概要
本来物事にはなにがしかの結果というものが存在する。始まりがあれば終わりがあるようにである。
結果が存在する以上、その間を繋ぐ過程というのも当然生じる。これも当然のことである。
過程を疎かにしていては当然結果には辿り着かない。ゆえに、本来望んでいた結果_目的へと向かうためには、過程をこなすための手段が必要となる。
しかし、手段に気を取られすぎるあまり、その手段に目が行き過ぎて本来の目的を失念してしまう事も、残念ながら人間にはヒジョーによくある事である。
こうした現象のことを手段の目的化という。または自己目的化とも言われている。
目的の手段化
まれに目的が手段化するケースもある。
こちらは主に身内などの死を美談に利用するケースに見られる。
最初こそは本当に哀悼の意を表した真面目な「目的」だったが、時の流れはどんどんその悲しみを薄れされるもの。そうなると次第にその人物に何か不祥事が発覚した時、それを誤魔化すための明確な「手段」と化してしまうのである。
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