概要
『JUDGE EYES:死神の遺言』に登場する東城会系三次団体「松金組」お抱えの殺し屋。本名は「須崎」で、下の名前は明かされなかった。
オールバックの髪型に赤いライダースジャケットと白インナー、黒のズボンといった服装をしている。主人公・八神隆之とは、神室町での連続殺人事件の行方を追う彼を抹殺する依頼を受ける形で出会う。
なお、彼との戦闘回数は群を抜いており、『0』の久瀬の兄貴よろしく幾度となく八神の道を阻む。戦闘では一貫して豪勢な装飾が施されたステッキを変幻自在に操りながら襲い掛かる。ヒート色は白銀。
劇中では、「BERテンダー」前で八神を襲撃するが返り討ちに遭い、その後、松金組若頭・羽村京平に拉致された八神の助手・海藤正治を救出するため乗り込んだ八神に組員を嗾けたり直接手を下そうと試みるが、再び敗北する。その後の動向は不明。
また、「須崎亮」という双子の兄がおり、チャンピオン通りの「亜天使」にて彼とフレンドイベントが発生する。弟と異なり八神に敵対的な姿勢は見せず、八神に飲み比べ勝負を持ちかける。
フレンド成立後は八神の戦闘に加勢し、サブストーリーの一つである京浜同盟との決戦時にも力を貸す。戦闘の際は弟譲りのナイフ捌きで敵を蹴散らす。本人曰くニートとのこと。
戦闘
- 1戦目
特徴的な柄が付いた日本刀と『龍が如く見参!』の佐々木小次郎に似た低い姿勢の戦闘スタイルで襲い掛かる。これまでのボスと異なり戦闘開始直後にヒートを纏い、モータルアタックを試みるなど危険な立ち回りが目立つ。
- 2戦目
ステッキに格納されたナイフを使用する。『龍が如く0』の西谷誉に似た攻撃で襲い掛かる。また、ダウン時から起き上がり時に反撃を行うため注意が必要。
- 2戦目
槍状に変形させたステッキを用いて戦う。『龍が如く極』の劉家龍に酷似した巧みな槍術を使用する。攻撃の際のリーチや範囲に優れており刃物であるためガード不可のため油断ならない。
- 3戦目
ショットガン銃に変形させたステッキで戦う。『龍が如く3』のアンドレ・リチャードソン(ショットガン所持時)に酷似した動きで戦う。またこの戦闘では銃器による攻撃のため、思わぬ致命傷を受ける可能性が高い。
- 4戦目
2本に分離したカリスティック状のステッキで戦う。『龍が如く極2』の上山練次に似た動きで襲い掛かる。攻撃の手数に優れており非常に厄介。また、暗い部屋の中での戦闘になるため戦闘開始後すぐに部屋の電気を付けるのがおすすめ。
- 5戦目
BARテンダー前の戦闘と同じく刀を使用する。4戦目からの連戦になるため体力管理を怠らず、冷静に対処すべし。
真実
その後、本作から5年後を描いた続編『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』で、ステッキ男こと須崎の真実が元松金組組員の田代君から語られる。
「…あれ?お前もしかして知らないのか?」
「アイツの弟は須崎自身なんだ」
「二重人格ってやつだよ 須崎の中に須崎雅司(マサシ)と須崎亮がいるんだ」
なんと前作で八神に牙を剝いてきたステッキ男は、のちに八神が友情を深めることとなる須崎亮本人という衝撃の事実が明らかとなった。彼曰くステッキ男こと須崎は、雅司と亮の二人の人格が存在している。ちなみに雅司は不動産関係の職に就いているという設定らしい。