パッチ族
ぱっちぞく
概要
ネイティブアメリカンの一部族。
後にラザホーの持ち霊となるエイリアンがUFOごと墜落・不時着し、そのエイリアンから技術と知識を得た。「パッチ族伝統工芸」がやたらとハイテクなのはそのため。
古くからアメリカ大陸の地にある全知全能の魂の集合体『グレートスピリッツ』を守護する役目を担い、そのグレートスピリッツを支配するシャーマン“シャーマンキング”を選ぶ戦い「シャーマンファイト」を何者かの意思によって始めた。シャーマンファイトを仕切るのは部族から選り抜かれた十祭司と呼ばれる10人のシャーマンで、戦いが終わるまでの間、大会運営と選手達の指導及び監督にあたる。
しかし彼らも年若いことや、長い時間を選手達と過ごすこともあってか、中には選手を贔屓にしたり心酔したりする者も居り、問題視される事もある。
一族が危険に見舞われないよう、選手らの前に姿を現して良いのは祭司達だけとされている。作中でも族長のゴルドバ以外は全く登場していない。また血を絶やさぬため祭司達は妻帯を義務付けられており、余程モテないか未成年でもない限り、基本皆子持ちである。
名前は元素周期表に基づいている。
メンバー
パッチの現族長。「真実とはいつも結果によってのみ示される」が口癖。大会を掻き乱すハオ一派の行為を苦々しく思いながらも、立場上手出しも出来ず静観に甘んじている。その方針は部下達にも徹底しており、分を弁えないシルバに制裁を加えたことも。
部族の未来を担う幼き双子の姉妹。ゴルドバやシルバに懐いている。訛りがキツい。
続編『SHAMAN KING FLOWERS』に登場するシルバの娘。作中における三代目アンナ。
テンプラ騎士団(先代十祭司)
十祭司
葉、蓮、竜を担当した祭司。爽やかな風貌の美男子で、過酷な戦いに向かう選手達を思いやる心優しい性格。気さくで親しみ易く、葉達とも良好な関係を築いていた。取り分け葉のことは何かと気にかけ情報交換もしていたが、それもそのはずで、実は500年前のパッチ族に転生したハオの直系の末裔。当時のハオともそっくりの面影を持つ。
ホロホロ、ICEMENら寒冷系シャーマンを担当。シルバの親友の一人。暑苦しくイカつい見た目のせいで異性との縁は薄いが、温厚で朴訥な人柄で周りからの信頼は厚い。ハオの打倒に傾倒していくシルバを心配している。
Mariachi、T-Productionを担当。シルバの親友の一人。試合の審判も務めており、自称“喋れる十祭司”を謳うだけあって話術に堪能。激しい戦闘を潜り抜けるため体捌きも得意としている。騒がしくノリの軽い性格だが友情に厚く、ハオに深入りしないようシルバに忠告する。
- クロム(CV:不明/不明)
蓮、ファウストといった、大会でも要注意とされる選手を担当。癖の強い祭司達を纏めるリーダーシップに富み、周囲からの信頼も厚い好人物。ハオの子孫故に疎まれていたシルバの最大の理解者で一番の親友だった。血塗られた思考に囚われていた当時の蓮に殺害され、若くして命を散らすことになる。
クロムの実弟。月組、ファウスト、NILESを担当。まだ10代の少年ながら、兄の死去に伴い補充として祭司になる。勤勉で真面目な性格のため祭司の務めを全うしようとしていたが、マグナの甘言に乗せられハオに加担。月組を動かし仇敵の蓮を討つが、葉の助力によって復讐は頓挫する。
星組、花組、MAGICAL PRINCESSを担当。ハオの強大な力に心酔し、祭司の使命を放棄。ハオがシャーマンキングとなるよう暗躍すると同時に、他の祭司達を勧誘までしていた。シルバより世渡りが上手いのか、この事でマグナが咎めを受けた様子は無い。
X-LAWS、リゼルグを担当。祭司達の中では容姿が不器量な方でねちっこい性格。ゴルドバの命令で、掟破りの多かったシルバの“再教育”をする。
haiti800、NAZCA、チョコラブを担当。卑怯な手段も厭わぬ曲者で、ブロン共々シルバの“再教育”に当たる。
ガンダーラ、土組を担当。マグナ同様ハオの力に心酔していたが、ガンダーラにも魅了されるなど節操の無い人物。
KABBALAHERS、COWBOYSを担当。気が小さい人物で、自身の営むカフェに麻倉兄弟が茶を飲みに来た際は終始ビビりまくっていた。が、弱輩を名乗れどそこは祭司、プラントでの戦いでは唯一植物の精霊を扱う特異性と多岐にわたる技で葉達を翻弄した。
十祭司の紅一点。青い瞳の美少女で、パッチ族の中でも最古の精霊を従える実力者。担当チームは無い代わりに、第二次トーナメントで使用するプラントの調整が仕事である。
その他
- ハオ
- ジンク(アニメオリジナル)