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音読み「ふん」「ぶん」「もん」/訓読み「くちさき」「くちびる」「くちわき」| 生物の身体構造のうち顔の前側にある、目より前の口等の部分を指す。メイン画像では眼球より左側の部位が「吻」である。

漢字『吻』

データ(日本語のみ記載)

※「吻」という漢字は中国語朝鮮語日本語ベトナム語で使用されているが、当記事では日本語のみを記載する。

言語形態文字 漢字
部首(くち)
総画数7
音読み
  • 呉音
    • もん
  • 漢音
    • ぶん
  • 慣用音
    • ふん
訓読みくちさき くちびる くちわき

出典: - ウィクショナリー日本語版

概要

 口部に属する漢字。関連タグにあるような「吻合」や「口吻」などの言言葉に使われる。

 例えば「吻」を含む四字熟語の一つに『鴟目虎吻』がある。「鴟目(かつら)が虎(こう)にに噛まれる」という意味であり、それが比喩的な表現へと転じて「危険な状況に陥る」ことを表すようになった。

 なお、中国語での『吻』(Wěn)は「キス」を意味する動詞でもある。

生物学的用語『吻』

 一般的には、生物の一種である動物身体構造を指す専門用語。

 動物の種類によって「吻」がという用語が充てられる部位、そして口の構造機能は異なるが、『という部位に存在する、よりさらに側へと突出したまわりの部分』を指すことは共通している。

 「口吻」(こうふん)という語が当てられることもある。「吻口」もほぼ同じ意味だが、『吻が発達した口』であることを特に強調したい場合に使われる。

 脊椎動物では俗にいうマズルの外方部がこれにあたる。それ以外ではオパビニアの触手部分や、蝶と蛾のストロー状の口器が代表的。

出典

- Wikipedia

関連項目

五十音降順

関連タグ

生物の構造関連

 接吻

その他・非関連

同音異義語;   

文法上の分類(日本語);固有名詞 単語 日本語 名称

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