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第66回菊花賞

これがにほんきんだいけいばのけっしょうだ

第66回菊花賞とは2005年に行われたレースである。ディープインパクトが史上2頭目の無敗でのクラシック3冠を達成した。
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出走表編集

馬番馬名性別年齢騎手
1コンラッド牡3小牧太
2ヤマトスプリンター牡3池添謙一
3ミツワスカイハイ牡3渡辺薫彦
4ローゼンクロイツ牡3安藤勝己
5アドマイヤフジ牡3福永祐一
6アドマイヤジャパン牡3横山典弘
7ディープインパクト牡3武豊
8シャドウゲイト牡3佐藤哲三
9エイシンサリヴァン牡3吉田豊
10レットバトラー牡3幸英明
11シックスセンス牡3四位洋文
12ピサノパテック牡3岩田康誠
13ディーエスハリアー牡3石橋脩
14フサイチアウステル牡3藤田伸二
15マルブツライト牡3松岡正海
16マルカジーク牡3角田晃一

レース前の前評判編集


この年の春のクラシックはディープインパクト皐月賞日本ダービーを勝っており、前哨戦となる神戸新聞杯も勝利。ここまで無敗だったため、シンボリルドルフ以来の無敗3冠がかかっていた。さらに日本ダービー2着のインティライミは故障で菊花賞を回避。これにより、対抗馬不在の状態となり、ディープインパクトは単勝1.0倍の1番人気に押された。最終的な単勝支持率は79.03%になり、1963年のメイズイの83.2%に次ぐ歴代2位となった。

あえて、対抗馬をいうなら前哨戦神戸新聞杯2着のシックスセンス。しかし、この馬の単勝ですら20倍以上。

ディープインパクトの三冠か、それとも世代屈指のステイヤーがディープインパクトの三冠を阻止するか。注目のレースが切って降ろされた。


レース展開編集

シャドウナイトアドマイヤジャパンの大逃げでレースが展開。ディープインパクトがこれまでにない好スタートをきめたが、頭の良さが影響し、1周目の坂でかかってしまう。直線で立て直すと、中団に入った。そのままレースが進み、最終コーナーでアドマイヤジャパンがシャドウナイトを競り落とし、先頭に躍り出ると、残り400mからディープインパクトが一気に追い込む。一時は10馬身以上あった差はゴール前で逆転。そのままディープインパクトが2馬身の差をつけて優勝した。


レース結果編集


1着 ディープインパクト

2着 アドマイヤジャパン

3着 ローゼンクロイツ

4着 シックスセンス

5着 フサイチアウステル


快挙編集

この勝利によって、ディープインパクトは7戦7勝、シンボリルドルフ以来の無敗3冠を達成した

また、この日の京都競馬場の入場者数は菊花賞が行われる週としては過去最多を更新。歴代でも2位の入場者数となった。

GⅠレースにおいて、単勝が100円元返しになったのはシンザンの天皇賞秋以来である


備考編集

・この記事の読み仮名にもなっている『これが日本近代競馬の結晶だ!』はゴール前に実況の馬場鉄志アナが言った言葉であるが、ディープインパクトは両親ともに外国馬である。しかし、サンデーサイレンスウインドインハーヘアの経緯を考えれば、日本近代競馬の結晶と言われてもおかしくない。

・現在、よほどの人気でない限り、1.0倍のオッズに10円分がプラスされる「JRAプラス10」の制度の例に使われている。この制度が導入されていた場合、単勝は1.1倍になる。


関連タグ編集

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