メリクリウス(ペルソナ)
めりくりうす
概要
モルガナとのコープランクがMAXになり、ゾロが超覚醒した事で現れたペルソナ。元ネタはデイ・コンセンテスの一人で商人や旅人の守り神であるメルクリウスである(ペルソナQ2では本家本元の名前に変えられているが同一人物である。)。
この姿に超覚醒することで電撃属性に対する回避スキルを覚えられる。
容姿
全体的にかなり青く、両足に翼が生えている。服装はフード付きの全身タイツで奇妙な形の杖を常に持っている。体格に関してはゾロと違ってスレンダーで両腕も細く、胸が全く出ていない。見ての通り、ゾロと全く異なる見た目だが、ゾロ以上に素早そうな雰囲気がある上、ゾロの特徴であった細い足とマントがある。
なお、メリクリウスはヘルメスのローマでの名前であり前々作のヘルメスの使い手の中の人はむしろ反逆される側の悪役を演じていた。
その為かヘルメスは
「拘束具の様な服を着せられている様な外見」である。
こちらのメリクリウスは言わば
「圧政者の拘束から解放されトリックスターとしての真価を発揮した姿」と言えるかもしれない。
PQ2以降
ペルソナ5、PQ2で活躍したメリクリウスだったが、PQ2以降ある異変が起こり出した。
P5A
特番後半及びSP2「Stars and ours」にて全ての元凶である神と対峙した心の怪盗団。世界を守る為にバトルすることになり、一番手としてモルガナが召喚をする。
モルガナ「威を示せ、ゾロ!」
メリクリウス「なん…だと…!?」
なんと出てきたペルソナはメリクリウスではなく、ゾロだった。戦いを終えても最後までメリクリウスは登場しなかった…。
とはいったものの、出番無しだった超覚醒ペルソナはメリクリウスだけではなくジョーカー以外のメンバーの超覚醒ペルソナも登場しなかった。
ちなみに、P5Aは登場ペルソナだけではなく、無印及びロイヤルとで最後の戦いetcに違いがある。
場面 | 無印及びロイヤル | P5A |
---|---|---|
モルガナの失った記憶が復活する時 | 元凶によって一度消滅させられた後、蘇生した際に記憶復活 | 消滅寸前で記憶が復活する |
ラスボス第一形態との戦い | 有り | 無し |
モルガナの帰還のタイミング | メンバーが「モルガナにまた会いたい」と喋った直後に帰還 | 主人公が帰還するのとほぼ同時に帰還し、主人公以外が驚く |
P5R
アッパー版での運命と言うべきか、モルガナのさらなるペルソナでありメリクリウスの上位互換であるディエゴが登場(体格はゾロとほぼ同じ。さらに、覚醒シーンを見たところ、メリクリウスとゾロは別個体である事が窺える。)。
ちなみに超覚醒・Rに関してはなんと自動になっている。比較として、ペルソナ4及びP4Gに登場したマスコット枠のペルソナであるカムイはさらなるペルソナへ転生するタイミングは任意となっている(もう一段階行かなくても追加要素の隠しダンジョンを攻略しにいくことがOKとなっている。)。
メリクリウス「なぁにこれぇ?」
フォロー?
PQ2以降不遇ぶりが目立つメリクリウスだがやはり彼が好きなファンもちゃんといるうえ、彼の活躍が増えていくのを願っている者もちらほらいる。P5Rでは追加シナリオにて召喚主であるモルガナが特殊な見た目になっており、この見た目を維持したまま見れるエンディングは超覚醒・Rする前の日である為、メリクリウスも保持したままという解釈も出来る。さらに、上位互換として登場した超覚醒・Rのディエゴ以上に登場作品が多い。
P5Sでは未登場だったものの、前述のカムイも本編後の話として発売されたP4Uでは未登場になっている為、続編における転生ペルソナの未登場は既に前から起きていた事である。
また、P3及びP3Pのマスコット枠のペルソナであるアテナはP5及びP5RのDLCで登場した(それも初期ペルソナであるパラディオンを差し置いて。)。こういう前例もあるため、再びメリクリウスが登場して活躍する日がやってくるかもしれない…と、思っていたらペルソナ3リロードにてゾロと同じくDLCとして参戦することになった。
関連タグ
ヘルメス(ペルソナ)、ヘルメス(ペルソナ3)←元ネタが同じペルソナ2名。どちらもメリクリウスと同じく最終進化イベントが有る。なお、モルガナの正体からメリクリウスは前者の記憶から作り出された説がある。