概要
音楽ゲーム『プロジェクトセカイ』に登場する東雲彰人×白石杏のNLカップリング。
二人はVividBADSQUADのメンバーで、杏の父がかつて行ったライブイベントRAD WEEKENDを超えるという同じ夢を持つライバルでもある。
ちなみに、公式のtwitterで彰人と杏、ビビバスミクが描かれているイラストが公開されている。
https://twitter.com/pj_sekai/status/1314400485235847169
関係
似たもの同士で、2人とも勉強が苦手だったり、運動部の助っ人をしていたりする。
しかし、杏が思いつきで行動するのに対し、彰人は慎重なタイプのため、杏が突っ走りすぎないよう注意することもある。
また、相棒であるこはねと冬弥をストリートミュージックの世界へ連れ出したのもこの2人で、ViVidsとBAD DOGSを引っ張っていく先輩同士でもある。
杏と彰人のキズナランク46の称号は『相棒が最高』で、ローディング画面の一コマ漫画では、自分たちのコンビの方が最高だと張り合っている。
エリア会話では苦手な勉強で勝負をしたり、杏が彰人のテスト結果を冬弥に聞いて探りを入れたりしていた。
ビビバスアーカイブ04では、共に補習に引っかかりチームの練習に遅れている。
初期の杏☆2のサイドストーリー後編では、彰人がニンジン、杏がトマトを食べられないことが明かされ、杏が「子供みたい」と彰人をからかい、「お前も十分子供じゃねえか」と言い返されていた。
他にも杏がオバケ、彰人が犬を苦手としており、宮女の文化祭ではゾンビのオオカミに2人で取り乱していた。
お互いに隙あらばからかって言い合いになる関係だが、信頼はしていて、チームの仲間として支え合っている。
ストーリー※ネタバレ注意※
メインストーリー
オープニングにて、2人に面識はなかったもののRAD WEEKENDの会場に居合わせており、同時期に同じ夢を追いかけ始める。
一枚絵には、杏と一緒に彰人も映り込んでいる。
1話以降、彰人は杏の父が経営するWEEKEND GARAGEの常連だったため、2人は中学の頃からの顔見知りで、彰人の方は杏の実力を認めており、RAD WEEKENDを超えるために相棒を探していることも知っていた。
4話にて、杏は相棒となったこはねを彰人に紹介するが、彰人は同じ夢を本気で追いかけていると思っていた杏がイベントの経験もない素人を相棒に選んだことに憤り、杏とこはねを自分も参加するイベントに誘う。
冬弥の制止もあったが、彰人は「オレ達の歌でぶっ潰す」と感情的になっていた。
遂に訪れたViVidsの初ステージで三田洸太郎が妨害行為をしたことで、彰人が"原因は自分だから"という理由で罪を被り、同時にこはねに辛く当たったこともあって、杏は彰人に「見損なった」と言い敵対するようになる。
また、ここに至るまで彰人は杏に対して猫を被っていた為、素で会話したのはこの時が初めてになる。
二度目のステージでViVidsが実力を出し切った後、2人の実力と覚悟を認めた彰人は先日のことを謝罪するものの、杏は妨害行為をしたのが彰人達だと誤解したままだったので、以降も彰人達に対して良い印象は持っていなかった。
三田から真実を聞かされて誤解が解けてからは見方を改めるようになり、こはねと共に冬弥に会いに行った際には、冬弥のことを「どっかの誰かさんと一緒で、けっこう頑固なタイプ」と言っていた。
その後4人はセカイで歌い、RAD WEEKENDを直に体験していた彰人と杏は、この4人ならRAD WEEKENDを超えるイベントに近づけるのではーーと同じ予感を覚え、杏から4人で組まないかと持ちかけた。
イベントストーリー
- 『いつか、背中合わせのリリックを』
ステージ裏で杏がこはねを「守れなかった」と言った際に、彰人は「まだこはねのことを相棒って思えてないんじゃねえのか?」と指摘。杏はこはねに頼られていることが嬉しくて、相棒として対等に思えていなかったことに気付かされた。
後日、杏は遥のアドバイスを経て彰人にお礼を言い、こはねに本当の気持ちを話して、4人でRAD WEEKENDを超えるという気持ちを再確認した。
- 『STRAY BAD DOG』
彰人は実力を上げるためにソロでイベントに出たいと言い、杏は彰人の頑固な性格を理解した上で「納得できるまでやってきたら?」と合意した。
ところが彰人は焦りから根を詰めて無茶をし、心配する3人のもとに三田が駆けつけて来る。
連れられて来たイベントで、彰人は新とのリベンジに苦戦しており、3人は飛び入り参加で加勢。杏は自分達が彰人に支えられていることや、夢を追いかけているのはひとりじゃないことを伝える。
彰人は迷惑をかけたことを謝り、チームでもっと上に行くことを新に宣言した。
彰人☆4のサイドストーリー後編では、杏の父にコーヒーに生クリームをたっぷりのせてもらうことになっていたが、杏が来たことで恥ずかしがり、取り消そうとして失敗した。
- 『Bout for Beside You』
彰人は杏の異変に気づき、杏を呼び出してその真意を探るが、「それだけじゃないような気がする」と煮え切らない様子だった。
しかし、杏はレンやミクとの会話で『いつかこはねに相棒だって思われなくなるかもしれない』という不安に気付かされる。
彰人は過去、杏が相棒をずっと探していたことや、彰人が相棒を見つけたと話した時、杏が「いいなぁ……」と呟いていたことを振り返り、その不安は仕方ないと理解を示して、杏が不安を口にすると、彰人は「やるしかねえだろ」と杏を奮い立たせた。
彰人☆2のサイドストーリー後編では、杏が彰人に変化した気持ちを話している。
- 『Walk on and on』
杏☆3のサイドストーリー前編では、共同でトラックメイクをしている様子が見られる。
- 『Find A Way Out』
彰人は自分と同い年くらいの杏の歌に衝撃を受け、更にKENの娘であることや、「RAD WEEKENDを超える」と明言していることを知る。
一度はRAD WEEKENDを超えるなんて無理だと思ったが、それだけの覚悟があるからこそ、あれだけの歌が歌えるのだと杏に触発され、彰人が杏を、そして街の人達を超える決意するきっかけとなった。
憧れのハコであるCrawl Greenのイベントに出ることが決まった際は、焦燥感や苛立ちから自分を追い込んで夜遅くまで練習をしていたが、杏の歌声が耳に入り、周りに目を向けて「オレだけじゃない」と気付かされ励まされていた。
またアフターライブにて、杏も彰人の力強い歌声を聞いて、「私も頑張るぞーっ」と思っていたことを明かしている。
今回のイベントとは別だが、杏☆4[かつての熱狂]のサイドストーリー後編では、杏は周りが夢を少しずつ諦めていく中、彰人だけは初めて会った時から「あの夜を超える」と言い続けていたと話している。
関連イラスト