第84回菊花賞
だいはちじゅうよんかいきっかしょう
クラシック最後の大勝負。二冠かそれとも。
概要
2023年、改修工事を終えた淀のターフに帰還した菊花賞。
この年の3歳クラシック戦線は春のダービーの時点ではソールオリエンスとタスティエーラが中心になっていたが、両馬ともに菊花賞参戦を表明。ソールオリエンスはセントライト記念を経由し、タスティエーラは直行で駒を進めた。これにより00年以来23年ぶりに分け合った皐月賞馬とダービー馬が菊花賞で直接対決することになった。
他に神戸新聞杯で優先出走権を獲得したサトノグランツや古馬重賞から転戦するトップナイフ・ノッキングポイントなど、17頭で争われることとなった。
出馬表
※3歳牡馬。
馬番 | 馬 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|
1 | トップナイフ | 横山典弘(美浦) | 昆貢(栗東) |
2 | ウインオーディン | 三浦皇成(美浦) | 鹿戸雄一(美浦) |
3 | シーズンリッチ | 角田大河(栗東) | 久保田貴士(美浦) |
4 | ダノントルネード | 西村淳也(栗東) | 中内田充正(栗東) |
5 | パスクオトマニカ | 田辺裕信(美浦) | 久保田貴士(美浦) |
6 | リビアングラス | 坂井瑠星(栗東) | 矢作芳人(栗東) |
7 | タスティエーラ | J.モレイラ(BRZ) | 堀宣行(美浦) |
8 | サヴォーナ | 池添謙一(栗東) | 中竹和也(栗東) |
9 | ノッキングポイント | 北村宏司(美浦) | 木村哲也(美浦) |
10 | マイネルラウレア | 岩田望来(栗東) | 宮徹(栗東) |
11 | サトノグランツ | 川田将雅(栗東) | 友道康夫(栗東) |
12 | ハーツコンチェルト | 松山弘平(栗東) | 武井亮(美浦) |
13 | ナイトインロンドン | 和田竜二(栗東) | 大竹正博(美浦) |
14 | ソールオリエンス | 横山武史(美浦) | 手塚貴久(美浦) |
15 | ファントムシーフ | 武豊(栗東) | 西村真幸(栗東) |
16 | ショウナンバシット | M.デムーロ(栗東) | 須貝尚介(栗東) |
17 | ドゥレッツァ | C.ルメール(栗東) | 尾関知人(美浦) |
前評価
人気 | 馬 |
---|---|
1 | ソールオリエンス |
2 | サトノグランツ |
3 | タスティエーラ |
4 | ドゥレッツァ |
5 | ハーツコンチェルト |
父が菊花賞馬であるソールオリエンスやサトノグランツ、母方でスタミナを補強しているタスティエーラが人気を集めた。
レース展開
結果
ドゥレッツァが後方を寄せ付けずに優勝し最後の栄冠を制した
タスティエーラは2着、ソールオリエンスは3着とクラシック馬としての意地は見せた