概要
「ブルーアーカイブ」コミカライズ作品の一つで、メインストーリー2章で活躍する「ゲーム開発部」を主役としたコメディもの。
作者は水あさと。2023年12月31日から、ガンガンONLINEで連載が開始された。正確にはアプリ版限定であり、ブラウザでは視聴できないので注意。
登場人物
ゲーム開発部の部長。プログラム担当。
人見知りが激しく、ロッカーやダンボールなど閉所に隠れることを好む。
ゲームの腕前が非常に高い一面も。
ゲーム開発部のシナリオ担当。才羽ミドリの双子の姉。
感情豊かなムードメーカーで、メンバーを引っ張っていくリーダーシップがある。
ゲーム開発部のイラスト担当。才羽モモイの双子の妹。
姉と比べるとややダウナー系で常識人。
ゲーム開発部のテストプレイ担当。
とある経緯でゲーム開発部に拾われた新入部員。
言葉や常識をゲームで学習させてしまったため、物事をゲームで例える発言が多いマイペースな人格が形成されている。
華奢な見た目に反して非常に力が強い。
ミレニアムサイエンススクールの生徒会「セミナー」の会計。
ミレニアムの部活の予算を管理する立場にあり、必要に応じて部費の削減や廃部を宣告する立場のため「冷酷な算術妖怪」と呼ばれ恐れられている。
一方で世話焼きな一面もあり、なんだかんだゲーム開発部に対しては甘い。特にアリスに対して甘い傾向がある。
連邦捜査部「シャーレ」所属。学園都市キヴォトス全体の生徒の為に日夜活動する大人。モモイの要請でゲーム開発部の一時的な顧問となる。
原作ゲームの「先生」には容姿の設定が無いため、本作独自の容姿として巨漢のマッチョ体型でありながら落書きの様な表情ののっぺりした顔面に「シャーレ」と書かれたシャツを着用と非常にコミカルに描かれている。ちなみに、以前会った時はマッチョ体型ではなかった模様。
各話情報
各話タイトルはゲーム開発部をテーマにした漫画らしく、実在のゲーム作品をパロディしたものとなっている。作中にもレトロゲームが分かる人ならニヤリとさせるようなパロディが含まれている事も…
- 第1話「開幕ファンタジー」
タイトルの元ネタ…ファイナルファンタジー
先生のアドバイスで調子づき、起業して会社となったゲーム開発部改め「GKB」が、テイルズ・サガ・クロニクルの映画でミレニアムの吸収を目論む話。
タイトルの元ネタ通り「劇場版ファイナルファンタジー」(Final Fantasy:The Spirits Within)の直球なパロディが登場する。
- 第2話「ときめきチュートリアル」
タイトルの元ネタ…ときめきメモリアル
「キヴォトスゲーム大賞」受賞作品を開発すべく、タイトルの元ネタ通りギャルゲーを作る為に奮闘する話。それに伴いミドリの画力上達のため、ゲーム開発部+αが水着姿でモデルになる。
登場ゲームパロディは上記のキヴォトスゲーム大賞(日本ゲーム大賞)に加え、明らかにドラクエ3の女戦士のビキニアーマーを意識したようなアリスの衣装が登場(ロトの盾らしきものも装備)。
- 第3話「機器買々」
タイトルの元ネタ…奇々怪界
余談
- 双子の見分け方
モモイとミドリは双子だけあって容姿が似ており、更にモノクロであるため原作の様に配色による区別も難しいが、いくつかの見分け方のポイントを紹介する。
① 前髪が左分けがモモイ、右分けがミドリ(※対面している側から見て右側がわかれているのが左分け)
② ジャケットの前側をリボンで結んでいるのがモモイ、結んでいないのがミドリ
③ スカートを履いているのがモモイ、短パンなのがミドリ
- 先生の体型
作中で筋骨隆々の巨漢姿を披露した先生だが、作中キャラが体型が変化していると驚いていた描写があることから、以前はこの様な体型ではなかったことがうかがえる。
そして、漫画を担当している水あさとは過去に極端にガリガリに痩せていたり、極端に太ったりといった体型変化が激しいキャラを描いていた前科もとい実績がある。
このことから、一部からは先生のマッチョ体型も一時的なものではないかとする声がある。
- その他ゲームパロディ
本作のX上で公開された宣伝PVでは、先生が株式会社アトラスが発売しているRPG「ペルソナ5」のカットインでブチッている演出が採用されている。該当PV