうど寧々が話しかけてきたことから瑞希は立ち去り、それをまた類は険しい表情で見つめる。

……前回のニーゴイベ、★4瑞希[気づいてしまった想い]サイスト後編からの流れが、続いているようである。


【8話】

ピクニック中にあった出来事について、お互い自室から通話で話している。その中で、「……今日一緒にいたのが、前に言ってた、“仲間”になれそうな子なのかい?」と問われた瑞希は、「……さあ、どうだろうね」とはぐらかしている。

前回のニーゴイベで感じた「ボクは皆と一緒にはいられない」という気持ちは、今回も変わらなかったらしい。

(なお、ここで類瑞がさらりと通話していることから、連絡先を交換していることがはっきり示された。)



「ボクのあしあと キミのゆくさき」

2021年10月31日〜11月9日開催


あらすじ
まふゆが微笑んだあの楽曲が完成し、いい反響を得る一方で、メンバーと距離を縮めることができていないと感じる瑞希。そんな中、瑞希の秘密を知っている杏が絵名と出会ってしまい……!?(公式ツイッターの紹介文より)

瑞希バナーの、ニーゴ箱イベント。

秘密がバレてしまえばニーゴとの関係が変わってしまうのではと怯え諦める瑞希と、瑞希の悩みを聞いて力になりたいのにかわされる絵名のもどかしさと覚悟を中心に物語が展開される。


【7話】

「家にいても、なんにも手につかなかったし」と学校に来たものの一人になりたい瑞希は、屋上に来ている。そこで、ニーゴのことをいつの間にか大事に思っていたからこうして苦しいことや、「この子ならきっと」と期待しても理解されなかったことを独白で語った。

また、

「この世からみーんないなくなれば、ちょっとは楽になるのかなぁ?」

「……なーんて、そんなこと起きっこないから、ここに来てるんだけどね」

と、屋上が今でも一人で逃げられる場所だということが感じられる。


前回のワンダショイベント(類バナー)「Revival my dream」での類との対比も印象的だ。

類は、小学生の時に自分の思う演出が周囲に理解されなかった過去をワンダショに話し、それを受け止めてもらい、最高のショーを行うことができた。

みんなを信じたいけど話せない、優しさが苦しいと立ち止まる瑞希との対比が心苦しい。


また、このイベントストーリーの結末のその先は、★4[ハーミット・リバース]暁山瑞希サイスト後編を、可能であればぜひ読んでいただきたい。



「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」

2022年2月28日〜3月9日


あらすじ
ホワイトデーが近いある日、はチョコレート作りができる施設のショーにエキストラとして参加することになる。一方、バレンタインのお返しを考えていた瑞希は、チョコレート作りに彰人を誘い──?(公式ツイッターの紹介文より)

【3話】

ホワイトデーのチョコを作るため、彰人と一緒にチョコレート・ファクトリーを訪れた瑞希。

サークルのメンバーにあげるのかと尋ねられた瑞希は頷きつつ、他にも

「杏と司先輩と、それから類と~

と告げた。

瑞希は類にホワイトデーのチョコをあげる。その事実が判明し、激震が走った。


【5話~7話】

ショーの途中に起きたトラブルを受け、瑞希は司のアドリブショーのアシストをしている。

類はこの場にはいないがショーに携わることになり、「こういうの得意なんだよね~!」と語る瑞希の心中はいかに。


【8話】

チョコレート・ファクトリーでの出来事を振り返りつつ、中庭で彰人と冬弥と話している瑞希。その途中で類を見つけ、駆け寄っていった。

「――いつもありがとね~! はいっ!

ていうか、類また変なもの作ってない!?」

ここのシーンは立ち絵はなくセリフだけだったが、瑞希の明るい声や、類が作っている物に驚く様子が見られる。


最近の類瑞のやりとりは、★4[気づいてしまった想い]瑞希サイスト後編や★4[ハーミット・リバース]瑞希サイスト後編のように、類にはもう仲間がいると距離を取る瑞希⇆瑞希のことも『孤独を知る仲間』として気にかける類、という対比が印象的だった。

しかし今回のストーリーでは、類に屈託なく話しかける瑞希の様子が描かれた。普段の瑞希は類に対しても、このように振る舞っているのだろうか。



「白熱!神高応援団!」

2022年5月10日~18日開催


あらすじ
体育祭が近づき、『応援合戦』の話題で持ち切りになる神山高校。名物行事だという応援合戦に、類は興味を示していた。そんな時、体育祭で同じ組の瑞希から声をかけられ……?(公式ツイッターの紹介文より)

類がバナーの混合イベント。

イベント告知イラスト(★4[黄昏の輝き]類特訓前イラスト)には、どことなく照れている類、瑞希、それから杏と、応援団長の腕章をつけた人(青組応援団長)が描かれている。

また、同時開催のガチャでも、類瑞が★4メンバーとして選出された。(詳細は後述)

ストーリーは、神高の体育祭及び応援合戦の様子を描きながら、類の心境の揺れ動きやお互い理解し合い背中を押す類瑞が描かれている。


【1話】

応援合戦に興味を持つ類の元に、応援団になったという瑞希と杏が現れ、応援合戦の演出をお願いできないかと頼まれる。

「(瑞希がここまで学校行事に乗り気なのは珍しい。……何か事情でもあるのかな?)」

と瑞希のこれまでの様子を踏まえて不思議に思う類と、

「んーその顔は……興味はあるけど、悩んでるって感じ?」

と類の表情から様子を感じ取る瑞希。お互い、言葉にしない部分も通じ合っていることが分かる。

また、「ボクからも……お願い!」と一生懸命お願いする瑞希が可愛い。(アフターライブの報酬でもらえるスタンプの場面でもある。)


【2話】

瑞希が応援団に乗り気なのは、団長の膨大な演出案を作成するほどの熱意と「よりいいものを作る」思いに心動かされたからということが語られる。そして類も、ショーにかける自分の想いと似たものを感じ、演出担当を引き受けることにする。

また、「瑞希には、本番に向けて頼みたいことがある」と依頼している。その内容は……


【3話】

類がまとめてきた構成案を聞きながら、「さっすが類! 天才演出家~!」とはしゃぐ瑞希。

茶化すような口調ではあるが、瑞希も演出家としての類の手腕を評価しているのかもしれない。


【4話】

本番まであと数日となったある日、類は今より良い演出案を思いつくが、躊躇いが生まれ結局言い出せなかった。その類の浮かない表情に、瑞希が一人気付き心配するような表情を向けている。

その後、類はワンダーランドのセカイを訪れ、ルカやリン・レンに悩みを相談する。その中でルカは、

「類くんは、わたし達やえむちゃん達にしかお話できない魔法にかかっちゃってるのかしら?」

「それなら、魔法を解く方法を探さなくちゃ」

「まずは……。魔法使いさんを見つけるところから始めるのがいいかしら?」

と印象的なワードを告げている。

そして類は、みんなに拒まれることを無意識のうちに怖がっていたことに気付き、「染みついたものはなかなか落とせないね」とこぼした。イベント「ボクのあしあと、キミのゆくさき」等で語られる、瑞希の積み重なった諦めと恐怖も重なる部分がある。


【5話】

タイトルは「背中を押されて」、サムネイルは類と瑞希である。

みんなに新しい演出案を言おうと決意したものの、ドアの前で立ち止まる類。それに気付いた瑞希は、昨日(4話)時点で類がどこか変だったことを思い、話しかける。

「そこそこつきあい長いからね~」

と瑞希が言うように、共有してきた時間と、時間以上の濃さを感じる。

類の方も、

「僕が僕のやりたいことを話したら、またみんな、あちら側に行ってしまうんじゃないかと。……そう、思ってしまって」

と、前日感じた不安や恐怖を、瑞希にはすぐに吐露している。

そして瑞希は、

「――類は、もう大丈夫だよ」

「文化祭の時、思ったんだ。類はもう屋上だけじゃなくて、あっち側にも――」

「……みんなのところにも、行けるってさ」

と微笑みながら、背中を押す。瑞希の言葉を受け、類は青組のみんなに新しい演出を説明することができ、団長をはじめみんなに受け入れてもらうことができた。


4話でワンダショルカさんは、「類にかかった魔法と、魔法を解く魔法使いさん」の例を出した。

瑞希には悩みをすぐ打ち明けていることや、瑞希に背中を押されたことで団員たちに自分の考えを話すことができたことから、ここでの類にとっての「魔法使い」は瑞希だったと言うこともできるだろう。


【8話】

6話では体育祭本番と瑞希と彰人の借り物競争、7話では赤組の応援合戦、そして8話では青組の応援合戦が描かれる。

応援合戦の中で、プロジェクションマッピングで青い炎を映し出す演出も用いられた。それについて瑞希は「類と一緒にいろいろ練ってみたかいがあったな~」と言っている。2話のラストで類が「瑞希には、本番に向けて頼みたいことがある」と言っていたのは、この映像の制作だったようだ。その後も様々な演出と団員たちの団結で、応援合戦は大成功をおさめた。


体育祭後も、類の演出を称賛したり、団長の応援への熱が今後も続くことが語られたりと、余韻にひたりつつ和気藹々と話す一同。しかし打ち上げの話題が出ると、瑞希は顔を曇らせて辞退しようとする。その表情を見た類は、団長の想いを伝えつつ、こう言った。

「僕個人としても、瑞希が来てくれなければ困るよ」

瑞希が背中を押してくれたことに感謝を述べつつ、どこか「あちら側」を怖がる瑞希を引き寄せるような類のセリフだ。瑞希も類の想いを受け止め、

「……ありがとね、類」

と呟いた。


そしてこのイベントストーリーは、

「でも――」「悪くない体育祭だったね」

という類のセリフで締めくくられている。

瑞希がバナーだった神高文化祭イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」のラストシーンでの瑞希の独白

「(――こうやって、みんなと騒ぐのも、悪くないって思えるなんて)」

にどこか似ている。

中学時代は孤独同士で、学校行事にも積極的に参加しなかった類と瑞希。

そんな二人が文化祭・体育祭という神高イベントのバナーを飾り、新しい関係性が生まれたり初対面の仲間たちと心を一つにしたりと、学校行事の中で楽しむ様子が描かれていることが感慨深い。

それと同時に、お互いに深く理解し合える存在であることも描かれ、類瑞の特別さが際立つようである。


  • 「聡き者達の企謀ガチャ」

2022年5月10日〜20日開催。

体育祭イベと同時開催のガチャ。

新登場かつピックアップの★4は、類、瑞希、そしてワンダショルカさん。

類瑞はついに、初のお揃いモチーフの衣装を手に入れた。

中華風の衣装なのは、応援合戦のテーマが「三国志」だったからだろう。


[黄昏の輝き]神代類

ライブ衣装『古装参謀衣装』

盤と駒を前に、何かを企むような表情の軍師。

応援合戦でも、演出担当として青組を勝利に導こうとした参謀的ポジションである。


[お先に失礼!]暁山瑞希

ライブ衣装『爛漫娘花衣』

大きな饅頭を手にした、カワイイ中華娘。

余談ではあるが、アナザー3の衣装は、薄紫色の衣装に、赤紫色のリボンである。



「迷い子の手を引く、そのさきは」

2022年6月10日〜18日開催


あらすじ
大学の模試が近づき、母の期待に応えるために勉強を続けるまふゆ。

そんな中、瑞希の提案で『ニーゴのみんなで遊園地に遊びに行こう』という話になり……?(公式ツイッターの紹介文より)|


【1話】

知り合いにチケットをもらったからと、ニーゴのみんなをフェニランに誘う瑞希。

フェニランでショーキャストをしている瑞希の知り合いといえば……?

(その後のやりとりが、★4瑞希のサイドストーリーにて描かれている。詳しくは「サイドストーリー」の項をご参照ください。)


【3話・5話】

音楽をやめるように促す母の言葉を正しいと思いつつ、葛藤を抱えるまふゆ。

そんなまふゆに、瑞希は「何があったかは聞かないけど、楽になるなら聞かせてほしい / 楽しもう」と、無理強いはせずにそれでも寄り添おうとしている。

そんな瑞希の接し方は、どことなく屋上にいた頃の類と重なる……気がする。



「そしていま、リボンを結んで」

2022年8月20日〜29日開催


あらすじ
ニーゴのみんなと共にいることに居心地のよさを感じている様子のまふゆ。瑞希はそんなまふゆを見て「ボクも、まふゆと同じなんだろうな」と微笑む。その脳裏には、ニーゴに入る前の自分の姿が浮かんでいて——?(公式ツイッターの紹介文より)

あらすじの通り、ニーゴに入る前の瑞希の過去話である。中学3年生の瑞希の、奏の曲と出会う前までの苦しみや、ニーゴに加入することにした経緯が語られる。

瑞希が抱えている『苦しみ』の中で、折に触れて類の存在が大きく影響していることが読み取れる。中学生の瑞希にとっての類の存在の大きさが感じられ、類瑞の観点からも必読のストーリーである。


【2話】

ニーゴ加入のきっかけをミクやルカに語るにあたり、苦しかった時期のことを思い返す瑞希。

その中で、中学3年の始業式で

「(類もきっと退屈してるだろうし――) 」

と類のことを思いつつも、

「(……そっか。類、もう卒業したんだ) 」

と改めて実感するような場面がある。

その後も、やっと訪れた静かな屋上にほっとするも、類が楽しそうに話しかけてきていた頃を思い出し、

「……うるさいのも、悪くなかったのかもな……」

とぽつりと呟いた。

屋上の出会いからおそらく1年もせずに離れてしまった先輩の不在が、心に来ている様子である。


【3話】

引き続き、中学3年生時代の回想。

屋上で授業をさぼって、ちゃんと出席するようにと先生から怒られたとのこと。

先輩がいた頃も屋上にいたけど、怒られるほどさぼってはいなかったのだろうか……?


【7話】

『えななんさん』(絵名)と協力して『K』(奏)の曲のMVを作る中で、絵名は自分の絵についてどう感じたかを瑞希に尋ねる。瑞希は、これまでは自分の思っていることを言っても伝わらなかったことを思い怯えつつも、正直に感想を言ってほしいという絵名の真摯さを感じ、正直に言う方に心が動く。そして屋上での類を思い浮かべ、

「(……本当にたまに、ボクの苦しさをわかってくれる人もいたから――)」

と思い返し、正直な感想を伝えることができた。

瑞希の想いや在り方が周囲からなかなか理解されない中で、屋上で過ごした類は「ボクの苦しさをわかってくれる」と言えるまでに信頼できる存在になっていたこと感じ取れる。


【8話】

Kに、一緒に曲やそのMVを作ってもらえないかと誘われたものの、即決はできなかった瑞希。

MV作りの楽しさやKの言葉、他の人と一緒に話しながら一つのものを作る面白さと心惹かれる要素はある。しかし、「変なの」と言う誰かの声と、屋上にいた類が思い浮かび、

「……キツいんだよなぁ」

「(変なのって拒絶されるのも、一緒にいられたらいいなって思ったヤツが……離れるのも)」

と呟いた。

類との屋上での時間は瑞希を安心させたが、その分(卒業という不可抗力ではあるが)大切だったものが離れた経験が、踏み出す一歩を躊躇う原因にもなっている。類瑞の切なさが詰まったような場面である。

(その後瑞希は、信頼しているお姉さんから背中を押され、ニーゴ加入を決意した。お姉さんとのやりとりは感涙すると思うので必読である。)


【アフタートーク】

本イベントのアフタートークにて、書き下ろし楽曲「君の夜をくれ」について触れられている。そこで瑞希の担当声優さんは、楽曲について、

「収録のときも、めちゃくちゃ類を思って収録したりしていた」

「瑞希にとって、夜ひとりになって寂しくなったときに思い出すのは類なのかなと思って、そこは類を思って歌ってみた」

という趣旨のことを語られていた。

イベントストーリーで語られた過去を踏まえると、中の方が「類を思い出しながら」という解釈を込めて歌ってくださっている事実に胸が熱くなる。

(動画の16分40秒~、48分30秒~をお聴きください)



「この祭に 夕闇色も」

2022年9月30日〜10月10日開催


あらすじ

母に対し少しの息苦しさを感じながらも、医大受験に向けて勉強を進めるまふゆ。しかしそんな折、シブヤ・フェスタという大きなお祭りでボランティアをやることになって——?(公式ツイッターの紹介文より)|


2周年のアニバーサリーイベント。全てのユニットが登場しそれぞれ交流を深める中、ついにニーゴとワンダショが顔を合わせる。


【6話】

シブフェスの屋台を巡る中で出会った、ワンダショ4人と、瑞希・奏・絵名。

共通の知り合いがちらほらいることが判明する中で、瑞希は類のことを

「ボクの中学時代からの友達なんだ」

と紹介する。その紹介を聞いた奏は、

「瑞希がよく話してるのって、えっと……類さんのことだったんだね」

と応じる。瑞希が第三者に類のことを『友達』と紹介できていること、奏(おそらく他のニーゴメンバーにも?)に類のことをよく話していることが察せられる。

また、ニーゴと類とのやりとりを見ながら、

「奏が類達と話してるの、なんだか嬉しいなぁ!」

と喜んだように言っている。


【9話】

ワンダショのショーも無事終わり、余韻に浸る中、

「僕達のステージはどうだったかな」

と類が話しかける。それに対して瑞希は

「サイコーだったよ!」

「類、よくあんなに高く飛ばす機械作ったよねー」

と興奮したように答えていた。



「ボク達の生存逃走」

2023年4月30日〜5月9日日開催


あらすじ
『ニーゴでの活動を制限されつつあるまふゆのためにできることはないか』と模索する奏達。その中で瑞希は、まふゆの心が落ち着けるよう、一緒に作業できる時間を作ろうとするが——。

ニーゴや音楽への想いと母親への想いとの間で消耗するまふゆに対して、決意を持って「生きるために逃げることが必要な時もある」と伝える、瑞希がかっこいいストーリー。

その中で、瑞希の過去の苦しさや安らげる場所のことが垣間見える。つまり、屋上である。


【2話】

まふゆの境遇や、その状況をなかなか打開できないことを苦しく思うニーゴ。その中で瑞希は自分の過去を振り返り、

『ボクにとって家は――逃げ場所だった』

『家でだけはボクらしくいられたんだ』

と独白する。

『家でだけは』……中学時代に過ごした屋上は、どのような存在だったのだろうか。


【7話】

まふゆに「逃げてもいい」と伝えるために、「自分の心を殺さなきゃやっていけなかった時期」のことを話す瑞希。その中で、

「学校に行けば行くほどキツくなって、唯一安心して一緒にいられる仲間も、卒業でいなくなって……耐えきれなくなった」

と語った。

中学時代、周囲から笑いものにされてキツかった日々の中、屋上で一緒に過ごした先輩は「唯一安心して一緒にいられる仲間」だった。そう明言されたことで、瑞希にとっての中学時代の類の存在の大きさが改めて浮き彫りになった。



「Let's study hard!」

2023年9月20日〜28日開催


あらすじ
学期末を目前に控えた神山高校。放課後、いつものように歌の練習に向かおうとする杏だったが、瑞希と共に教師に呼び止められる。そこで知らされたのは進級に関わる恐るべき事実だった……。(公式ツイッターの紹介文より)

進級前最後の、1-A(杏・瑞希)中心の神高イベント。

杏、瑞希、そしてなんと類もガチャ★4で登場し、神高1-Aイベントかつ類瑞の波動も感じるイベントとなった。


【2話】

補習や最終テストに向けて、類がみんなで勉強会をすることを提案。その中で類は、瑞希も教える側として参加するように頼む。瑞希は少し考える素振りを見せつつ、その依頼を承諾した。


【5話】

勉強会の休憩がてら、買い出しに行くことになる類と杏。その道中、二人は瑞希の話をする。

類と瑞希は中学時代からの知り合いであることに触れ、

「けれど瑞希は……今のほうが楽しそうに見えるよ」

「白石くんのような友達がいることが、瑞希にとって助けになってるのかもしれないと思ったんだ」

と語る。一方の杏は、助けになるということは意識しておらず、

「私は瑞希と一緒にいるのが楽しくて友達になっただけですから!」

と屈託なく答える。その表情に、類はどこかほっとした表情を浮かべた。

はっきりと言葉にはしていないが、その周囲の人を含めてずっと瑞希を気にかけていることや、今は良い仲間や友達がいるらしいことに安心している様子が、よく伝わってくる。


【8話】

終業式の後に杏と話した後で、瑞希は杏をご飯に誘う。

「補習お疲れさま会ってことで、類達にも声かけてるんだよね」

とのこと。躊躇いなく類(他のメンバーも含めてだが)をご飯に誘えていることが嬉しい。



  • 「Phantom Chaserガチャ」

2023年9月20日〜30日開催。

勉強会イベントと同時開催のガチャ。

体育祭イベに続いて、再びお揃いのテーマの衣装である。


[夕暮れの語らい]神代類

ライブ衣装「インテリジェンス・エージェント」

表情が見えにくい眼差しで銃を構えるエージェント。

ガチャ名から察するに、怪盗を追っているのだろうか……?


[ふたりで寄り道]暁山瑞希

ライブ衣装「マスクド・ダイカイトウ」

赤い宝石を手に、不敵な笑みを浮かべる怪盗。

片目だけのマスクや絶対領域が色っぽい。

アナザー3は、白をベースに、アクセントカラーが鮮やかな紫である。



サイドストーリー

※類瑞に重要そうなサイドストーリーは下記の通り。

※各イベントのストーリーについては「イベントストーリー」の項を参照ください


★1[『カワイイ』にこだわる自由人]暁山瑞希 後編

ある日の中庭での一幕。お互いの好きなものについて「相変わらず」と言うなど、何気ない会話の中でお互いを理解している様子がうかがえる。


★4[屋上のフレンドシップ]暁山瑞希 前編

イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」にてガチャ実装されたカード。

イベントストーリー後の話。


★4[気づいてしまった想い]暁山瑞希 後編

イベント「シークレット・ディスタンス」にてガチャ実装されたカード。

スキル名は「また屋上で」


★3[止まらぬ構想と暴走]神代類 前編/後編

イベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」にて実装された報酬カード。

スキル名は「孤独を知る君へ」


★4[想いと現実の間で]暁山瑞希 後編

イベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」にてガチャ実装されたカード。

スキル名は「屋上という居場所」


★4[ステージ裏での激励]天馬司 前編

1周年アニバーサリーイベント「スクランブルファンフェスタ」にてガチャ実装された期間限定カード。

ワンダショメンバーが、類の衣装を作った人=瑞希、ということを知る。


★4[ハーミット・リバース]暁山瑞希 後編

イベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」にてガチャ実装された期間限定カード。

サイドストーリー後編の登場人物は、類と瑞希の二人のみ。

イベスト8話ラストの、絵名が屋上を去った後の一幕である。

「孤独を知る仲間ではあるつもりだから」


★4[メイキング・ウィズ・チルドレン]暁山瑞希 前編

イベント「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」にてガチャ実装された期間限定カード。

イベスト3話の前日譚のようなストーリー。


★4[トラブルミーティング!?]天馬司 後編

イベント「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」にてガチャ実装された期間限定カード。

ホワイトデーの数日後、廊下で鉢合わせする、瑞希&彰人&冬弥と、類&司。5人一緒に、ホワイトデー当日のことを楽しそうに語り合う姿が描かれた。


★4[お先に失礼!]暁山瑞希 後編

イベント「白熱!神高応援団!」にてガチャ実装されたカード。

団長の演出案を実現するために、類は瑞希に火の映像を作るよう依頼する。その後は瑞希が苦戦しつつ映像を制作する様子が描かれ、動画を自分で作るMV担当としての瑞希の様子が垣間見れた。


★4[黄昏の輝き]神代類 前編

イベント「白熱!神高応援団!」にてガチャ実装されたカード。

応援合戦の直後に、類と瑞希・杏が話すシーンがある。


★4[怖くないよ]暁山瑞希 後編

イベント「迷い子の手を引く、そのさきは」にてガチャ実装されたカード。

類からチケットをもらいフェニランに行った後の、二人のやりとり。

瑞希から電話をかけ、フェニランに誘ってくれたことのお礼やショーの感想を話している。

「君が連絡をくれるなんで珍しいからね」と類が言っていることから、連絡の取り合いは稀なようだ。


[Happy Birthday!]青柳冬弥(2022年) 前編/後編

冬弥のバースデー限定カード。

冬弥の誕生日を祝う特別ショーを行うという話の中で、類が瑞希も誘いたいと言いだしている。


[Happy Birthday!]神代類(2022年) 前編

類のバースデー限定カード。

誕生日になってすぐに、瑞希からバースデーのメッセージを受け取る類。

ワンダショのみんながパーティーをしてくれることを類が話すと、瑞希は「よかったね、類」と嬉しそうに答えていた。


[Happy Birthday!]暁山瑞希(2022年) 後編

瑞希のバースデー限定カード。

(おそらく)杏が主催のサプライズパーティーに、類も参加。(他には司・彰人・冬弥・こはね)

楽しいパーティーの終盤にて記念写真をみんなが賑やかに確認する中、一人、類が話しかける。

「楽しかったかい、瑞希」

「――うん。楽しかったよ、すごくね」


[★4夕暮れの語らい]神代類 後編

イベント「Let's study hard!」にて追加されたカード。

補習を無事終えて、ファミレスで打ち上げをする一行。

勉強を教えてくれないかと相談してくれたことを冬弥に感謝しつつ、

「みんなの新しい一面も知ることができたし、本当にいい経験ができたよ」

そう語りながら思い浮かべていたのは、杏に手作りノートを渡す瑞希の姿のみ。みんなと言いつつ、念頭にあるのは瑞希のことだけのようである。



ライブ掛け合い

リリース時から存在していた掛け合い

●類→瑞希

類「おや、随分協力的だねえ」

瑞希「昔馴染みのためだから、かな?」


●瑞希→類

瑞希「類もカワイイポーズしてみる?」

類「いやいや、君の株を奪うような真似はできないよ」



追加された掛け合い

2020年12月末、イベント「KAMIKOU FESTIVAL」で関わりのあった、瑞希と彰人・冬弥・司、彰人と司、KAITOと司・類、そして類と瑞希にライブ掛け合いが追加された。

これにより、類と瑞希の掛け合いは元々あったものと合わせて計4種類となり、2021年1月時点でのプロセカ最多の掛け合い数となった。


●類→瑞希

類「さあ。行こうか、瑞希」

瑞希「OK。イッツショーターイム♪」


●瑞希→類

瑞希「そろそろボクの出番かな」

類「僕を忘れてもらっては困るよ」



掛け合いの共通点

別の相手との掛け合いで、同じような表現を使っていることもある。


①ハッピーエンド


KAITO「順調だね」

類「ハッピーエンドが近いようだね」


瑞希「ハッピーエンドが一番!」

司「ああ。最後は笑顔だ!」


(どちらも、イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」後に追加)



②ぼく(たち)の出番


瑞希「そろそろボクの出番かな」

類「僕を忘れてもらっては困るよ」

(イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」後に追加)


類「僕たちの出番かな」

MEIKO「ふふっ、燃えてきちゃうわね」

(おそらくイベント「聖なる夜に、この歌声を」後に追加)



似たもの同士なのか、示し合わせたのか、あるいは……?

思い馳せてみると、にやにやできるかもしれない。



チアフルカーニバル 固有チーム名

2021年4月1日〜9日に開催されたイベント「君と歌う、桜舞う世界で」より実装されたイベント形式「チアフルカーニバルイベント」では、2つのチームに分かれ、同じチームの人とランダムで5人1組になり相手チームと戦う。


その際、それぞれリーダーにしたキャラ5人に対応して、様々なチーム名がつけられる。

ユニット内外の繋がりや、意外な(?)共通点まで、ありとあらゆるチーム名が発見された。


類と瑞希の二人で発生する固有チーム名は、実装当初の2021年4月時点ではなんと4つ存在し、最多の5つ(彰人と瑞希)に次いで多かった。



  • 「昔馴染みチーム」

ライブ掛け合いの瑞希の発言より


  • 「孤独な仲間チーム」

イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」第7話、中学時代の類の発言より。

孤独はいろいろなものをくれたと語り、いくつかの例の最後に「それに、屋上にいる孤独な仲間も、ね」と告げた。


  • 「屋上のフレンドシップチーム」

イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」にて実装された★4瑞希のカード名、


  • 「チーム腐れ縁」

その★4瑞希カードのサイドストーリー前編より。

文化祭の後日、杏に類との関係を「腐れ縁」と語っている。



その後、以下のチーム名も追加されている。


  • 「飛びきりの笑いを君にチーム」

イベント「純白の貴方へ、誓いの歌を!」にて追加。

4月開催のイベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」で実装されたカードのサイドストーリーが元になっていると考えられる。


  • 「望む自分であるためにチーム」

イベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」にて追加。

同イベントにて実装の★4瑞希のサイドストーリー後編での類のセリフから。


  • 「来てくれなければ困るよチーム」

イベント「青空に願うユア・ハピネス!」にて追加。

5月開催のイベント「白熱!神高応援団!」8話のラスト、打ち上げ参加を辞退しようとした瑞希を引き留めた類のセリフから。



キズナランク

2022年4月21日、ユニット外で「リリース初期から一定の関係性のある組み合わせ」のキズナランク24種類が実装されることが発表され、5月10日に追加された。

この日、ついに類と瑞希のキズナランクが実装された。


実装日は奇しくも、混合類バナー+★4は類瑞同時PUのイベント「白熱!神高応援団!」の開催日。イベントを走りながらキズナもためることができる、屋上のとうふにはありがたいタイミングだった。


キズナ称号名

キズナランク5 「屋上の出会い」

キズナランク26 「孤独の理解者」

キズナランク46 「居場所を守るために」


それぞれ類瑞に欠かせないキーワードでありつつ、新しい表現が用いられている。


キズナ掛け合い

キズナランク16で掛け合い①

キズナランク36で掛け合い②

キズナランク56で掛け合い③

が追加される。



バースデー関連

類バースデー2021

類のバースデーコメントは瑞希から以前も祝ってもらったと解釈できるもの。

ユニット以外の人からのお祝いコメントは、彰人、冬弥、そして瑞希。


瑞希バースデー2021

恒例のバースデーコメントは、ニーゴの3人と、ユニット外からは7人から寄せられていた。おそらく過去最多、もしくはそれに近い人数であろう。

(仲のいいクラスメイトである杏、文化祭で知り合った彰人・冬弥・司、ピクニックで知り合った愛莉・雫、そして昔馴染みの類)

類からのコメントはかなりの類瑞の波動を感じられるもので、屋上のとうふたちは吹き飛んだ。


類バースデー2022

バースデーカードのサイドストーリー前編に瑞希が登場。


瑞希バースデー2022

バースデーカードのサイドストーリーにて、サプライズパーティーに参加している。

また、セカイの4コマは類と瑞希がメイン。輪を少し外れて二人で話す雰囲気が唯一無二である。


類バースデー2023

バースデーカードのサイドストーリーに瑞希が登場。

バースデーコメントでは、「誰かと一緒に類の誕生日を祝えるなんてね♪」と楽しそうである。


瑞希バースデー2023

バースデーカードのサイドストーリー後編に類が登場。

バースデーコメントでは、司とえむが瑞希のためにショーをすることを聞きつけ、「僕も友人のために一肌脱ごうか」と張り切っている。



セカイの4コマ

第107話「似合いの役職」(2022年5月16日)

(元ツイートURL : https://twitter.com/pj_sekai/status/1526034706017312769?s=21&t=6HymV_TLdiWAm4LWmniPIA)


イベント「白熱!神高応援団!」に合わせた4コマ。

初めて類瑞が4コマに一緒に登場した。

1~2話で、瑞希と杏が類を応援合戦の演出担当に誘い、承諾した後の場面の様子。

瑞希から「いかにも参謀って感じ」と言われる類と、すべてをショーにつなげる類が描かれる。



第108話「昔からの大切な」(2022年5月17日)

(元ツイートURL : https://twitter.com/pj_sekai/status/1526397098488471555?s=21&t=6HymV_TLdiWAm4LWmniPIA)


司の誕生日に合わせた4コマ。

話のメインは、司のバースデーパーティーでの司と冬弥とのやりとりである。

各コマには招かれたお馴染みの面々がさりげなく描かれているが、その1コマ目では一緒にいる類瑞が描かれている。

セリフは特にないが、どのような経緯があって二人がパーティー会場にて一緒にいるのか、想像が膨らむ。



第123話「腐れ縁な絆」(2022年8月27日)

(元ツイートURL:

https://twitter.com/pj_sekai/status/1563360662675341314/photo/1


瑞希の誕生日に合わせた4コマ。

なんと、全てのコマに類瑞が登場している。

瑞希に「楽しんでもらえたかな?」と聞く類。瑞希はそれに対し、「うん!最高だよ!それに――」と言い、その後「ううん、なんでもない♪」と言う。

そして4コマ目で「それに――ここに類がいてくれることも嬉しいんだ」と心の中で言う瑞希を見られる。

類瑞が好きな人にとっては本当に尊死してしまうのではないか?と思わせるような4コマ漫画である。



第174話「サプライズなプレゼント」(2023年6月24日)

(元ツイートURL:https://x.com/pj_sekai/status/1672259213874298881?s=20)


類の誕生日に合わせた4コマ。

『なにげない日常の一コマ 何かに集中している瞬間』

『今回の誕生日はどういう時に心の隙ができるのかよく学ばせてもらったよ』

とサプライズを受けた感想をモノローグで語っている。

その中で、『なにげない日常の一コマ』という部分で、屋上で瑞希が話しかけている場面を思い浮かべている。類の思う日常の中に、瑞希がいる……



第190話「勉強の大切さ」(2023年9月28日)

(元ツイートURL:https://x.com/pj_sekai/status/1707236186522309007?s=20)


イベント「Let's study hard!」に合わせた4コマ。

勉強会に向けて気合を入れたり、類が物理法則を身を持って学ばせようとしたりする。

1コマ目では先生組(類・瑞希・冬弥)がメガネをかけているが、これはどうやら瑞希が用意した伊達メガネの様子。



小ネタ

  • お互いの呼び方・表し方

類→瑞希

「瑞希」「君」「瑞希くん」

「僕の仲間」「心の友」「古い友人」「孤独な仲間」「孤独を知る仲間」


瑞希→類

「類」「先輩(※中学時代のみ)」

「昔馴染み」「古い知り合い」「中学からの腐れ縁」



  • 瑞希の飴

公式のユニット衣装立ち絵(キャラクター紹介や★2瑞希のイラスト)で、瑞希が持っている飴の色は、紫と水色。

おや? 紫の髪に、水色のメッシュの入った人が……



  • アイメイク

類のアイラインと、瑞希の飛び出たまつ毛は、同じピンク色。

はっきりとアイメイクが施されているのは、この二人だけである。



  • 「屋上」

2021年5月までの時点で追加された瑞希の★4カードには、とある共通点がある。


「KAMIKOU FESTIVAL!」で実装のカード

カード名は 「屋上のフレンドシップ」


「シークレット・ディスタンス」で実装のカード([気づいてしまった想い])

スキル名は 「また屋上で」


「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」で実装のカード([想いと現実の狭間で])

スキル名は 「屋上という居場所」


瑞希にとっての「屋上」の重要性が、目に見えて分かるようである。



  • キラキラくん

バーチャルライブでは、我々アバター(通称:とうふ)のペンライトの光や演出を、キャラたちも認知している発言が時々見られる。


類と瑞希は、そのアバターや光のことを「キラキラくん」と呼んでいた。

(類は「全力!ワンダーハロウィン」アフターライブにて)

(瑞希はまふゆのバースデーライブにて)


今のところ「キラキラくん」呼びをしているのは、二人だけのよう。

ライブ掛け合いでの同じワードチョイスのように、似たもの同士の感性なのか、はたまた……。



  • チアフルライブの選択肢「屋上」

2021年6月30日から開催のイベント「Unnamed Harmony」(レオニ箱イベ)は、月末恒例のチアフルライブ形式。

前日のイベント予告でレオニ推し、そして同時に予告されたカラフェス(遥と愛莉)でモモジャン推しは、もちろんどよめいた。

しかしその横で、何故か類瑞の民たちもざわついていた。


テーマ「学校でお昼ご飯食べるならどこ?」

グループは「屋上」 or 「教室」


二人が出会い、一緒の時を過ごし、今も心の奥では居場所となっている、屋上。

類瑞は関係ないイベントではあるが、突然の「屋上」というワードに、大いに動揺した。



  • 「サイドストーリー後編の男」

類と瑞希は他ユニットということもありイベントストーリー内での絡みは少ないものの、類が瑞希の★4のサイドストーリー後編に登場することはかなり多い。([気づいてしまった想い]、[想いと現実の狭間で]、[ハーミット・リバース]、[お先に失礼!]、[怖くないよ])

また、★4以外でも、初期実装カードの★1瑞希[『カワイイ』にこだわる自由人]後編にも登場している。

類瑞において、神代類は「サイドストーリー後編の男」といえよう。



  • ビジュアルファンブック

2021年11月に発売された「公式ビジュアルファンブック」。カードイラストなどの様々なビジュアルとあわせて、ユニットメンバー以外との交流関係について紹介されていた。

類瑞ももちろんお互いの名を挙げている。

また、2022年12月発売の「ビジュアルファンブックVol.2」では、瑞希→類の思いが少し変化している。



  • アメトリン

奏がバナーのニーゴ箱イベント「いつか、絶望の底から」(2022年1月21日〜)での書き下ろし楽曲「トリコロージュ」(作詞作曲:煮ル果実さん)では、メンバーひとりひとりを宝石に例えた一節がある。

瑞希のフレーズは「孤独なアメトリン」

まず、「孤独」という類瑞に深く関わるキーワードが冠されている。

そしてこのアメトリンという宝石は、アメジストとシトリンが同居したクォーツ、つまり紫と黄色のバイカラーの宝石である。……類の髪の色と瞳の色である。

また、類の誕生日である6月24日の誕生石だとする文献もある。

単に偶然かもしれないが、類瑞を感じるには充分すぎるかもしれない。



  • 文化祭イラスト

2022年10月29日~11月6日に、リアルイベント「神高文化祭」が行われた。

そのグッズイラストを描かれたおむたつさんのお知らせツイートにて、類・瑞希・杏・ミクのイラストが添えられている。

(元ツイートURL:https://twitter.com/omrice4869/status/1585243376831823872?s=46&t=XCJhyOv2-YlqF9kPBCmvlw)



  • 進級後の立ち絵

3周年の節目に進級することから、新しいユニット衣装と立ち絵が公開された。

●類

新しい立ち絵は、……背中を向けて振り向くポーズ。

瑞希の初期立ち絵と似ている。

●瑞希

初期に引き続き飴を持っているが、その色は水色。

おや? 水色のメッシュの人が……?




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神代類 暁山瑞希


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