概要
「邪ララ隊長」とは、『ひろがるスカイ!プリキュア』の登場人物、シャララ隊長の黒化タグ。
本来のシャララ隊長とは
シャララ隊長は絶対的なカリスマ性とスカイランド最強の剣士の称号に相応しい実力を兼ね備えており、スカイランドでは国民から真のヒーローとして慕われている。
ソラ・ハレワタールが幼少の頃に命の危機を救ってくれた恩人であり、ソラにとっての憧れの人物。
第15話にて
第15話にて、バッタモンダーがその大量のアンダーグ・エナジーを集積させて超巨大な爆弾型ランボーグを生み出す。
爆発を阻止するためにキュアスカイとキュアプリズムがプリキュア・アップドラフト・シャイニングによる浄化を試みるが、超巨大ランボーグの抵抗により難航。シャララ隊長はスカイ達だけに重荷を背負わせまいと愛鳥ワシオーンに乗り単身出撃。
ランボーグの腕を斬り裂き浄化を援護するが、その直後にランボーグがシャララに向かってビームを放つ。それが直撃する直前、自らの運命を悟った彼女は、ソラに対して「ヒーローの出番だ」と言い残した。
バッタモンダー撤退後、ソラも含めた護衛隊総出でシャララの捜索が行われるが、彼女の行方は知れなかった…。
…多くの大きいお友達は思ったはずである。
隊長悪堕ち予想のイラスト。
第22話にて
第22話にて、スカイランドでシャララらしき人物の目撃が相次いだとベリィベリーから連絡が入る。
ソラもソラシド市でその姿を目撃し彼女の後を追ったが、追い付いたところでシャララは突然抜刀しソラに切りかかった。
ソラが驚いた直後にシャララの姿は消滅。それはバッタモンダーがアンダーグ・エナジーで作り出した幻影だったのだ。
まんまと彼におびき出されたソラの前に現れたもの。
それは、変わり果てた姿のシャララであった。
……………おい。
多くの視聴者がバッタモンダーの非道な作戦に憤る一方で、闇堕ち好きの大きいお友達からは「バッタモンダー、お前にはガッカリだよ…。」「誰が水星の魔女のエリクト・サマヤみたいな扱いにしろって言ったよ」「もっとこう…素材を生かせ素材を!!」と、期待していた闇堕ち隊長の姿が出てこなかった事に憤る声がネット上で相次いだ…。
あれ…?
その疑惑は、突然やってきた…。
第42話にて、久々にシャララ隊長が来訪した。
目的は、キラキラエナジーの研究に関する事だった。研究次第では容易にバリアーも作れるという成果を聞く姿に、心なしか焦りっぽい表情とティーカップの握り方になにか違和感を感じるものがあった。
最終決戦を前にして、別の疑念が出てきた…。
もっと言ってしまえば、アンダーグ帝国の前皇帝カイザー・アンダーグが語る「スカイランドがいずれアンダーグ帝国を滅ぼしに行く(要約)」を自身がランボーグ化された事がトリガーになったと思われるが彼女(と言うより青の護衛隊)の目的としてそのような事を本当に行ってしまうのだろうか…?
実際に第45話において、アンダーグエナジーで娘のカイゼリン・アンダーグがカイザーとキュアノーブルとの戦闘で受けた傷を癒す力で使用出来た事を考えると、逆にキラキラエナジーが救うのではなく滅ぼす力としても使える可能性も疑われる。
そして迎えた最終決戦。
第47話にてスキアヘッドの猛攻の際にバリアが破られる前に隊員達が何かしようとしていたが、スキアヘッド自身はキュアスカイとキュアマジェスティを巻き込んで自爆しようと失敗に終わり自滅した為未遂に終わった事。
更にカイゼリン曰く、「スカイランド側の裏切りがあった」と言う新事実が判明!キュアノーブルが伝えた事実とは異なる歴史と言う事になり、300年前の過ちを再び繰り返す事になりかねないが…?
第48話にてその心配は杞憂に終わったが、300年前の和平を結んだ後に「アンダーグ帝国の者が長命な種族である事」でスカイランドの民達の間に「自分達と異なる存在に対する不信感」が芽生えていた者もいた事も明らかとなり、それを踏まえると憎しみ合う事もあり得たかもしれない未来像だったのかもしれないのだが…。
故に先の隊長の挙動不審は、おそらくは自身の立ち位置への不安だったのだろう…。
同時に隊長の疑惑は、隊長の身の潔白が晴れるや別の個所で疑惑が表面化し現実のものになった。
この一連の事件は伏兵が仕組んだものであり、和平交渉を喜ばぬ者がいた!
それは「灯台下暗し」・「敵の中に味方がいて、味方の中に敵がいる」と言わんばかりに…。
真の伏兵…裏切り者は、隊長ではなくスキアヘッドだった!!
奴は腰巾着を装い、カイザーを不安をあおりスカイランドへの侵攻をたきつけるもキュアノーブルとカイゼリンによって奸計は失敗した。
だが更に奸計を考えたスキアヘッドは、カイザーを暗殺しカイゼリンに偽の記憶を植え付け時を経てスカイランドの再大攻勢を仕掛けさせた。
そしてプリキュア達によって、ことごとく奸計は阻止の連続の末にカイザーの弔い合戦のよって奴は浄化…地獄送りにされた。
隊長の疑惑は別件の加勢を考えれば、本当に悪い思い過ごしだった。とはいえ、結果としては別の疑惑が浮上し裏切り者を突き止められたのだから…。
隊長…。ごめんなさい。そして、ありがとう…。