ソーニャ(ドラえもん)
そーにゃ
声:永瀬廉
概要
パラダピアに暮らす「パーフェクトネコ型ロボット」。街を守っており、最初はドラえもん達のことを敵と勘違いし攻撃するが、徐々に打ち解け友情を育んでいく。
かつては、彼もドラえもんと同様ダメなロボットだったらしく、前の主人に「役立たず」と呼ばれ、ガラクタとして捨てられた所をパラダピアの長である三賢人に拾われ現在に至る。
手持ちの道具は黒いライトで、これ1つにスモールライトや光線銃、物体浮遊といった複数の機能が備わっている。移動にはエアバイク状に変形したクリオネラを利用する。
マツシバロボット工場とは関係ないが、「大長編ドラえもん」の中では、史上初の大長編ゲストキャラの猫型ロボットでもある。
関連動画
以下、ネタバレ注意!
中盤、タイムツェッペリンを利用してパラダピアからの逃亡を図ろうとしたドラえもん、のび太、マリンバの捕獲を三賢人に命じられ、クリオネラを率いて時空間まで追跡。一時はドラえもんとのび太の説得に応じかけたが、三賢人に「またガラクタに戻すぞ!!」と過去のトラウマを刺激されてしまい、命令を遂行してしまう。
しかし、ネオパラダピアンライトの強力な洗脳効果をのび太が打ち破り、先だって洗脳済みだったはずのジャイアン、スネ夫、しずかまでもが正気を取り戻したことで、自分たちの間違いを悟る。
三賢人の正体であり自らの恩人であるレイ博士を説得しやり直そうとするも、博士はそれを拒絶した上にパラダピアのエネルギー炉を暴走させ逃亡してしまう。
被害を抑えるため、かつて放棄した自前の四次元ポケットを回収してタケコプターを装着すると、のび太たちと協力して住民や家畜を地上に避難させたうえで、崩壊途中のパラダピアを可能な限りスモールライトで縮小、ドラえもんの四次元ゴミ袋に投棄することで一旦は解決した。
しかし、今度はパラダピアが袋を突き破って爆発しかねない状況に陥ったため、ドラえもんたちのタケコプターを光線で破壊して地上に下ろすと、一人で空高く浮上する。
しばらくした後高々度にて爆発が起こるも、パラダピアの破片は地上到達前に燃え尽き、被害は食い止められた。
ただ一人、ソーニャを除いて。
だが、後日裏山にいたドラえもんたちのもとに空からあるものが落ちてきた。
それは爆発によりボディがバラバラになりながらも原型を留めていたソーニャのメインメモリー。そのことに気付いたドラえもんによってメモリーは22世紀の工場に届けられ、エンディングではボディを修復された彼がお世話ロボットとしてとある家庭に送られ、幼い男女(男の子は幼少期ののび太、女の子は現在ののび太と顔立ちが似ている)の面倒を見ているところで締めくくられる。
関連タグ
ダークライ(映画):主人公達から、事件の黒幕と思われていたが、本当の黒幕が判明してからは共闘した繋がり。(本当の本当の黒幕は後の映画で登場するが。)体のメインカラーが黒である点と、命を賭けて大きな被害を食い止めた後に消滅するが、終盤で復活する点も同じである。
ツムリ:今年の仮面ライダーに登場する未来人の少女で彼と同じように序盤は主人公たちから事件の首謀者なのではと疑われていたが後に真の黒幕が登場してからは味方サイドに入った者繋がり。
ステイシー、亡、ドンムラサメ:同上と同様に心を持たない存在だったが、最後は心を手に入れると同時に主人公たちの味方となった者達。
相川始、桜田セキト、大空勇仁:彼同様に主人公たちと友情を深めていき、心を持つようになった人物たち。最後に自分の命と引き換えに大きな被害を食い止める点も共通している。(前者は映画版にて)
滝沢直人、仲代壬琴、滅:同上。ただしこちらは主人公たちと対立していたが、後に改心し味方となった。前者二人も己の命を懸けてまで巨大な被害を食い止めている。