概要
音楽ゲーム『プロジェクトセカイ』に登場する天馬司×鳳えむのNLカップリング。
2人はワンダーランズ×ショウタイムのメンバー。
切っ掛けはフェニックスワンダーランドのキャストオーディション。彼に注目したえむによって、共にワンダーステージにて働くことになる。
身長差は司が男子6人中2番目に低い172cm、えむがリンと並んで1番低い152cmのため、20cm差となっている。
なお進級後の身長差は司が身長を伸ばし173cmとなったことで、21cm差となった。
関係
日常的にはことあるごとにえむが司に突撃したり、掘った穴から突然出てきて驚かせたり、神山高校に侵入してまで会いに来たり、といったように司がえむに振り回されていることが多い。
ユニスト(本編)やイベストでは、ネタバレになるため詳細はある程度割愛するものの、2人で観覧車に乗って話したり、司が窮地に陥ったり悩みを抱えたりした際えむが真っ先に駆け寄ったりなど、えむの相手を思いやるところが多々見られる。
一方で、そんなえむが思い悩んだ時には司がえむの悩みを引き出したり、励まして共に解決に向けて奮闘する、といった形でえむを引っ張り上げる様子が見られる。
エリア会話などでも2人の相性は良く、2人が思いっきりボケに転じたり、えむがボケで司がツッコミ(基本的に類やえむといる時は司はツッコミなので大体こっち)に回ったりなど。
ちなみに、えむの部屋にはワンダショメンバーとよく似た動物のぬいぐるみがあるのだが、寧々と類に似たぬいぐるみは壁際にきちんと座らせているのに対し司に似たぬいぐるみだけはベッドの側に転がっているため、えむはこのぬいぐるみと毎晩一緒に寝ているのでは?という考察がされている。
進級近くのストーリーについて ※ネタバレ注意※
進級近くのイベントストーリーではユニットメンバーそれぞれが自分たちの未来を考える中で、初期の二人とはまた異なる一面を垣間見ることが出来る。
- 『夢の途中、輝く星たちへ』
“……やっぱりあたし、司くんのお芝居が好きだよ”
“ステージにいる司くんのキラキラは、たくさんの人を笑顔にすることが出来るから。だから……”
“――だからきっと、司くんは世界のスターになれる”
『夢の途中、輝く星たちへ』では、司が演者としての実力をつけるため、外部のワークショップに参加することとなる。
最初は笑顔で応援するえむであったが、一緒に居られる時間が減り、別れの時が近いことを感じ始める。
思い悩む日々を経て、司が参加したワークショップの公演会の日が訪れる。そこで始まった演劇はピーターパン。そして司はその主役を勝ち取り、ピーターパンとしてステージ上に姿を現した。
その演技に魅了される中、えむは「……やっぱりあたし、司くんのお芝居が好きだよ」と心の中で告げる。
そして改めて、司を応援するという強く深い想いを固めるのであった。
以降のイベントストーリーでも司に対して人一倍強く心配したり、彼の演技に涙を流したりなど、健気に応援する様子が見られる。
彼女の視点に意識を置いて以降のストーリーを読むと、また違った味わいが得られるだろう。
- 『あたしたちのハッピーエンド』
“あの時、オレを誘ってくれてありがとう”
“お前のおかげでオレは、最高の仲間に出会えて、夢に向かってまっすぐ進むことができた”
“本当に…………ありがとう”
『あたしたちのハッピーエンド』では、
類がそれぞれの未来への岐路の中で夢に向かって一緒に進む道を模索し、4人でフリーランスとなり外部で経験を積む選択肢を提案する。
しかしそこでえむは自分の夢はフェニックスワンダーランドの皆を笑顔にすることであるため、司、寧々、類と一緒にその外へ行くことはできないと告げる。
この時まで司はそれぞれの将来について、他のメンバーに比べてあまり意識しておらず、仲間たちとの別れの時までの近さをこのストーリーで初めて明確に実感することとなる。
このストーリーでの司は珍しく、えむに直接的に感情を伝えられず言い淀んでしまう場面が見られる。
それはえむにも一緒の道を進んでほしいという気持ちとえむの想いを尊重したい気持ちの板挟みにあったがゆえなのであろう。
えむの抱えた想いを知った司の感情の揺れ動き、そして近づく別れの中、最後に司がえむへと伝える切実な言葉は是非その目で見届け、聞き届けてほしい。