類瑞
るいみず
「ワンダーランズ×ショウタイム」の演出家兼役者であり、奇想天外な天才、神代類。
「25時、ナイトコードで。」の動画担当であり、『カワイイ』ものが大好きな自由人、暁山瑞希。
ユニットも学年も違う二人だが、リリース当初から専用の掛け合いが存在した。
また、名前の呼び捨てや、お互い「相変わらずだね」と言い付き合いの長さを感じさせる会話から、関係が注目されていた。
お互いを「昔馴染み」「古い知り合い」などと表現しているが、二人は中学時代、同じ学校に通っていた。
当時それぞれの事情で孤立しており、自分のやりたいことを周りに理解してもらえないという経験をしている。
そんな中、ある日をきっかけに二人は屋上で過ごすようになり、時間を共にしていた。
そんな二人の関係は『孤独な仲間』あるいは『孤独を知る仲間』なのである。
▼進級前/2020年9月30日~2023年9月29日
- 神山高校(類・瑞希)
珍しく、朝早くから学校にいる瑞希。学校に来た理由を語りつつ、「学校の友達とか大事にしないとね。あと……古い知り合いもね?」と意味深に微笑む。
- ショッピングモール(類・瑞希)
買い物中の瑞希と、何やら準備中の類。
「また何かやらかすつもりー?」とにやつく瑞希に、類は「それは心外だな」と微笑む。
- ショッピングモール(類・司・えむ)
司は裁縫ができることが判明する中、司は「お前や寧々の衣装を用意したとかいう人物のほうが腕はよさそうだ」と衣装の製作者を絶賛。えむが「類くんのお友達、すごいね!」と言っていることから、類の知り合いらしい。
(製作者の正体については、★1瑞希のサイスト後編にて……)
- 神山高校(類・彰人)
イベント「純白の貴方へ、誓いの歌を!」開催時に追加。
類の第一声は、「そういえば、君は瑞希と知りあいみたいだったけれど、仲いいのかい?」。
……牽制というか、偵察というか。何故か含みを感じてしまう。
- スクランブル交差点(類・瑞希)
イベント「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」開催時に追加。リリース開始から約1年4ヶ月の時を経て、ついに新たに追加された二人だけのエリア会話である。
街中で出会った二人。休日なのにたまった小テストを受けに行くことをぼやく瑞希と、一枚上手な類のやりとりが見られる。
- 神山高校(類・瑞希・杏)
イベント「白熱!神高応援団!」開催時に追加。
杏の口から、類が応援団に関わると知った風紀委員の裏話が語られる。
- 神山高校(類・瑞希)
2022年6月末に突然追加。
突然聞こえた爆発音をきっかけに、これまでの類の所業もとい実験について話す二人。
先生に見つかる前に立ち去ろうとする瑞希をわざとらしく引き留める、またもや一枚上手な類のやりとりが見られる。
- スクランブル交差点(瑞希・まふゆ)
イベント「そして今、リボンを結んで」開催時に追加。
瑞希は勉強ができると言い切れる自信はないと答え、ひとつ上の学年に本物の天才がいたと独白。
瑞希が思い浮かべるひとつ上の学年の『天才』とは……一人しかいないだろう。
- スクランブル交差点(類・瑞希・杏)
イベント「Let's study hard!」開催時に追加。
瑞希と杏が、ゲリラパフォーマンスの準備をしている類に会い、手伝いを申し出る一幕。
興味津々な杏と、楽しそうな表情の瑞希が可愛い。
▼進級後/2023年9月30日〜
- ショッピングモール(類・瑞希)
2024年4月末に突然追加された。
ショッピングモールで鉢合わせする類瑞だが、なんとこれでその日3度目の遭遇らしい。
次の行き先が一致した二人は、この後一緒に買い物したようだ。
- 神山高校(類・瑞希・司)
2024年4月末に突然追加された。上記のものと合わせて、同日にエリア会話が突然2つも追加されたことになる。
とても大きな声で朝のあいさつをする司と、学校の近くで会って一緒に登校する類瑞が、朝の校門で話をしている。
※以下の項目には、イベントストーリーのネタバレを含みます
「KAMIKOU FESTIVAL!」
2020年12月10日〜18日開催
あらすじ |
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文化祭を迎えた神山高校。すっかり忘れていた瑞希は、杏から連絡をもらい学校へ。そこで待っていたのは、いくつかの新しい出会いと、似た者同士との懐かしい語らいで—— 神高生達の文化祭をぜひお楽しみください! |
イベント告知イラスト(★4[屋上のフレンドシップ]瑞希 特訓前イラスト)には、中心に瑞希、周りにたくさんの人が描かれている。
その中で瑞希以外で顔がはっきり分かるように描かれているのは類だけであり、ストーリーに深く関わってくるのではと期待された。
そしてイベストで、中学時代の二人の出会いと交流が明かされた。
【2話】
文化祭を見て回る中、瑞希は類を見かける。司や寧々と楽しそうにする様子を見て、「(類は仲間ができたのか)」と寂しそうに笑っている。
【4話】
司の言葉で救われた冬弥の話を聞きながら、
「(ボクも、色々助けられたっけ) 」
と、中学時代の類を思い出している。
ここで初めて、中学時代の二人のビジュアルが突然出てきて、とうふは身構えた。
【5話】
文化祭を楽しみつつも、クラスTシャツを着ていないことから「お揃いになれない」自分を実感し、辛そうな表情も見せる瑞希。
一方その頃、ワンダショKAITOさんと屋上で語らう類。そんなときに、瑞希が屋上へとやってきた。
KAITOさんに対して瑞希のことを「僕の仲間だよ」「心の友」と説明するときの優しい声音からも、今も瑞希のことを大切に思っていることが伝わってくる。
【6話】
神高文化祭の屋上で出会う二人。
司や寧々と楽しそうにしていた類に触れて、「今は、類も普通に楽しくやってるんだなってわかって、安心したよ」と瑞希は語る。
そして、中学時代の過去回想が始まる。
中学の文化祭の日。
サボって屋上にいた瑞希(中2)と、「ここからの景色を見るために」やってきた類(中3)。
最初は警戒心からか煙たがる瑞希だったが、周囲との価値観のズレや孤独を類が抱いていることを知り、徐々に親しくなっていく。
【7話】
タイトルは「ふたりぼっちの屋上で」、ほとんどが二人の過去回想である。
瑞希曰く「何も約束していないのに」ということだが、授業や学校行事をサボりがてら二人ともよく屋上を訪れ、色々話していたよう。
当時はお互いに「先輩」「瑞希くん」と呼び合っていた。
周囲から浮いてひとりになっていることに話が及ぶ中、類は孤独がくれたものについて語る。
「それに、屋上にいる孤独な仲間も、ね」
とのこと。類瑞の関係性を表す一番の言葉である。
場面は戻り、高校の現在。
「類は仲間ができたんだね」という言葉に対して類は、「君にも仲間がいるんじゃないかな」と指摘。根拠は「演出家としてのカン」らしい。
「シークレット・ディスタンス」
2021年4月11日〜19日開催
あらすじ |
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スランプに陥ってしまった奏に気晴らしをしてもらおうと、瑞希はミステリーツアーを計画する。そして、25時、ナイトコードで。のメンバーで初めての小旅行に出かけることになるのだが……? |
初の瑞希バナーの、ニーゴ箱イベント。
ミステリーツアーを通して、ニーゴとの楽しい時間を愛おしみつつ、終盤では瑞希の中の諦めと葛藤が描かれる。
【6話】
ミステリーツアーの最後の目的地、廃校舎の裏の桜を眺めながら、瑞希が中学時代のことを一人思い出す描写がある。
中学のある春、楽しそうな新入生や同級生、『出会いの季節』や『ずっと一緒に』という言葉に対し、
「(出会っても、どうせ──)」
と独白していた。
時期的に、類が卒業し別れたこともこの考えに影響している可能性が高い。
「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」
2021年5月10日〜19日開催
【1話】
昼休み、類に話しかけられる瑞希。いわく「浮かない顔をしていたものだから、つい声をかけてしまったよ」 。
その時ちょうど寧々が話しかけてきたことから瑞希は立ち去り、それをまた類は険しい表情で見つめる。
【8話】
ピクニック中にあった出来事について、お互い自室から通話で話している。
その中で、「……今日一緒にいたのが、前に言ってた、“仲間”になれそうな子なのかい?」と問われた瑞希は、「……さあ、どうだろうね」とはぐらかしていた。
「ボクのあしあと キミのゆくさき」
2021年10月31日〜11月9日開催
あらすじ |
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まふゆが微笑んだあの楽曲が完成し、いい反響を得る一方で、メンバーと距離を縮めることができていないと感じる瑞希。そんな中、瑞希の秘密を知っている杏が絵名と出会ってしまい……!? |
瑞希バナーの、ニーゴ箱イベント。
秘密がバレてしまえばニーゴとの関係が変わってしまうのではと怯え諦める瑞希と、瑞希の悩みを聞いて力になりたい絵名のもどかしさと覚悟を中心に物語が展開される。
【7話】
学校に来たものの一人になりたい瑞希は、屋上を訪れる。
「この世からみーんないなくなれば、ちょっとは楽になるのかなぁ?」
「……なーんて、そんなこと起きっこないから、ここに来てるんだけどね」
と、屋上が今でも一人で逃げられる場所だということが感じられる。
前回のワンダショ箱イベント(類バナー)「Revival my dream」での類との対比も印象的だ。
類は、自分の思う演出が周囲に理解されなかった過去をワンダショに話し、それを受け止めてもらい、最高のショーを行うことができた。
みんなを信じたいけど話せない、優しさが苦しいと立ち止まる瑞希との対比が心苦しい。
このイベントストーリーの結末のその先は、★4[ハーミット・リバース]暁山瑞希サイスト後編を、可能であればぜひ読んでいただきたい。
「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」
2022年2月28日〜3月9日
あらすじ |
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ホワイトデーが近いある日、司はチョコレート作りができる施設のショーにエキストラとして参加することになる。一方、バレンタインのお返しを考えていた瑞希は、チョコレート作りに彰人を誘い──? |
【3話】
ホワイトデーのチョコを作るため、彰人と一緒にチョコレート・ファクトリーを訪れた瑞希。
サークルのメンバーにあげるのかと尋ねられた瑞希は頷きつつ、他にも
「杏と司先輩と、それから類と~」
と告げた。
【5話~7話】
ショーの途中に起きたトラブルを受け、瑞希は司のアドリブショーのアシストをしている。
類はこの場にはいないがショーに携わることになり、「こういうの得意なんだよね~!」と語る瑞希の心中はいかに。
【8話】
チョコレート・ファクトリーでの出来事を振り返りつつ、中庭で彰人と冬弥と話す瑞希。その途中で類を見つけ、駆け寄っていった。
「――いつもありがとね~! はいっ!
ていうか、類また変なもの作ってない!?」
このシーンは立ち絵はなくセリフだけだったが、瑞希の明るい声や、類が作っている物に驚く様子が見られる。
「白熱!神高応援団!」
2022年5月10日~18日開催
あらすじ |
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体育祭が近づき、『応援合戦』の話題で持ち切りになる神山高校。名物行事だという応援合戦に、類は興味を示していた。そんな時、体育祭で同じ組の瑞希から声をかけられ……? |
類バナーの混合イベント。
イベント告知イラスト(★4[黄昏の輝き]類 特訓前イラスト)には、どことなく照れている類と、見守る瑞希と杏、熱い青組応援団長が描かれている。
また、同時開催のガチャでも、類瑞が★4メンバーとして選出された。
神高の体育祭や応援合戦の様子の中で、類の心境の揺れ動きやお互い理解し合い背中を押す類瑞が描かれている。
【1話】
応援合戦に興味を持つ類。そこに、応援団になった瑞希と杏から、応援合戦の演出を依頼される。
瑞希のこれまでの様子を踏まえ学校行事に乗り気なことを不思議に思う類と、類の表情から興味はあるが悩む内心を感じ取る瑞希。お互い、言葉にしない部分も通じ合っていることが分かる。
また、「ボクからも……お願い!」と一生懸命お願いする瑞希が可愛い。(アフターライブの報酬でもらえるスタンプの場面でもある。)
【2話】
瑞希が応援団に乗り気なのは、団長のよりいいものを作る熱意に心動かされたからと語られる。そして類も、ショーにかける自分の想いと似たものを感じ、演出担当を引き受けることにする。
また、類は「瑞希には、本番に向けて頼みたいことがある」と依頼している。その内容は……
【3話】
類がまとめてきた構成案を聞きながら、「さっすが類! 天才演出家~!」とはしゃぐ瑞希。
茶化すような口調ではあるが、瑞希も演出家としての類の手腕を評価しているのかもしれない。
【4話】
本番まであと数日、類はより良い演出案を思いつくが、結局言い出せなかった。その類の浮かない表情に、瑞希が一人気付き心配するような表情を向けている。
その後、類はワンダーランドのセカイでバチャシンたちに悩みを相談する。その中でルカは、ワンダショの仲間にしかなかなか本心を言えない様子を「魔法」と表現し、魔法を解くために
「魔法使いさんを見つけるところから始めるのがいいかしら?」
と印象的なワードを告げている。
そして類は、みんなに拒まれることを無意識のうちに怖がっていたことに気付き、「染みついたものはなかなか落とせないね」とこぼした。瑞希の積み重なった諦めや恐怖とも重なる部分がある。
【5話】
タイトルは「背中を押されて」、サムネは類と瑞希である。
ドアの前で立ち止まる類。それに気付いた瑞希は、前日(4話)時点で類がどこか変だったことを思い、話しかける。
「そこそこつきあい長いからね~」
と瑞希が言うように、共有してきた時間と、時間以上の濃さを感じる。
類の方も、前日感じた不安や恐怖を、瑞希にはすぐに吐露している。
そして瑞希は、
「――類は、もう大丈夫だよ」
「文化祭の時、思ったんだ。類はもう屋上だけじゃなくて、あっち側にも――」
「……みんなのところにも、行けるってさ」
と微笑みながら背中を押す。瑞希の言葉を受け、類は青組団員に新しい演出を説明し、団長をはじめみんなに受け入れてもらうことができた。
4話でワンダショルカさんは「魔法使いさん」の例を出した。
瑞希には悩みをすぐ打ち明けていることや、瑞希に背中を押されたことで団員たちに考えを話すことができたことから、ここでの類にとっての「魔法使い」は瑞希だったと言うこともできるだろう。
【8話】
青組の応援合戦の様子が描かれる。
応援合戦の中で、プロジェクションマッピングで青い炎を映し出す演出も用いられた。それを見て瑞希は「類と一緒にいろいろ練ってみたかいがあったな~」と言っている。2話のラストで類が「本番に向けて頼みたいことがある」と言っていたのは、この映像の制作だったようだ。
その後も様々な演出と団員たちの団結で、応援合戦は大成功をおさめた。
体育祭後も、余韻にひたりつつ和気藹々と話す一同。しかし打ち上げの話題が出ると、瑞希は顔を曇らせて辞退しようとする。
その表情を見た類は、団長の想いを伝えつつ、こう言った。
「僕個人としても、瑞希が来てくれなければ困るよ」
瑞希が背中を押してくれたことに感謝を述べつつ、どこか「あちら側」を怖がる瑞希を引き寄せるような類のセリフだ。瑞希も類の想いを受け止め、
「……ありがとね、類」
と呟いた。
そしてこのイベントストーリーは、
「でも――」「悪くない体育祭だったね」
という類のセリフで締めくくられている。
瑞希バナーの神高文化祭イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」のラストシーンでの瑞希の独白
「(――こうやって、みんなと騒ぐのも、悪くないって思えるなんて)」
にどこか似ている。
中学時代は孤独同士で、学校行事にも積極的に参加しなかった類と瑞希。
そんな二人が文化祭・体育祭という神高イベントのバナーを飾り、学校行事の中で楽しむ様子が描かれていることが感慨深い。
それと同時に、お互いに深く理解し合える存在であることも描かれ、類瑞の特別さが際立つようである。
- 「聡き者達の企謀ガチャ」
2022年5月10日〜20日開催。
体育祭イベと同時開催のガチャ。
類瑞はついに、初のお揃いモチーフの衣装を手に入れた。
中華風の衣装なのは、応援合戦のテーマが「三国志」だったからだろう。
[黄昏の輝き]神代類
ライブ衣装『古装参謀衣装』
盤と駒を前に、何かを企むような表情の軍師。
応援合戦でも、演出担当として青組を勝利に導こうとした参謀的ポジションである。
[お先に失礼!]暁山瑞希
ライブ衣装『爛漫娘花衣』
大きな饅頭を手にした、カワイイ中華娘。
余談ではあるが、アナザー3の衣装は、薄紫色の衣装に赤紫色のリボンである。
「迷い子の手を引く、そのさきは」
2022年6月10日〜18日開催
あらすじ |
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大学の模試が近づき、母の期待に応えるために勉強を続けるまふゆ。そんな中、瑞希の提案で『ニーゴのみんなで遊園地に遊びに行こう』という話になり……? |
【1話】
知り合いにチケットをもらったからと、ニーゴのみんなをフェニランに誘う瑞希。
フェニランでショーキャストをしている瑞希の知り合いといえば……?
(その後のやりとりが、★4瑞希のサイドストーリーにて描かれている。)
「そしていま、リボンを結んで」
2022年8月20日〜29日開催
あらすじ |
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ニーゴのみんなと共にいることに居心地のよさを感じている様子のまふゆ。瑞希はそんなまふゆを見て「ボクも、まふゆと同じなんだろうな」と微笑む。その脳裏には、ニーゴに入る前の自分の姿が浮かんでいて——? |
ニーゴに入る前の瑞希の過去話である。中学3年生の瑞希の、奏の曲と出会う前までの苦しみや、ニーゴに加入することにした経緯が語られる。
その中で、折に触れて中学の瑞希にとっての類の存在の大きさが感じられ、類瑞の観点からも必読のストーリーである。
【2話】
ニーゴ加入のきっかけをミクやルカに語るにあたり、苦しかった時期のことを思い返す瑞希。
その中で、中学3年の始業式で類のことを考えつつも、
「(……そっか。類、もう卒業したんだ) 」
と改めて実感するような場面がある。
その後も、やっと辿り着いた静かな屋上にほっとするも、類が楽しそうに話しかけてきていた頃を思い出し、
「……うるさいのも、悪くなかったのかもな……」
とぽつりと呟いた。
屋上の出会いからおそらく1年もせずに離れてしまった先輩の不在が、心に来ている様子である。
【7話】
『えななんさん』と協力して『K』の曲のMVを作る中で、絵名は自分の絵についてどう感じたかを瑞希に尋ねる。瑞希はこれまで自分の思いを伝えても受け止めてもらえなかったことを思い怯えつつも、絵名の真摯さを受けてちゃんと思ったことを伝える方に心が動く。そして屋上にいた類を思い浮かべ、
「(……本当にたまに、ボクの苦しさをわかってくれる人もいたから――)」
と思い返し、正直な感想を伝えることができた。
瑞希の想いや在り方がなかなか理解されない中で、類は「ボクの苦しさをわかってくれる」と言えるまでに信頼できる存在になっていたことが感じ取れる。
【8話】
Kから一緒に曲作りをしないかと誘われたものの、即決はできなかった瑞希。Kの言葉や他の人と一緒に一つのものを作る面白さに心惹かれてはいる。しかし、「変なの」と言う誰かの声と、屋上にいた類が思い浮かび、
「……キツいんだよなぁ」
「(変なのって拒絶されるのも、一緒にいられたらいいなって思ったヤツが……離れるのも)」
と呟いた。
類との屋上での時間は瑞希を安心させたが、その分(卒業という不可抗力ではあるが)大切だったものが離れた経験が、踏み出す一歩を躊躇う原因にもなっている。類瑞の切なさが詰まったような場面である。
(その後瑞希は、信頼しているお姉さんから背中を押され、ニーゴ加入を決意した。お姉さんとのやりとりは必読である。)
【アフタートーク】
本イベントのアフタートークにて、書き下ろし楽曲「君の夜をくれ」について触れられている。
そこで瑞希の担当声優さんは楽曲について、
「収録のときも、めちゃくちゃ類を思って収録したりしていた」
「瑞希にとって、夜ひとりになって寂しくなったときに思い出すのは類なのかなと思って、そこは類を思って歌ってみた」
という趣旨のことを語られていた。
イベントストーリーで語られた過去を踏まえると、中の方が「類を思い出しながら」という解釈を込めて歌ってくださっている事実に胸が熱くなる。
(動画の16分40秒~、48分30秒~をお聴きください)
「この祭に 夕闇色も」
2022年9月30日〜10月10日開催
あらすじ |
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母に対し少しの息苦しさを感じながらも、医大受験に向けて勉強を進めるまふゆ。しかしそんな折、シブヤ・フェスタという大きなお祭りでボランティアをやることになって——? |
2周年のアニバーサリーイベント。全てのユニットが登場しそれぞれ交流を深める中、ついにニーゴとワンダショが顔を合わせる。
【6話】
シブフェスの屋台を巡る中で出会った、ワンダショ4人と、瑞希・奏・絵名。
共通の知り合いがちらほらいることが判明する中で、瑞希は類のことを
「ボクの中学時代からの友達なんだ」
と紹介する。その紹介を聞いた奏は、
「瑞希がよく話してるのって、えっと……類さんのことだったんだね」
と応じる。瑞希が第三者に類のことを『友達』と紹介できていること、奏(おそらく他のニーゴメンバーにも?)に類のことをよく話していることが察せられる。
「ボク達の生存逃走」
2023年4月30日〜5月9日日開催
あらすじ |
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『ニーゴでの活動を制限されつつあるまふゆのためにできることはないか』と模索する奏達。その中で瑞希は、まふゆの心が落ち着けるよう、一緒に作業できる時間を作ろうとするが——。 |
ニーゴや音楽への想いと母親への想いとの間で消耗するまふゆに対して、決意を持って「生きるために逃げることが必要な時もある」と伝える、瑞希がかっこいいストーリー。
その中で、瑞希の過去の苦しさや安らげる場所のことが垣間見える。つまり屋上である。
【2話】
まふゆの境遇や、その状況をなかなか打開できないことを苦しく思うニーゴ。その中で瑞希は自分の過去を振り返り、
『ボクにとって家は――逃げ場所だった』
『家でだけはボクらしくいられたんだ』
と独白する。
『家でだけは』……中学時代に過ごした屋上は、どのような存在だったのだろうか。
【7話】
まふゆに「逃げてもいい」と伝えるために、「自分の心を殺さなきゃやっていけなかった時期」のことを話す瑞希。その中で、
「学校に行けば行くほどキツくなって、唯一安心して一緒にいられる仲間も、卒業でいなくなって……耐えきれなくなった」
と語った。
中学時代、周囲から笑いものにされてキツかった日々の中、屋上で一緒に過ごした先輩は「唯一安心して一緒にいられる仲間」だった。そう明言されたことで、瑞希にとっての中学時代の類の存在の大きさが改めて浮き彫りになった。
「Let's study hard!」
2023年9月20日〜28日開催
あらすじ |
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学期末を目前に控えた神山高校。放課後、いつものように歌の練習に向かおうとする杏だったが、瑞希と共に教師に呼び止められる。そこで知らされたのは進級に関わる恐るべき事実だった……。 |
進級前最後の、1-A(杏・瑞希)中心の神高イベント。
杏、瑞希、そしてなんと類もガチャ★4で登場し、神高1-Aイベントかつ類瑞の波動も感じるイベントとなった。
【2話】
補習や最終テストに向けて、類がみんなで勉強会をすることを提案。その中で類は、瑞希も教える側として参加するように頼む。瑞希は少し考える素振りを見せつつ、その依頼を承諾した。
【5話】
勉強会の休憩がてら、買い出しに行くことになる類と杏。その道中、二人は瑞希の話をする。
類は、中学時代よりも今の方が瑞希は楽しそうだと語り、
「白石くんのような友達がいることが、瑞希にとって助けになってるのかもしれないと思ったんだ」
と言う。
一方の杏は、瑞希といるのが楽しいから友達になっただけ、と屈託なく答える。その表情に、類はどこかほっとした表情を浮かべた。
はっきりと言葉にはしていないが、その周囲の人を含めてずっと瑞希を気にかけていることや、今は良い仲間や友達がいるらしいことに安心している様子が、よく伝わってくる。
【8話】
終業式の後に杏と話した後で、瑞希は杏をご飯に誘う。
「補習お疲れさま会ってことで、類達にも声かけてるんだよね」
とのこと。躊躇いなく類(他のメンバーも含めてだが)をご飯に誘えていることが嬉しい。
- 「Phantom Chaserガチャ」
2023年9月20日〜30日開催。
勉強会イベントと同時開催のガチャ。
体育祭イベに続いて、再びお揃いのテーマの衣装である。
[夕暮れの語らい]神代類
ライブ衣装「インテリジェンス・エージェント」
表情が見えにくい眼差しで銃を構えるエージェント。
ガチャ名から察するに、怪盗を追っているのだろうか……?
[ふたりで寄り道]暁山瑞希
ライブ衣装「マスクド・ダイカイトウ」
赤い宝石を手に、不敵な笑みを浮かべる怪盗。片目だけのマスクや絶対領域が色っぽい。
アナザー3は、白をベースに、アクセントカラーが鮮やかな紫である。
「ハロー・グッド・デイ!」
2023年9月30日〜10月10日開催
あらすじ |
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ついに2年生になった一歌達。まだ実感がわかない一歌だったが、『始業式の様子を見てみたい』と言うミクと過ごすうち、『今日を特別な日だと思って過ごしてみよう』と考えるようになっていき——。 |
ついに訪れた進級イベント。類は高校3年生、瑞希は高校2年生になった。
【5話】
神高にて、新2-Aのもとになんだかんたで集まっていく一行。
瑞希は冬弥と同じクラス(2-B)で、冬弥が荷物を運ぶのを手伝ってくれたと語る瑞希。その話を聞き、類は
「瑞希はそういう調子のいいところがあるからねえ。気をつけるんだよ、青柳くん」
と、瑞希のことを昔からよく知っているような発言をする。それに対して、
「え〜! 類まで酷いや!」
と返す瑞希が可愛い。
「荊棘の道は何処へ」
2024年10月12日〜19日開催
あらすじ |
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一歩を踏み出したまふゆの姿を見て、「自分も前に進みたい」という想いを強くする瑞希。文化祭を前に、今まで話せずにいたことを絵名に打ち明けようと決意するが——。 |
瑞希バナーの、ニーゴ箱イベント。
瑞希が絵名に秘密を打ち明けようと思い、躊躇い、迷い、それでも決意するストーリー。
ニーゴメイコさんやニーゴカイトさん、そして類に背中を押されるやりとりや、ニーゴと文化祭を回りながら自分を理解してくれる仲間との楽しい時間を慈しむ様子が描かれる。
それだけに7話と8話の展開や、イベスト読了後のとあるゲーム内の変化はあまりに残酷だが、瑞希にとって大きな転換点になるストーリーだろう。
瑞希……笑って……
【3話】
絵名が文化祭に来ても来なくても秘密を話そうと改めて思いつつ、踏ん切りがつかない瑞希。
そこに、ちょうど通りかかった類が声をかける。
いつも通り明るく接する瑞希だったが、類は瑞希が無理をしていることを見抜き、「長い付き合いだからね」と告げる。
なお、ここから先の瑞希は、無理して明るくいようとする声ではなく、静かな取り繕わない声で類と話している。人と話しているときにこのテンションでいることはあまりなく、類は無理しなくていい相手と思えているのかもしれない。
中庭に移動した後、何気ない会話をする様子を昔のようだと語る類。どうやら、中学時代の2人は、放課後も屋上で話していたらしい……!
そして瑞希は抱えているものを類に聞いてほしいと言い、ニーゴのみんなに瑞希自身のことを全部話そうと思っていること、そしてそれでも関係が変わってしまうこと、特に「『受け入れなくちゃ』と思わせてしまった、と感じてしまう」ことが怖いことをこぼす。
類は、大事な関係ほど変わってしまうのは怖いと瑞希の思いを受け止めつつ、その恐怖を自分に消すことはできないもどかしさを語る。そして、
「ただ――願っているよ」
「瑞希の心が、守られることを」
「――瑞希が、心から幸せを感じられるようになることを」
お互いの孤独を知っている存在だからこその、祈りのような言葉だろう。
そして今回の特筆すべきことは、瑞希が悩むストーリー展開において、本編に類が登場したことである。
瑞希がニーゴとの関係や秘密に悩んでいた一連のイベスト(「シークレット・ディスタンス」→「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」→「ボクのあしあと キミのゆくさき」)では、類も重要な役回りをしていたが、ほとんど★4や★3のサイドストーリーで話が展開されていた。そのため、屋上が元々好き・屋上に興味を持ったとうふ以外の目にはなかなか触れない可能性もあった。(なんと、期間限定★4のサイドストーリー後編にも類瑞が詰め込まれているのだ)
それが今回は、イベントストーリーの本編でしっかりと類が登場している。
類の言葉が、これからの瑞希を取り戻す歩みを守るものの一つになることを祈るばかりだ。
「傷だらけの手で、私達は」
2024年11月30日〜12月9日開催
あらすじ |
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文化祭以降、瑞希と連絡が取れず、会うこともできていない絵名。『あの時』のことを後悔し、悩みながらも「会ってもう一度話がしたい」という想いで瑞希を探すが——。 |
絵名バナーの、ニーゴ箱限定イベント。
前回のニーゴ箱イベント(「荊棘の道は何処へ」)の続きとなるようなストーリーである。
瑞希に想いを伝えるために迷いながらも奔走する絵名と、その力になろうとするニーゴメイコさんやバチャシンたち、奏とまふゆ、そして類が登場する。
【3話】
瑞希と会いたいと思いつつも、瑞希は杏とは連絡を取っていることを知り、自分とは話したくないのでは躊躇う絵名。
そこにちょうど通りかかった類が声をかける。
絵名が浮かない顔をしていること、そこに瑞希の名前が出てきたことを思い、話を聞こうかと提案する。
【4話】
瑞希と会おうとすることを躊躇いつつも、それでも話したいと、類に語る絵名。
そんな絵名に対して類は、自分は背中を押すことも引き止めることもすべきではないと前置きしつつ、自分も似た経験……とある人物に強引に壁を突破されたことがあると話す。
そして昔の瑞希の話と、今の瑞希の変化や想いを絵名に伝える。
昔は周りを拒絶するような雰囲気で、孤独を抱えていた瑞希。そして類も孤独を抱え「似た者同士」として過ごしていた。
しかしニーゴと出会ったことで屈託なく笑うようになり、「居場所を見つけられた」と類にも語っていた。
昔の瑞希なら強引に向かっても拒絶されていただろうが、今ならどうなるか”わからない”ように見える。
だからこそ、瑞希が前向きに生きられる未来を願いたい。
絵名の勇気と想い、それから瑞希自身が『ニーゴのみんなといる未来』という願いを手放していないことを信じたい。
……その類の言葉と想いを受けて絵名は、このまま終わりにしないためにも、瑞希と話す決意を固める。
そして5話以降では、絵名の想い、ニーゴの想い、瑞希の想いと決断が描かれていく。
前回のニーゴ箱イベントで瑞希の想いを聴いて背中を押した類が、今度は絵名に、瑞希の想いと自分の願いを話して結果として背中を押す。
瑞希の孤独を消す居場所となるのは絵名をはじめとしたニーゴのみんなかもしれないが、昔の瑞希も今の瑞希も知っている類だからこその想いや寄り添い方もあることが感じられる。
このイベントストーリーの後の二人のやりとりが、★4[こぼれた想い]暁山瑞希サイスト後編で描かれているので、可能であればぜひ読んでいただきたい。
※各イベントのストーリーについては「イベントストーリー」の項をご参照ください。
★1[『カワイイ』にこだわる自由人]暁山瑞希 後編
ある日の中庭での一幕。
お互いの好きなものについて「相変わらず」と言うなど、何気ない会話の中でお互いを理解している様子がうかがえる。
また、類が製作中の「友人に似せて作ったロボット」の衣装制作を、瑞希が名乗り出る。このことから、ショッピングモール会話での「類や寧々の衣装を作った人物」(+ネネロボ衣装)は、瑞希だと判明した。
余談だが、類の衣装は、ワンダショ結成・加入より前の時点で既に着用しているものである。
★3[止まらぬ構想と暴走]神代類 前編/後編
イベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」にて実装された報酬カード。
スキル名は「孤独を知る君へ」
ピクニックでの瑞希の様子を案じた類が、何かを作っている。
★4[想いと現実の間で]暁山瑞希 後編
イベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」にてガチャ実装されたカード。
スキル名は「屋上という居場所」
前述の★3類のサイスト後編で類が作っていたものが出てくる。
「こういう意味のわからない、一見バカげたおもちゃなら、何も考えずに笑ってくれると思ってね」
★4[ステージ裏での激励]天馬司 前編
1周年アニバーサリーイベント「スクランブルファンフェスタ」にてガチャ実装された期間限定カード。
ワンダショメンバーが、類や寧々の衣装を作った人=瑞希、ということを知る。
★4[ハーミット・リバース]暁山瑞希 後編
イベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」にてガチャ実装された期間限定カード。
イベスト8話ラストの、絵名が屋上を去った後の一幕である。
「孤独を知る仲間ではあるつもりだから」
★4[トラブルミーティング!?]天馬司 後編
イベント「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー」にてガチャ実装された期間限定カード。
瑞希&彰人&冬弥と、類&司が、ホワイトデー当日のことを楽しそうに語り合う姿が描かれた。
★4[お先に失礼!]暁山瑞希 後編
イベント「白熱!神高応援団!」にてガチャ実装されたカード。
類の依頼を受けて、瑞希が苦戦しつつ応援合戦で用いる映像を制作する様子が描かれる。動画を自分で作るMV担当としての瑞希の様子が垣間見れた。
★4[怖くないよ]暁山瑞希 後編
イベント「迷い子の手を引く、そのさきは」にてガチャ実装されたカード。
類からチケットをもらいフェニランに行った日の夜、誘ってくれたことのお礼やショーの感想を話している。
「君が連絡をくれるなんで珍しいからね」と類が言っていることから、連絡の取り合いは稀なようだ。
★4[夕暮れの語らい]神代類 後編
イベント「Let's study hard!」にて追加されたカード。
補習を無事終えて、ファミレスで打ち上げをする一行。
勉強を教えてくれないかと相談してくれたことを冬弥に感謝しつつ、
「みんなの新しい一面も知ることができたし、本当にいい経験ができたよ」
そう語りながら思い浮かべていたのは、杏に手作りノートを渡す瑞希の姿のみ。みんなと言いつつ、念頭にあるのは瑞希のことだけのようである。
[Happy Birthday!]神代類(2022年) 前編
類のバースデー限定カード。
誕生日になってすぐに、瑞希からメッセージを受け取る類。
ワンダショのみんながパーティーをしてくれることを類が話すと、瑞希は「よかったね、類」と嬉しそうに答えていた。
[Happy Birthday!]暁山瑞希(2022年) 後編
瑞希のバースデー限定カード。
(おそらく)杏が主催のサプライズパーティーに、類も参加。(他には司・彰人・冬弥・こはね)
楽しいパーティーの終盤にて記念写真をみんなで確認する中、一人、類が話しかける。
「楽しかったかい、瑞希」
「――うん。楽しかったよ、すごくね」
[Happy Birthday!! 2024]神代類 後編
類のバースデー限定カード。
公園でワンダショがお祝いピクニックをしているところに、ビビバスと瑞希が通りかかる。
一緒にお弁当を楽しみつつ、明日の類の誕生日当日(6/24は月曜日)に何をしようか考えていたことを話す。
「類の笑顔を見れて、ボクも嬉しいよ」
リリース時から存在していた掛け合い
●類→瑞希
類「おや、随分協力的だねえ」
瑞希「昔馴染みのためだから、かな?」
●瑞希→類
瑞希「類もカワイイポーズしてみる?」
類「いやいや、君の株を奪うような真似はできないよ」
追加された掛け合い
2020年12月末、類と瑞希に新たなライブ掛け合いが追加され、二人の掛け合いは計4種類となった。
●類→瑞希
類「さあ。行こうか、瑞希」
瑞希「OK。イッツショーターイム♪」
●瑞希→類
瑞希「そろそろボクの出番かな」
類「僕を忘れてもらっては困るよ」
掛け合いの共通点
別の相手との掛け合いで、同じような表現を使っていることもある。
①ハッピーエンド
KAITO「順調だね」
類「ハッピーエンドが近いようだね」
瑞希「ハッピーエンドが一番!」
司「ああ。最後は笑顔だ!」
(どちらも、イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」後に追加)
②ぼく(たち)の出番
瑞希「そろそろボクの出番かな」
類「僕を忘れてもらっては困るよ」
(イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」後に追加)
類「僕たちの出番かな」
MEIKO「ふふっ、燃えてきちゃうわね」
(おそらくイベント「聖なる夜に、この歌声を」後に追加)
似たもの同士なのか、示し合わせたのか、あるいは……?
思い馳せてみると、にやにやできるかもしれない。
2021年4月1日〜9日開催のイベント「君と歌う、桜舞う世界で」より実装されたイベント形式「チアフルカーニバルイベント」では、2つのチームに分かれ、同じチームの人とランダムで5人1組になり相手チームと戦う。
その際、それぞれリーダーにしたキャラ5人に対応して、様々なチーム名がつけられる。
ユニット内外の繋がりや、意外な共通点まで、ありとあらゆるチーム名が発見された。
類と瑞希の二人で発生する固有チーム名は、実装当初の2021年4月時点ではなんと4つ存在し、最多の5つ(彰人と瑞希)に次いで多かった。
- 「昔馴染みチーム」
ライブ掛け合いの瑞希の発言より。
- 「孤独な仲間チーム」
イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」第7話、中学時代の類の発言より。
孤独はいろいろなものをくれたと語り、いくつかの例の最後に「それに、屋上にいる孤独な仲間も、ね」と告げた。
- 「屋上のフレンドシップチーム」
イベント「KAMIKOU FESTIVAL!」にて実装された★4瑞希のカード名、
- 「チーム腐れ縁」
その★4瑞希カードのサイドストーリー前編より。
文化祭の後日、杏に類との関係を「腐れ縁」と語っている。
その後、以下のチーム名も追加されている。
- 「飛びきりの笑いを君にチーム」
イベント「純白の貴方へ、誓いの歌を!」にて追加。
4月開催のイベント「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」で実装されたカードのサイドストーリーが元になっていると考えられる。
- 「望む自分であるためにチーム」
イベント「ボクのあしあと キミのゆくさき」にて追加。
同イベントにて実装の★4瑞希のサイドストーリー後編での類のセリフから。
- 「来てくれなければ困るよチーム」
イベント「青空に願うユア・ハピネス!」にて追加。
5月開催のイベント「白熱!神高応援団!」8話のラスト、打ち上げ参加を辞退しようとした瑞希を引き留めた類のセリフから。
ユニット外で「リリース初期から一定の関係性のある組み合わせ」のキズナランク24種類が、2022年5月10日に追加された。
この日ついに、類と瑞希のキズナランクが実装された。
実装日は奇しくも、混合類バナー+類瑞同時★4PUのイベント「白熱!神高応援団!」の開催日。イベントを走りながらキズナもためることができる、屋上のとうふにはありがたいタイミングだった。
瑞希バースデー2022
バースデーカードのサイドストーリーにて、サプライズパーティーに参加している。
また、セカイの4コマは類と瑞希がメイン。輪を少し外れて二人で話す雰囲気が唯一無二である。
「楽しかったかい、瑞希」「――うん。楽しかったよ、すごくね」
概要 |
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シブヤに突如できた学校・ミクデミーにみんなで入学!?ミクダヨー校長先生と共に素敵な1年(!?)を楽しもう♪ |
ミクデミーという学校で1年間過ごすことになった、という設定の2023年エイプリルフールネタ。
専用のセカイや会話、なんと楽曲まで書き下ろされた、豪華な1日となった。
クラス分け
思いついたら即行動!パッションハートクラス!
この学校では、ユニットの枠を超えた、特別なクラス分けが行われた。
そこでなんと、類瑞は同じクラスに振り分けられたのである!!!
全体のメンバーは、咲希、みのり、杏、類、瑞希、リン(モモジャン)、レン(ビビバス)。
公式ツイッターでは、
「行動派な生徒が多いクラスです。クラスの前を歩く時は、元気いっぱいな生徒やドローンの飛び出しに注意しましょう。」
と紹介されている。
第107話「似合いの役職」(2022年5月16日)
(元ツイートURL : https://twitter.com/pj_sekai/status/1526034706017312769?s=21&t=6HymV_TLdiWAm4LWmniPIA)
イベント「白熱!神高応援団!」に合わせた4コマ。
初めて類瑞が4コマに一緒に登場した。
1~2話で、瑞希と杏が類を応援合戦の演出担当に誘い、承諾した後の場面の様子。
瑞希から「いかにも参謀って感じ」と言われる類と、すべてをショーにつなげる類が描かれる。
第108話「昔からの大切な」(2022年5月17日)
(元ツイートURL : https://twitter.com/pj_sekai/status/1526397098488471555?s=21&t=6HymV_TLdiWAm4LWmniPIA)
司の誕生日に合わせた4コマ。
話のメインは、司のバースデーパーティーでの司と冬弥とのやりとりである。
各コマには招かれたお馴染みの面々がさりげなく描かれているが、その1コマ目では一緒にいる類瑞が描かれている。
セリフは特にないが、どのような経緯があって二人がパーティー会場にて一緒にいるのか、想像が膨らむ。
第123話「腐れ縁な絆」(2022年8月27日)
(元ツイートURL:
https://twitter.com/pj_sekai/status/1563360662675341314/photo/1
瑞希の誕生日に合わせた4コマ。
なんと、全てのコマに類瑞が登場している。
瑞希に「楽しんでもらえたかな?」と聞く類。瑞希はそれに対し、「うん!最高だよ!それに――」と言いつつも言葉を濁す。
そして4コマ目で、「それに――ここに類がいてくれることも嬉しいんだ」と心の中で瑞希は語った。
第174話「サプライズなプレゼント」(2023年6月24日)
(元ツイートURL:https://x.com/pj_sekai/status/1672259213874298881?s=20)
類の誕生日に合わせた4コマ。
『なにげない日常の一コマ 何かに集中している瞬間』
『今回の誕生日はどういう時に心の隙ができるのかよく学ばせてもらったよ』
とサプライズを受けた感想をモノローグで語っている。
その中で、『なにげない日常の一コマ』という部分で、屋上で瑞希が話しかけている場面を思い浮かべている。類の思う日常の中に、瑞希がいる……
第190話「勉強の大切さ」(2023年9月28日)
(元ツイートURL:https://x.com/pj_sekai/status/1707236186522309007?s=20)
イベント「Let's study hard!」に合わせた4コマ。
勉強会に向けて気合を入れたり、類が物理法則を身を持って学ばせようとしたりする。
1コマ目では先生組(類・瑞希・冬弥)がメガネをかけているが、これはどうやら瑞希が用意した伊達メガネの様子。
- 瑞希の飴
公式のユニット衣装立ち絵(キャラクター紹介や★2瑞希のイラスト)で、瑞希が持っている飴の色は、紫と水色。
おや? 紫の髪に、水色のメッシュの入った人が……
- アイメイク
類のアイラインと、瑞希の飛び出たまつ毛は、同じピンク色。
はっきりとアイメイクが施されているのは、この二人だけである。
- 「屋上」
2021年5月までの時点で追加された瑞希の★4カードには、とある共通点がある。
「KAMIKOU FESTIVAL!」で実装のカード
カード名は 「屋上のフレンドシップ」
「シークレット・ディスタンス」で実装のカード([気づいてしまった想い])
スキル名は 「また屋上で」
「お悩み聞かせて!わくわくピクニック」で実装のカード([想いと現実の狭間で])
スキル名は 「屋上という居場所」
瑞希にとっての「屋上」の重要性が、目に見えて分かるようである。
- キラキラくん
バーチャルライブでは、我々アバター(通称:とうふ)のペンライトの光や演出を、キャラたちも認知している発言が時々見られる。
類と瑞希は、そのアバターや光のことを「キラキラくん」と呼んでいた。
(類は「全力!ワンダーハロウィン」アフターライブにて)
(瑞希はまふゆのバースデーライブにて)
今のところ「キラキラくん」呼びをしているのは、二人だけのよう。
ライブ掛け合いでの同じワードチョイスのように、似たもの同士の感性なのか、はたまた……。
- 「サイドストーリー後編の男」
類と瑞希は他ユニットということもありイベントストーリー内での絡みは少ないものの、類が瑞希の★4のサイドストーリー後編に登場することはかなり多い。([気づいてしまった想い]、[想いと現実の狭間で]、[ハーミット・リバース]、[お先に失礼!]、[怖くないよ])
また、★4以外でも、初期実装カードの★1瑞希[『カワイイ』にこだわる自由人]後編にも登場している。
類瑞において、神代類は「サイドストーリー後編の男」といえよう。
- ビジュアルファンブック
2021年11月に発売された「公式ビジュアルファンブック」。
カードイラストなどの様々なビジュアルとあわせて、ユニットメンバー以外との交流関係について紹介されていた。
類瑞ももちろんお互いの名を挙げている。
また、2022年12月発売の「ビジュアルファンブックVol.2」では、瑞希→類の思いが少し変化している。
- アメトリン
奏バナーのニーゴ箱イベント「いつか、絶望の底から」(2022年1月21日〜29日)での書き下ろし楽曲「トリコロージュ」(作詞作曲:煮ル果実さん)では、メンバーひとりひとりを宝石に例えた一節がある。
瑞希のフレーズは「孤独なアメトリン」。
まず、「孤独」という類瑞に深く関わるキーワードが冠されている。
そしてこのアメトリンという宝石は、アメジストとシトリンが同居したクォーツ、つまり紫と黄色のバイカラーの宝石である。……類の髪の色と瞳の色である。
また、類の誕生日である6月24日の誕生石だとする文献もある。
単に偶然かもしれないが、類瑞を感じるには充分すぎるかもしれない。
- 文化祭イラスト
2022年10月29日~11月6日に、リアルイベント「神高文化祭」が行われた。
そのグッズイラストを描かれたおむたつさんのお知らせツイートにて、類・瑞希・杏・ミクのイラストが添えられている。
(元ツイートURL:https://twitter.com/omrice4869/status/1585243376831823872?s=46&t=XCJhyOv2-YlqF9kPBCmvlw)
- 進級後の立ち絵
3周年の節目に進級することから、新しいユニット衣装と立ち絵が公開された。
●類
新しい立ち絵は、……背中を向けて振り向くポーズ。
瑞希の初期立ち絵と似ている。
●瑞希
初期に引き続き飴を持っているが、その色は水色。
おや? 水色のメッシュの人が……?
- 杏と類のキズナ称号
2024年7月末に、杏と類のキズナが追加された。
キズナランク26の称号名は「古い友人の良き理解者」。
類と杏の繋がりの中に、古い友人……瑞希というそれぞれに大切な友人の存在がある。類が瑞希を気にかけている描写と合わせて、屋上のとうふとしてもガッツポーズな称号名だろう。
- ブルフェスの写真
2024年9月末、類のブルームフェスティバル限定カード[宝物を見つめて]が実装された。
特訓前のイラストには、彼のこれまでを振り返るように、色んな時期、色んな人との写真が飾られている。
その中に、ぼやけてはいるが、類瑞の写真が飾られているのである!(幼少期の類の後頭部のあたり)
体育祭のときの写真のようで、青い鉢巻きをした2人が笑って写っている。
類のとある想いを反映したセカイの中、瑞希との思い出として体育祭が映し出されている意味を考えるのも楽しそうだ。
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コメント
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──それが夢物語でしかないと気づけないほど、子どものままではいられないから。 うぇぶおんりー開催ありがとうございます!!!!!血迷って参加しました。展示です。いえい。書き上げたのは21:00丁度です。流石にびっくりしました。6,743文字pixiv小説作品プレゼントはライバル色の
注意 この作品は、公式様とは一切の関係がない二次創作です。 ご理解頂いた上で閲覧をお願いいたします。 __________________ 今回のメインは彰瑞になります。 類瑞を感じる部分もありますが、類は登場しません。 彰→瑞の描写がございますので、苦手だと感じる方は自衛の程よろしくお願いします。 BLのタグが付く作品を書くのは今作で二作目になります。 注意書きにはこれを書いた方がいいなどございましたら、コメント欄で教えて頂けると幸いです。1,515文字pixiv小説作品桜の傷
言えなかったひとこと。 「先輩」の卒業の話 自称絵描き、ついに自称文字書きになってしまいました。 漫画で描こうと思ったら話がごちゃついてしまったので、じゃあ文字にしよう!ということで、初文字書きです。これから漫画にできなかった話を少しずつ書いていくのでよろしくお願いします。 来世ではタイトル付けのセンスが欲しいですね。 追記:わ゛!!!!!!!!!これはいい類瑞タグ!!!!!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!ずっと憧れてたタグが!!!!!!!!!!!もっっっっっのすごくめちゃくちゃ嬉しいです本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!1,775文字pixiv小説作品- きらきら星は流れ落ちる
5番星 迷い星
世間一般ではきっと夏休みですね 私は、残念ながら受験生なのでほぼ毎日学校に行って勉強してますが…… 10話以内に完結させたいなぁ、と思いながらはや折り返しの5話になってしまった……あれ、もしかしてこれ10話も行かないんじゃないかとか思ってます。笑 1/21 追記 タグ追加ありがとうございます!! 今年受験ということもあって、更新ストップしていますが、あと1ヶ月半耐えたら必ず続き書きますので待っててください!! 続きの展開は山のように考えているのに……書けないのがもどかしすぎる……(><)2,178文字pixiv小説作品 My Valentine
まだ2月なのでバレンタインです!!!() 前半部分は、公式のバレンタインイラストで、瑞希の背中を押してる杏ちゃんが好きすぎて生まれました。あんみずきフレンズ大好き! それから後半を考えて書いていたら今になりました…… ラストのあれの意味はぜひ調べてくださいませ。 表紙素材をお借りしました☞ 「フリー素材」水彩ボタニカル素材 | てんぱる1 https://www.pixiv.net/artworks/961608663,048文字pixiv小説作品