概要
ゴードンは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
タグとしては、ゴードン(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのゴードン
データ
所属鉄道 | グレート・ノーザン鉄道 → ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
製造年 | 1921~1922年 |
来島年 | 1923年 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 緑色(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道)→青色 |
番号 | なし(グレート・ノーザン鉄道)→4 |
モデル | ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3 |
初登場 | 第1巻3だいの機関車 |
概要
汽車のえほんの第1巻『3だいの機関車』より初登場した大型テンダー式蒸気機関車。
1922年までに生まれ、1923年に来島したとされる。
1921年から1922年までに作られたクラスA1の試作機に当たるクラスA0として製造された。
当初は欠陥が多く、テスト運転以外にには使用されない秘匿扱いの存在で番号も無かった。1923年にノース・ウェスタン鉄道に売却されたことで来島した経歴がある。
急行列車の牽引中に安全弁が破損して故障、その後、クルー市で修理を受けた際、3シリンダーから太っちょの局長が設計した2シリンダーに改造され、同時に外観も現在の姿になった。
2011年ピップとエマが急行担当を引き継ぐ形で急行運用から離脱した。
フライング・スコッツマンは弟にあたる(フライング・スコッツマンは1923年2月に製造されたクラスA1/A3の1両で、ゴードンは1921年から1922年までに製造されたクラスA1/A3の元になったクラスA0である)。
性格・特徴
性格は、威張りんぼうで、他の機関車を見下すこともある。
急行列車を担当するのが自慢なのだが、貨車を引くのは嫌がる。
安全弁が壊れたり、汽笛が鳴りやまなくなった時の事は、誰にでもある失敗と言って、脱線したことがないことを自慢していたが、その後すぐに脱線している。
イギリスの蒸気機関車が消えていき、兄弟達も廃車されたことを知った時は、かなり大きなショックを受けていた。また、そのショックから立ち直らせるために、太っちょの局長がフライング・スコッツマンを連れてきて、兄弟との再会を大変喜んでいた。
運用
本線の運用を担当しており、主に旅客を行っている。
とはいえ、貨物運用も担当するときもある。
ゴードンと言えば、急行担当のイメージが強いが、2011年ピップとエマが急行担当を引き継ぐことになり、急行牽引を引退している。
イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。
- 女王陛下のお召列車の担当をした。
- 汽車のえほんの機関車達が本当にいることを伝えるために、ロンドンの会場で展示されるメンバーの一員として参加。
きかんしゃトーマスにおいてのゴードン
データ
所属鉄道 | グレート・ノーザン鉄道 → ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
性別 | 男性 |
ベースカラー | 水色 |
番号 | 4 |
日本版声優 | 内海賢二(第1-8シリーズ)→三宅健太(第9-24シリーズ)→武内駿輔(25シリーズ-)、田中完(トーマスのヒミツ旅) |
モデル | ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3 |
初登場 | トーマスとゴードン |
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ威張りんぼうである。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 急行を引退していない。
- 兄弟であるフライング・スコッツマンの関係がやや悪い。
- スペンサーが登場して以降は彼と凌ぎを削っている。
2次創作について
2次創作では、威張りんぼうな性格で描かれている。
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3の姿をしたモデルなどがあったりする。
関連動画
関連タグ
本線での同僚