概要
「お前が我妻か…… 話は聞いている。金はちゃんと払えよ」
「本来、戦場ってのは相手をぶち殺してナンボだ。卑怯もクソもねえ」
古武術の達人にして師範。自身の道場も持っており、我妻京也が15才になるまで、短刀などの武器を教えていた。我妻が門を叩いた頃でもすでに推定70代であり60代の天羽桂司や人食い伊能らよりもかなり上。
人物
容姿
白髪ツーブロックの髪型に精悍な顔つきをした老人。上唇に白いちょび髭、顎に白ひげを生やしており道着と袴を着用している。
性格
道場を持つほどの古武術の達人。決してできた人物でもないが、かと言って外道でもない。ただし金勘定には厳しく、指導料を始めとする料金さえ払えばどんなに人間性に問題があっても教えられる限りの指導をするほどである。
能力
実戦的な殺人術にかけては第一人者。我妻の技のほとんどは田宮道場で身に付けたものであるため全盛期は相当の凄腕だったと思われる。
経歴
彼の下で我妻は多くのことを学び、金銭面を理由に去る時までには口には出さなかったものの「もう教えることもねえわ」と才能に感心しつつも、「どえらい奴を育てちまったもんだぜ」と思わせるに至った。しかし、我妻が途轍もない化け物に変わり後に東北最大の半グレ組織のボスにしてしまうと言う皮肉な事態を間接的に招いてしまった。
余談
現在の消息は不明だが存命なら80歳代になっていると思われる。京極組の守若冬史郎の過去が明らかになるまでは一部リスナーから元CODE-ELの教官説や守若の師匠説が唱えられたこともあった。しかし、守若の師匠は鶴城史之舞や町田寅泰と同じ袴田秀郎であり無関係であることが判明した。
