データ
初出 | 第三世代 |
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効果 | 自分の「こうげき」を1.5倍にするが、最初に出した技以外を出すことができなくなる |
英語名 | Choice Band |
概要
初出は『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第三世代)。ハチマキと略されることが多い(ポケモンのハチマキには他に「きあいのハチマキ」(10%の確率でHP1で持ちこたえる)と「ちからのハチマキ」(物理技の威力1.1倍)があるが、これらの道具はあまり使われない)。
効果は上記の通り、持たせたポケモンの「こうげき」が1.5倍になる代わりに同じ技しか選択できなくなる。
所謂「こだわり系アイテム」と呼ばれるアイテムの元祖であり、他には「こだわりメガネ」「こだわりスカーフ」がある。
他のこだわり系と同じくバトルタワーのBP交換が主な入手方法。バトル施設のない『スカーレット・バイオレット』ではクリア後にデリバードポーチで市販される。
火力は大幅に高まるが同じ技しか出せないという特徴から、一発撃ってからの交代(所謂「撃ち逃げ」)や、不利な相手には「とんぼがえり」などで逃げたり、「トリック」「すりかえ」で相手に押し付けて持久戦やサポートの妨害を行う戦法が主流。
ただし第六世代で新登場した各種メガストーン、第七世代で登場したZクリスタルは「トリック」「すりかえ」が効かないため、3つ目の戦法はやや使いづらかった。
第八世代ではメガシンカとZワザが廃止になったため、再び通りやすくなった。詳しくは「トリック」「すりかえ」の記事も参照。
ダイマックス中はこだわりのメリットもデメリットも無視されるため、技を打ち分けることも可能になった。
しかし、それでも使用率は他の2つと比べるとあまり高くない。
こだわると耐久力などを全て捨てることになりがちなので先制して技を撃ち込む必要があることや、素早さと威力を両立できるのが特殊アタッカーの方に多いからである。
撃ち分けによる柔軟な立ち回りや補助技も使いたい場合はいのちのたまを選ぼう。
ちなみに技のPPが切れて「わるあがき」しか出来なくなっても、「わるあがき」の威力も1.5倍になる。
特にこだわりハチマキを持たせて「ふいうち」のPPを枯らされた時にあり得る事態で、相手が「ふいうち」のPPが枯れたことに気づかずに変化技を出した所に威力1.5倍の「わるあがき」が当たって勝ってしまうことも…。
余談
『大乱闘スマッシュブラザーズfor』では、ピカチュウのカラーチェンジとして登場する。
ウオノラゴンのオプションとしてぬいぐるみ化されている(タカラトミー)。
『LEGENDSアルセウス』では、似た名前の道具「こだわりちまき」が登場。使うと熱中状態になる。