ガンダーラ
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がんだーら
古代インドの王国・地域名。そこにいけばどんな夢でも叶うというが、あまりに遠い場所。現代でいうと、アフガニスタン東部~パキスタン北西部にあたる
今でいうパキスタンからアフガニスタンにかけてのインダス川上流、ペシャーワル周辺地域を指す。この地は古来多くの民族が征服もしくは移住を繰り返してきた。
特に、アレクサンドロス大王の東征によってもたらされたヘレニズム文化の美術や建築様式が、インド仏教文化と混交することで独特の文化を繁栄させる。
紀元前6世紀~11世紀ごろまで独自の文化圏として栄えた。
西域、中国を通じて、日本の古代仏教文化にも大きく影響を与えており、日本の仏像が古代ギリシャ風の容貌をしている由来でもあり、ギリシャ神話の神々やケートスやグリフォンなどが東方に伝わる最中の通過点ともされており、アジアの竜やマカラや金毘羅権現やしゃちほこなどが後年に影響を受けたとされている。
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