誘導
はたらく細胞の同名キャラの説明は血小板(はたらく細胞)の項参照。タグに関しても誘導先の物への差し替えを推奨する。
おそらく、アニメ化してから急激にイラストの投稿数が増えたのは……間違いなく血小板だろう。
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概要
血小板は血液中に存在する成分の一つで、出血した際に血管に空いた穴を自らの身体で塞ぎ流血を抑える働きを持つ。血小板は赤血球、白血球などの半分程度の大きさしかなく、あくまで細胞ではなく細胞質に過ぎないため核を持たない。寿命は3日から10日程度で、古い血小板は脾臓で分解され汗やオシッコと一緒に排出される。
傷口に血小板が固まってもそれだけで血流を抑えるのは難しいため、血中のフィブリノゲンと呼ばれるたんぱく質が血小板の隙間をビッチり埋めることでかさぶたは完成する。
検査における血小板
正常範囲は15万〜35万個/μL。
10万個/μL未満になると出血が止まりにくくなったり、脳出血や消化管出血(胃腸出血)などの重大な病気を引き起こす危険性が高いので精密検査が必要になる。
逆に40万個/μL以上の場合も脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなるため精密検査が必要。
主に白血病や再生不良性貧血などの血液の病気を調べるために実施される。
また、慢性肝炎や肝硬変などの重い肝臓病では血小板数が減りやすくなるため、肝機能検査の項目の一つでもある。