概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。地底世界にてデスキャッスルの結界を守る四天王として登場した。
四天王の中では唯一3体で登場し、誰か1体が倒されると何処からともなく同類のモンスターを1体呼んでくる。
戦闘前と最期に残す台詞はまさに天晴れな武士そのものであり、ブライが「最後まで忠誠心を忘れぬ散り際でしたな」と評する程(そのセリフは下記参照)。
以降の作品はザコ敵として登場している。特に『ドラゴンクエストⅦ』でモンスターパークに送った際には武士とは到底言えないくらいの動物のような叫び声しか発さないという威厳もへったくれもないモンスターと化している。流石に別物と考えた方が良いだろう。
また、『ドラゴンクエストⅦ』ではモンスター職の1つとしても登場。サンダーラットとゲリュオンを極めるか、アンドレアルの心を持っていれば転職できる。この職とギャオースを極めればギガミュータントに、デスマシーンを極めればエビルエスタークに転職できる。
『ドラゴンクエストⅩ』では魔法の迷宮のコインボスとして登場。原作通り3体で登場し、数が減ると仲間呼びを使用してくる。そのためなるべく均等にダメージを与える必要があるのだが、個体毎にアルファベットが振られていないため区別しにくい。毒の攻撃を使用してくるため、毒耐性は必須。
また、FC版の再現としてボスでありながら即死が効く。ただし確率はかなり低いうえ、前述のとおり仲間呼びを使用するためあまり有効とは言えない。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは耐性が高くもなく低くもないモンスターとして登場し、配合の手間の少なさ・火力に乏しいが補助役としては有益なとくぎ・程よく伸びるステータス等から、メタルドラゴン、メタルスライムの入手を考えていた一部のプレイヤーに、素材としても短期間の旅のお供としても、それなりに重宝されていた。
ドラゴンクエストモンスターズ3では「煉獄峠の魔界」を支配する炎竜三兄弟として登場。それぞれ長兄がアンドロス、次兄がドレンガ、末弟がアルーガという名前で、3匹合わせてアンドレアルとなる。声優はいずれも最上嗣生。
当初は不死の力を持つという「極炎鳥ルタガルーダ」を復活させ、ランディオル大帝に不死を捧げようと目論んでおり、アルーガが初級の煉獄の門を開けてマグマを流し、ドレンガが中級でフレイム達を犠牲にルタガルーダを召喚。そして上級では3匹で襲い掛かりピサロに敗北後、目覚めさせたルタガルーダの怒りを買ってしまい襲われてしまう。しかし、ピサロに命を救われ、多数決の結果三兄弟そろって彼に忠誠を誓うことになる。
名ゼリフ
「私はこの結界を守る者。命に変えても結界を破らせるわけにはいかぬ!さあ来るがよい!」
人間など滅びてしまうがいい。デスピサロ様万歳!」
アンドレアル系のモンスター
主に毒の息を吐いて攻撃してくる。
なんでもない草や木も、このモンスターが食べると体内で恐ろしい毒に変化してしまう。
火炎の息や激しい炎といった炎のブレスをあやつる。
子供ドラゴンが脱皮して大人になるとき生まれついた性質により、レッドドラゴンとグリーンドラゴンに変わるらしい。
- エースドラゴン
幻のGBC版『ドラゴンクエストⅣ』に登場予定だった没モンスター。没なので何色をしていたのかは不明。