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概要編集

2023年、改修工事を終えた淀のターフに帰還した菊花賞

この年の3歳クラシック戦線は春のダービーの時点ではソールオリエンスタスティエーラが中心になっていたが、両馬ともに菊花賞参戦を表明。ソールオリエンスはセントライト記念を経由し、タスティエーラは直行で駒を進めた。これにより00年以来23年ぶりに分け合った皐月賞馬とダービー馬が菊花賞で直接対決することになった。

他に神戸新聞杯で優先出走権を獲得したサトノグランツや古馬重賞から転戦するトップナイフノッキングポイントなど、17頭で争われることとなった。


出馬表編集

※3歳牡馬。


前評価編集

人気
1ソールオリエンス
2タスティエーラ
3サトノグランツ
4ドゥレッツァ
5ハーツコンチェルト

父が菊花賞馬であるソールオリエンスやサトノグランツ、母方でスタミナを補強しているタスティエーラが人気を集めた。


レース展開編集

トップナイフが出遅れ、ドゥレッツァが大外からハナを切り、パクスオトマニカが2番手。人気のタスティエーラは中団前目、ソールオリエンスはその後ろから。ドゥレッツァはため逃げで、2周目3コーナーで一旦リビアングラスにハナを譲ったが、直線に入るとエンジン点火。再び先頭に立つと後は突き放す一方で、追ってきたタスティエーラに3馬身半差をつけて完勝。さらに1馬身半差3着にソールオリエンスだった。3人気サトノグランツは10着大敗となった。


結果編集

着順着差
1ドゥレッツァ3:03:1
2タスティエーラ
3ソールオリエンス
4リビアングラス¾
5サヴォーナハナ

終わってみれば溜め逃げで上り最速を記録したドゥレッツァの強さばかりが際立ったレースだった。G1馬タスティエーラやソールオリエンスも早い上がりを使って力を示す形となった一方、彼ら共々有力だったサトノグランツはいいところがなかった。


  • ルメール騎手は18年フィエールマン以来5年ぶり3勝目。尾関厩舎はこのレース初勝利となった。またドゥラメンテ産駒は21年タイトルホルダーに続く菊花賞戴冠となった他、前週の秋華賞のリバティアイランドに続く2週連続G1勝利となった。
  • 1着ドゥレッツァと2着タスティエーラは共にキャロットファーム所有で、同クラブのG1でのワンツーは19年有馬記念(リスグラシューサートゥルナーリア)以来のこととなった。
  • 皐月賞馬とダービー馬が揃い踏みし、かつどちらでもない馬が勝ったのはビワハヤヒデが勝った93年以来30年ぶりのこととなった。
  • 重賞未勝利馬による菊花賞勝利は18年フィエールマン以来5年ぶり、条件馬からの勝ち上がりによる菊花賞馬は初となった。またここが重賞初挑戦だった馬が勝利したのは90年メジロマックイーン以来33年ぶりとなった。
  • 関東馬がワンツースリーとなり、これは85年以来38年ぶり、牡馬三冠をすべて関東馬が勝ったのは87年以来36年ぶりとなった。

実況担当者編集

NHK:清水敬亮(大阪放送局)

ラジオNIKKEI小塚歩

関西テレビ川島壮雄

余談編集

ちょうどこの時期はウマ娘プリティーダービーのアニメ第3期の放送時期であり、そのメインキャラクターでもある2015年世代のキタサンブラックサトノクラウンドゥラメンテの産駒に加え、同じくメインキャラのサトノダイヤモンド(2016年世代)の産駒が揃い踏みしていたため、ウマ娘ファンの間でも話題になっていた。


加えて馬券圏内となる上位3頭も2015年世代産駒組で独占している事も話題となる。


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