CV:井上麻里奈
概要
未来からきたバウンティハンター。パラダピアの秘密を探っている。かわいいテントウムシ姿に変身しているが...?
本来の姿は(恐らく)成人女性。
彼女がパラダピアについて探っていたのは、とある夫婦から「行方不明になった娘・ハンナを探してほしい」という依頼を受けていたため。
その過程でレイ博士の発明、それと似た技術が使われているパラダピアの存在を知った彼女は、時空移動を繰り返して足取りをなかなか掴ませないパラダピアを見つけ出し潜入、保護対象であるハンナにパラダピアンライトの効果を中和するキャンディーを摂取させ正気に戻すことに成功する。
本来ならばハンナを救出し両親のもとに帰せば依頼完了だったのだが、ハンナから「自分同様に操られている他の人も助けてほしい」と追加で依頼を受けたため、タイムパトロールと密に連絡を取り合う協力関係を築き、まずは自分が内部で破壊工作と敵中枢の無力化を行い、バリアを解除して外にいるタイムパトロールに制圧させる計画を立てていた。
ところが、あらかじめ「パラダピアを脅かす悪者がいる」と三賢人やソーニャから嘘を教えられていたドラえもんとのび太がパラダピア側に助力したことで計画は頓挫、自身のへんしんビーム(次世代型)を取り落とした上、それを奪ったのび太によって小さなテントウムシに変えられてしまった。
仕方なく、のび太の服にくっつく形で三賢人のもとから一旦離れハンナと合流、ドラえもんのへんしんビームを借りたハンナが解除光線を浴びせたものの、スペック差のせいでメイン画像のような「テントウムシの妖精」のような姿にしか戻れなかった。
人物
仕事中は基本的に冷静だが、本質は良くも悪くも人間的。
実際、ハンナの頼みを引き受けた動機は正義感・義侠心からではなく「そのほうが自分の名声がより高まるから」という打算のためである。
また、自分の計画を妨害しただけでなく変な姿にしたドラえもんを「タヌキ型ロボット」と罵倒するなどやや口も悪い。
所持品
- スカーフ
首に巻き付けている。重力に反して浮遊・飛行が可能。変身時も身に着けていたままだったため作中では常時機能している。
- へんしんビーム(仮称)
ドラえもんのものとは違い洗練されたハンドガンの形状をしている。パラダピアを警備するクリオネラをトンボに変え無力化するために使用。のび太に使われた後はソーニャに回収されるが、後に取り返し、これにより元の姿に戻った。
- バイザー
暗視装置と通信機を兼ねる。三賢人に破壊されてしまい、エピローグでは新調したものを所持している。
- 通信補助装置
過去の時代の電話機に有線接続することで、即席のタイム電話に変えることが可能。21世紀に来た際、公衆電話からタイムパトロールに連絡する際に使用。
余談
担当声優の井上女史は、2015年公開の『のび太の宇宙英雄記』のゲストキャラのアロンを演じて以来8年ぶりのシリーズ出演となる。
予告にて、怪しい雰囲気をして登場しており、当初は彼女が黒幕ではないかと考えた人もいた。