「わたしの一番の大切は、あなたの側にいることであります」
仕様であります
仕様 | 桐条エルゴノミクス研究所製対シャドウ特別制圧兵装シリーズNO.Ⅶ |
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生年月日 | 2000年2月完成/同9月10日初起動 |
身長 | 163cm |
体重 | シークレットであります |
最大積載量 | 300kg以上(自己申告) |
最大速度 | 130km以上(自己申告) |
ペルソナ | パラディオン→アテナ |
アルカナ | 戦車 |
コミュニティ | 永劫 |
CV | 坂本真綾 |
舞台版演者 | ZAQ(P3)/宮原華音(P4U) |
キャラクター概要であります
かつて桐条グループが開発した、ペルソナを扱うために自我と人型の形状を持たせられた人型兵器「シャドウ制圧用兵装」のラストナンバーであり最後の生き残り。6体の姉妹機は五式ラビリスのみ暴走による封印、他は全て過去のシャドウとの戦闘で機能停止している。
彼女も同様に機能停止していたのだが、主人公たちが夏休み前の旅行で屋久島に来たのと同時に再起動。主人公の前に現れて「特別課外活動部」へと加わり、2学期には私立月光館学園の主人公と同じクラスへと転入。
主人公とは初対面にもかかわらず、主人公の側に居ることに異常に固執し四六時中くっついているが、なぜそうするのかはアイギス本人にも分かっていない。
口癖は「~であります」と「なるほどなー」だが、前者はストーリー進行と共に使われなくなる。なお、本作の前日譚にあたる『アイギス THE FIRST MISSION』というモバイルゲームでは10年前のアイギスが主人公となっており、教官を務める相沢総太から口癖が受け継がれた事が明かされた。
パーソナルデータであります
見た目は金髪碧眼の可憐な少女。胸元の赤い大きなリボンがトレードマーク。
機械といっても顔の作りはほぼ人間であり、服を着込み機械部分を隠せば人間と遜色ない外見になる。機械の身体を隠すため、学園での生活中は季節問わず常に冬服を着用し、脚部を人間のものに近い形状のパーツへと換装している。
性格的には非常に素直で全てにおいてストレートでありながら、奇妙な所で思慮深かったりといわゆる不思議ちゃん。日常パートではロボ娘にありがちな突拍子もない行動や発言が目立つ。
施錠されたドアを数分で解錠する、犬であるコロマルの考えていることを言い当てるなど、戦闘以外でも妙なところでポテンシャルが高い。ちなみに定期テスト中はデータベースへのアクセスが禁止されているので、成績はそこまで高くない。
登場初期は思考パターンも機械的であり、人間性が希薄だったが、作中の出来事を通して人間としての心に目覚めていく。しかし心が目覚めたことで「自らが機械でありながらも人としての心を持つ」事に疑問を持ち苦しみ始める事となる。
主人公をプログラムの指示上の最優先保護対象として義務感にも近い意思で守ろうとするが、その理由は物語終盤に判明する。自身を揺るがす事実にまた苦悩しつつも、プログラムや義務感・罪悪感を超えて主人公に惹かれて行き、心からの自分の意思で「常に共に在り、守る」事を誓う。
機体性能を開示します
銃と言ってもその殆どが内部装備であり、戦闘ロボの名に相応しい兵器を身体の至るところに内蔵しており、指先から機関銃、カチューシャから機関銃、内臓ジェットで低滑空、ロケットパンチも撃てる。
標準装備だけでも十分に凶悪だが、外部装備でナパームやら対戦車ミサイルやらロケットランチャーなども搭載可能。防御面でも多少の攻撃ではビクともしない鋼鉄ボディを誇り、ペルソナ能力抜きでも強力な対シャドウ能力を備えている。
その人格を形成しペルソナを発現させている主要機関は『パピヨンハート』。
これは2枚の「黄昏の羽根」がくっついて×の形になっており、その形が蝶のように見えるため「パピヨンハート」と呼ばれている。「黄昏の羽根」は情報と物質の中間の性質を備えたオーパーツであり、これによって自我形成、ペルソナ制御、動力エネルギー、影時間内での稼働といった諸々を一手に解決している。
ペルソナ、レイズ・アップ!
パラディオン | アテナ |
アルカナ属性は戦車。Aegisの名の通り耐力が高くなっている。
攻撃属性が貫通で弱点が電撃と、ゆかりと被っている部分が多い。
防御力がある代わりに足は遅く命中にやや難があるが、早い段階で斬撃・打撃・貫通の三物理属性に加えて全体攻撃も習得し、バフスキルのマハカジャ系3種と回復・蘇生スキルも覚えるなどサポート面でも役割を持てるため、物理攻撃タイプとしては順平よりよほど頼もしい。
また「オルギアモード」というアイギス専用の特殊モードがあり、作戦で指示することで数ターンの間攻撃力がアップするが、終了するとオーバーヒートしてしまい、回復するまで行動不可能になってしまう。得られるリターンに反してリスクが大きすぎるため、使われることはまず無い。
『P5』ではDLCとして「アテナ」と色違いに当たる「アテナ・賊神」(厳密には単なる色違いではなく、槍がハルバードになっているなどの違いがある)が登場。固有スキルとして「アカシャアーツ」を保有しているなど物理タイプとしての役割は据え置きとなっている。
モチーフは勿論ギリシャ神話のアテナであるが、アイギス自身もアテナが有する無敵の盾『アイギス』から名前が取られている。このアイギスは神話ではメドゥーサの頭を接着したとあり、ペルソナの持つ盾にもメドゥーサの頭の意匠があるのが特徴。
また、初期ペルソナであるパラディオンのモデルはあくまでもアテナ本人ではなく、トロイア戦争にてトロイアから盗まれたアテナの木像を指しており、機械人形であるアイギスとも重なる。
女神転生シリーズや初代ペルソナに登場した「パラスアテナ」と元ネタを同じくするが、あくまでも別の存在といったところ。
ペルソナ3FESのわたしについてであります
P3のアッパー版であるP3FESの「Episode Yourself」では無印版になかったアイギスのコミュニティが登場し、ようやく正式にイチャつけるように。アルカナは「永劫」。
コミュ発生からラストバトルまでの1ヶ月間だけ行動が可能だが、たとえ対応アルカナのペルソナを所持していようとも行動可能日の全てを彼女に充てないとランク10にできないという、ある意味初見殺しのようなコミュ。無印版では1月を他のコミュ育成に回す余裕があったため、永劫コミュが増えた分全コミュMAXが少しやりにくくなった。
ちなみにP3Pでもコミュは続投しており、男主人公と女主人公どちらでもコミュを持てる。
「Episode Aegis」(後日談編)では彼女を主人公としてストーリーを進めていく。この際、オープニングイベント中にアテナがオルフェウスに変化し、同時にワイルドの能力を得て、オルギアモードが使用不可能になる。
こちらには妹機にあたるメティスが登場。
後日談では装甲等が追加されており、衣装に若干の変更がある。メティス曰く「姉さんの本来の性能を活かす為の装備」であり、素の数倍の性能となっているらしいがゲーム上では実感は無い。
マヨナカテレビへ突入であります
その指は機銃、その瞳は照準器! 全身凶器の心なき天使、アイギス!!
格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』では、ペルソナ3参戦枠として先陣を切って参入。
P3サイドの代表として扱われており、鳴上悠と並ぶ二枚看板を務める。
P3から三年後、美鶴の設立した対シャドウ専門鎮圧部隊「シャドウワーカー」に参加。GWに発生した旧エルゴ研の遺産強奪事件を追い稲羽市へと赴き、美鶴・真田と共にテレビの中に飛び込む。
(見た目が)すっかり変わった二人と違って胸のリボンがネクタイへと変更された以外はほぼ当時のまま(カチューシャにバルカン砲が増えているくらい)であるが、心はさらに人間らしく成熟しており、美鶴や真田に真面目かつ的確なツッコミができたり、自然と泣いたり怒りを覚えたりできるようになっている。初対面の自称特別捜査隊にはかつての天然ボケが炸裂することも。
使用ペルソナは、後期のアテナ。
「オルギアモード」へのモードチェンジも健在。起動中は浮遊状態となり、機動性が向上すると共に高性能スキルが開放されるが、専用ゲージを消費し0になると強制的に解除される。
なお、ゲージは非使用時の間自動的に貯まるが、強制解除された場合手動解除時よりもゲージ回復が遅くなり、全回復するまで再使用出来なくなる。
また、専用の弾丸も用意されており、各ラウンド毎に120発しか使えない。(リロード不可)
一撃必殺技では「パラディオンナンバーズ」と呼ばれる初期ペルソナ「パラディオン」を模したビーム砲を装備し、対象を殲滅する。
追加カラーには『ギルティギア』のジャスティスと『ブレイブルー』のラムダを意識したカラーがある。
ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールドでも続投。
黒幕によって囚われてしまうが、駆けつけた順平やゆかり達に救出され戦線復帰、偽物たちに立ち向かっていく。
隠し玉として「オルギアモード・エクストリーム」を装備しており、全身のリミッターを解除し青く発光することで今まで以上の性能を出せるようになっている(が調整不足で暴発しやすいらしい)。これは今作でのオルギアモードの演出に取り入れられている他、P3Rでのオルギア演出に逆輸入されている(あくまで演出が青白く派手になっているのみで、エクストリームではない)。
レッツ・ダンス! であります
『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』にも登場。
エリザベスによってベルベット姉妹のダンスによる姉妹喧嘩に巻き込まれる。
異世界で迷宮探索であります
『ペルソナQ』にも登場。
台風により文化祭が中止となった日の夜。タルタロスを訪れた特別課外活動部の一同は、何故かベルベットルームへと迷い込む。突如として急降下し始めたエレベーター。停止した先で待っていたのは、「やそがみこうこう」と呼ばれる異なる世界の文化祭だった。
同じく迷い込んだペルソナ使いの集団「自称特別捜査隊」と共に、一行は迷宮探索へと乗り出す。
続編『ペルソナQ2』にも継続参戦。
その活躍は自分でプレイして確認してほしい
余談であります
- シルエットが主人公の初期ペルソナと類似するところが多く、ファンの間で考察のテーマとなっている。
- 2024年2月2日、フリューの高品質ホビーブランド『F:NEX(フェネクス)』より『1/1スケール胸像フィギュア』が販売されることが発表された。予約受付期間は2024年3月29日の23:59までで2025年2月発送予定。価格は66万。⇒『FuRyu HOBBY MALL』による紹介ページ
関連イラストであります
関連項目・・・なるほどなー
ペルソナ3 ペルソナ3ポータブル P3M P4U P4U2 P3D ペルソナQ ペルソナQ2
特別課外活動部 対シャドウ特別制圧兵装 なるほどなー ワイルド(ペルソナ)
キタロー/ハム子 岳羽ゆかり 伊織順平 桐条美鶴 真田明彦 山岸風花 荒垣真次郎 天田乾 コロマル