概要
スマホゲーム「ブルーアーカイブ」に登場するキャラクター(生徒)は、頭上または後頭部に各員様々な色や形状の発光体、ヘイローが浮遊している。
しかし衣装違いを抜きにしてなおかつユニット実装されてる生徒だけに絞っても100人近く(実際自分だけのクラス表が作成できるサイトでは2周年を前にした23年1月20日時点までの生徒を好きに選んで配備できるが、この時点で未実装、NPC含め122人がラインナップされていることに加え、メインストーリーにおいて当時最新話だった最終編「あまねく奇跡の始発点編」以降も随時新生徒が追加されている)と単純に人数が多く、各員のヘイローの色や形状が覚えきれなかったり(これに関しては有志が一覧表を生成しているため、立ち絵と合わせて配置を確認すればある程度解消可能)、アングル次第の変形など色々気にしなくてはならない割に、折角描いても配置の都合上頭部に大半が隠れたりしてしまうなどの労力に合わない事情から、面倒がられて省略されたり、単純に描写や表示を忘れられたりした結果、まれに意識があるはずの状況でヘイローが存在していない生徒のイラストが存在している。
何がそこまで問題なのか?
一見アクセサリーの1種にも思えるため、部外者はもちろん、ユーザーの中でもストーリーを飛ばし読みするようなライト層からすれば「たかが描き忘れ」とそこまで異様なほど目くじらを立てることを疑問視されるかもしれないが、リンク先の詳細にある通り、このヘイローは基本生徒の意識の有無に連動して明滅するほか、明確な説明こそされてないながらも設定的にも重要なことを示す描写もされていることから、「生徒の意識や生命の具現化」と認識されており、世界観的にヘイローがない状態の生徒は異常な存在といえる。
なおpixivやtwitterで意図的にそうした作品を探す場合、中には「ヘイロー忘れたので再投稿(修正や削除の場合もあり)しました」との事後報告ですでに追加や削除された場合も多い他、逆にヘイローを意識しすぎたあまり、ホクロや装飾品など他部分が疎かになってしまった件を言及した例や、ウマ娘のキングヘイロー(もしくは元となったキングヘイロー号や、その元祖ともいえるヘイローを始めとした一族系統)やグランブルーファンタジー恒常エクストラクエスト『エンジェルヘイロー』に意図せぬ飛び火してしまうこともあるため、結構難航する。
なおそこまでやる必要があるかはともかく、空崎ヒナや早瀬ユウカの様にヘイローが頭上に浮かんでいるキャラの場合、かなり強引だが、スペースを頭頂部ギリギリまで詰めることで、無理矢理ヘイローをフェードアウトさせることは可能。
またヒナや聖園ミカの様なヘイローが巨大な生徒の場合、(特にコミケのサークルカットの様なスペースが限られている場合だと)事前に間取りを考えないと、ヘイローを記入するスペースがなくなったり、ヘイローが他のキャラに被ったりする予期せぬトラブルを招く場合もある点には注意。
注意
上記の様にブルーアーカイブの世界観的にも重要なヘイローだが、1部では過剰に気にするあまり、ヘイローのない作品に過剰なバッシングを浴びせたり、そうした過剰反応への反発として開き直ってヘイローを無視したりと不毛な争いも生じ(実際アスナのバニー服姿が人気を博した際は、トレンドに乗じて投稿された多くの作品にヘイローのないアスナのイラストが散見され、投稿者をニワカ扱いし苦言を漏らす声が多々あった)、それを忌避してブルーアーカイブのファンアート制作を敬遠する声まで生じている。
とは言え大半は「コスプレにしか見えない(なお現実のコスプレの場合、ウィッグにヘイローを取り付ける本格的なもの、画像加工で手軽に済ませる場合、そもそも付けない場合もあるなど、個人ごとにヘイローをどう扱うかは割とまちまち)」「(関連タグの様に)世界観的にないと危険な状態なので不安になる(これに関しては実際4thPVのありえた展開では、ヘイローを喪失した虚ろな目のセイアが、ベッドの上で虚空を眺めるカットが存在している)」と個人的見解を発信する程度で、投稿者側に関しても上記の様に(忘れた方を残すかどうかは問わず)気づいた際に謝罪や報告と合わせて自主的に修正することも多いため、指摘するにしてもなるべくソフトに接し、受けた側も不要に反発せず素直に聞き入れることを心掛けつつも、不当な対応をぶつけられたと判断した場合、どちらだろうといっそ接触を断ってしまった方が穏便にすむことも一考するといい。
また、他作品でもあるが人とは違う特徴を持たない所謂人間化や人化を想像して描いたイラストもあり、その場合はヘイローのみならず翼や獣耳といったものも持たない状態が普通となる。
関連イラスト
複数人の場合
関連タグ
気絶 寝落ち:作中において実際にヘイローが消失した場合の状態。気絶に関しては実例が公開されている。
清渓川:いわゆる『キム・ヨンハ構文』にて、(ネタ的に)ヘイローのない作品の投稿者が犠牲にされることもある
仏作って魂入れず:作中でも介錯の言い回しとして破壊を依頼したり、殺傷目的で直接ダメージを与える爆弾が試作されたりするなど、ヘイローの存在は生徒の生死とも関連する描写もあるため、ある意味文字通りともいえる。
弓道警察:現在これ自体は弓道関係者を標的とする自作自演のネガキャンと判明し下火になっているが、自虐ネタの一環や、過剰な指摘に対して、これに引っ掛けた『ヘイロー警察』なる言い回しも発生している。
同人ゴロ︰本記事の前提を構成する二次創作上の概念。蔑称であるため基本的には公の場で使うべきではない。
花岡ユズ:公式でヘイロー忘れが生じた生徒。
ビナー:公式でヘイロー忘れが生じた預言者。修正されたが再び忘れられている。
牛牧ジュリ:逆に公式で寝ているのにヘイローが描かれてしまった生徒。その後公式グッズイラストとして修正前のヘイローありのものが再び使われている。