概要
キャッチコピーは「SDガンダム集大成!Gの歴史が今、ここに!」「最強部隊を率いて、Gの歴史を極めろ!」。『SDガンダムGCENTURY』(ヴァンガード開発)に続くゲームとして約2年の期間を要して開発されたが、ゲームシステムは自社開発のゲームである『SDガンダムジェネレーション』のものを引き継いでいる。
シチュエーションモードは「一年戦争開戦」(『機動戦士ガンダム』のプロローグ)から「第二次ネオ・ジオン抗争」(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)までを宇宙世紀の時系列順に、全42ステージが用意されている。ナレーションは鈴置洋孝と大塚周夫が担当。
ステージ構成は主に各原作作品の内容を再現しているが、中にはクロスオーバー的な演出もあり、ア・バオア・クー攻略戦では、ジョニー・ライデン、不死身の第四小隊、ヘンケン・ベッケナー、ラカン・ダカランなど一年戦争に参加していたとされるキャラクターが一堂に会したり、『機動戦士ガンダムΖΖ』のダカール攻防戦ではロンメル隊と青の部隊やマサイ・ンガバが同時に登場する。
登場するユニット数はそれまでのSDガンダムシリーズ最多の470体以上、登場原作キャラクターは160人以上となっている。シチュエーションモードのシナリオは『逆襲のシャア』までだが、機体とキャラクターは『機動戦士ガンダムF91』から『機動新世紀ガンダムX』までの主役級が登場する。シチュエーションモードのクリア後にプレイできるバトルマッチモードでは、これらの作品の主人公をレンタルという形で登場させることができる。また、本作のみヒイロ・ユイが強化人間の扱いになっている。
通常版に同梱されている「PREMIUM DISC」には本作のスペシャルセーブデータや、直近で上映されていた劇場版作品『GUNDAM THE MOVIE』やガンプラ、『機動戦士ガンダム』や『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』といったPlayStationの各種ガンダムゲームのCMムービーが収録されている。