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復讐者の編集履歴

2024/01/13 22:16:43 版

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誘導記事

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概要

『大切な人物を理不尽に殺される』『身内に裏切られ地獄の責め苦を味わう』などの理由で、その復讐に奔るようになった存在を指す。

復讐鬼」と呼ばれる程に変わってしまう者や、性格自体はあまり変わらない者など様々だが、断じて生産的な行いではない為、創作では必ずと言って良い程ダークな雰囲気を帯びるキャラクターばかりとなっている。

その復讐は主に長期的・本格的となる事例が多く、チンピラ等小悪党のお礼参りや、嫉妬による憎悪といった短絡的な報復は、逆恨み扱いされ含まれない傾向にある。

そして復讐の完遂や物語の進展によって、復讐者ではなくなるケースも相応に存在する。

その結果も色々だが、基本的に復讐されるような者にはしかるべき罰が降りかかる事が殆ど。

ただし、復讐する側の振る舞いや所業によっては、「目的は手段を正当化しない」と言わんばかりにそのツケを払うかのような最期を迎える事も多い。

ありがちな傾向

  1. 二面性が激しい:普段は冷静または善人寄りの性格だが、仇やその手がかりを目にした場合に限り見境が無くなるケース。頭に血が上って無関係の者を傷つけてしまい、後になって罪悪感を抱く事も多い。
  2. 主人公:復讐心の芽生えから物語が始まったり、復讐心によって覚醒したりする主人公。
  3. ダークヒーローダークヒロイン:復讐相手がそのまま作中における敵となる場合、そういうつもりはないが復讐により世界を護ったり救ったりする人物も存在する。
  4. 悲劇のヒーロー悲劇のヒロイン:何かしらの辛すぎる過去により暴走するが、周りの人物(主に主人公や仲間)との交流で心が和らいだ、というパターン(復讐自体は続けると決めた者もいる)。
  5. ライバル:復讐のやり方を主人公に否定されるなどが原因で何度も対立する関係になるパターン。もしくは復讐相手が主人公一行の敵で、普段は仲が良くないもののその時には共闘するという展開もある。
  6. ラスボス:過去の経験から世界そのものを無差別に憎悪し、主人公達の最大の脅威である破壊者となるパターンは、今も昔も非常に多い。
  7. 誤解すれ違いによる誤解によって芽生えた復讐心であり、諍いはあったものの、その後和解して復讐心は消える事が殆ど。
  8. 対象の生存:仇を討ってやりたい対象(=復讐相手が死に追いやったはずの対象)が生きていたと知り、以降はその相手を救う事を主とするパターン。復讐者要素は薄れている。
  9. 悟りを開く:時の経過や真実を知った事で憎しみが薄れ、「復讐は何も生まない」と思うようになるパターン。
  10. 先を越される:復讐相手が他の人物に殺されてしまうパターン。ある意味珍しい。
  11. 復讐相手と行動を共にする:復讐相手の弟子や仲間になり、近くで復讐する機会を窺う者。復讐を果した後に自殺してしまうケースも多い。
  12. 厄病神:復讐の結果や過程で第三者を巻き添えにしてしまう等、多くの不幸をもたらした元凶となってしまうパターン。どう受け止めるかによって、そのキャラの器も問われる。
  13. 社長、組織のトップ:地位相当の手腕を復讐にも活用するため、特に就任までの道のりが茨であったなら相応に狡猾な存在となる。必然、陰湿・残忍な方法を選択することも多く、人心掌握術や演技で本性を隠す・カリスマ性や頭脳を活用して正当化するなど、本質が露呈しないよう抜かりない立ち回りを行う。

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