概要
てんとう虫コミックス29巻及び、藤子・F・不二雄大全集14巻に収録。
物を入れるとそれを買い取り、代わりに現金が出てくる機械。同様の道具に「自動質屋機」があるが、自動質屋機同様に中古品は相応の金額にしかならない。元の品物を取り戻す手段は自動質屋機より厳しく、1時間以内に10倍の金額を返金しなければならない。
なお、入れた物の中に現金が入っていた場合、それを含めて買取金額として出てくる。つまりは払い戻しにあたる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1984年1月27日放送。
- 放送した時期が冬だったため、作中の季節も冬になっており、のび太は温まろうと自動販売機で缶コーヒーを買ってしまった。また、帰宅した際もママにどう伝えようかお金を取られたや、落としてしまったなどの言い訳を考えているが、どっちにしても怒られると実際に言うことはなかった。
- ジャイアンとスネ夫は1度目にのび太が本屋から漫画を買って出て来るのを目撃しており、2度目に出てきた時は、おもちゃ屋の前で待ち伏せしていた。そしてジャイアンと漫画を取り合いになったことで漫画は真っ二つになり、片方だけが溝に落ちた。
- しずかの本の買い取り額は260円だったので、買い戻しの額も2600円になっている。
- パパがエロ本に隠していたのは3000円で、ドラえもんも自動買いとり機に入れる前にチラッと本の中身を見て頬を赤らめながらにやけている。
- ラストでパパはタバコを吸っておらず、へそくりを隠しておいた本がないか居間の押し入れを探しており、そこにママがおやつのどら焼きを持ってきたので、何をしているのか聞かれたので、ここに置いた雑誌を知らないかと聞いたが、どんな雑誌かきかれたため、すぐに大したもんじゃないと、誤魔化した。そして3000円がどこにいったのか考えていると、再びママからどうかしたのか聞かれたため、またも誤魔化すが、残念そうな顔をするのだった。
水田版
- 2023年9月23日放送。
- のび太が大量の古本を売って貯めた金額は500円。
- のび太が新しい漫画を買ってきた時、ママが古新聞をまとめている場面が追加。
- しずかの買い取り額は360円だったので、買い戻しの額も3600円になっている。
- 静かの本を買い戻すため、ドラえもんとのび太が部屋に残っていた本をありったけ自動買いとり機に投入する描写が追加され、古新聞の中にあったエロ本はゴルフの本に変更され、のび太のこの本にゴルファー姿の星野スミレが載っていたため、これに見とれていた。
- 今回もパパは大山版と同様にタバコは吸わず、へそくりを隠した雑誌を探して押し入れを覗いて、その最中にママから何をしているのか聞かれているが、覗いた押し入れは階段の下に設けられたもの。
関連タグ
自動質屋機:類似しているひみつ道具。