トルネードスロー
とるねーどすろー
概要
甲虫王者ムシキングに登場する技。テクニックが80以上必要で、小型甲虫向けの技。
わざカードとしてのレアリティは低く、入手しやすさや、日本のカブトムシが超必殺技である事、ムシキングがかつてこの技を扱っていたこと、コミカライズで主人公が(超必殺わざとしてでも)良く使っていたこと、アニメ版の解説コーナーで紹介されるなど知名度が高く、「ムシキングと言えばこのわざ!」と思うファンが多い。
この技でじゃんけんに勝つと、相手を掴んでグルグル回転し、遠くへ投げ飛ばす。
人間でいうジャイアントスイングだが、ムシである為か掴むのは上半身。
超必殺技となるのは、(カブト丸、キング、わざカードなし含む)カブトムシ、(ネブ博士スペシャル含む)「グラントシロカブト(アダー完結編まで。新甲虫王者ムシキングからはジェネラルストーム)」とムシキング(2005ファーストから2005ファーストプラスまで)
スーパートルネードスロー
トルネードスローより威力が高い究極必殺わざ。基本的にトルネードスローと同じだが、それが超必殺技であるムシ専用であり、それ以外のムシにスキャンすれば、通常のトルネードスローになる(これは他の究極必殺技も同様)。
竜巻のように高速回転しながら羽を羽ばたかせて上昇していき放り投げとばす。この技で体力が多く残っている大型甲虫を倒した時の爽快感はバツグン。
どうだっ!!これが究極必殺わざだ!!
キングトルネードスロー
ムシキングが2005セカンドでカード化され、テクニックが60に調整された(前述の2005ファーストプラスまではキング・カブト丸・通常版のカブトムシのテクニックはそのままで強さと性格だけ変更していた。その為、始めて超必殺わざが変更された中型甲虫と言える)際にムシキング用のトルネードスローとして登場。
もちろん他のムシでも使えるが、テクニックは50なのでつよさ140~160の中型ムシ向け。大型甲虫は30~40しかないので威力を引き出せず、カブトムシ本種やグラントシロカブトのような小型甲虫ではテクニックが高すぎて逆にダメージが低くなる。彼らには素直にトルネードスローを使わせよう。
※テクニック20のパーわざは「ローリングドライバー」と「ヘルクレススパイラル」がある。
基本的な攻撃モーションはトルネードスローと同じだが少し違う。ダゲキわざで攻撃してきたムシを受け止め、つばぜりあいをした後にスキを狙って回転しながら移動し、一定距離後に投げ飛ばす。
スーパーキングトルネードスロー
究極必殺わざ。2006セカンドで登場し、再び究極必殺わざを使えるようになった。
初めて登場したテクニック50の究極必殺わざ(これを機に他のテクニック50の究極必殺わざも続々登場した)でもあり、キャンペーンでは出やすくなっている。
相手を弾き飛ばした後、回りながら掴み、円を描きつつ、移動しながら激しく回転し、とどめに上空高くジャンプして地面に投げつける。
映画闇の改造甲虫のクライマックスでは、ヘルクレスリッキーブルーに抑えられたラスボスの改造コーカサスオオカブトに対して使用。大雨の中で大回転している演出は大必見(コーカサスを投げた直後をよく見ると、ムシキングがコーカサス事回されたリッキーブルーをすかさず救助している)。
ちなみに
同じくSEGA発の古代王者恐竜キングでは一字違いの「トルネードブロー(竜巻投撃)」が登場。
相手の周囲をグルグルと走り回って竜巻を起こし、空高く吹き飛ばす(その後地面に激突して突き刺さる)。超わざなのでテクニックに関係なく使えるが、風属性専用。
また「回転しながら投げ飛ばす」という点では以下のわざがある。
「フライトブレイズスピン(灼熱大車輪)」:炎を吐いて首にかみついて燃え上がらせて投げ飛ばす。
ダイノスイング:テクニック800の通常わざ。尻尾にかみついて振り回し、投げ飛ばして岩に叩きつける。
DSゲーム「7つのかけら」では派生わざが多数登場しており、岩がない「スイング」、岩盤が巨大化した強化版「ワイルドダイノスイング」、属性オーラをまとってスイングを繰り出す「〇〇スイング」(6属性分)、ヴェロキラプトルがスイングを繰り出す「ラプトルショック」の9種
「たたかえ!カクトロイド」:アーケード版のみ登場。アクト団が作ったマッチョなロボット・「カクトロイド」が敵恐竜の尻尾をつかんで振り回す。カード裏によると「アクト団式ジャイアントスイング」との事。
これらは横に投げ飛ばす為、砲丸投げに似ている。