概要
現在まで続く対戦格闘ゲームの流れをつくりあげた世界的大ヒット作品。格闘ゲームの代名詞とも言える作品である。
1992年には家庭用で移植作品が登場、日本国内だけで200万本以上売り上げる大ヒットとなった。
なおⅡとあるように前作である初代『ストリートファイター』も存在するが、一部のファンがつき一定の成功をおさめたものの、本作ほど大きなブームとなっていない。
初代ストリートファイターを含め、対戦格闘ゲームの初の作品は何かと言う場合は諸説あるが(カプコンもかつて他社と裁判沙汰になっている、なお和解済)、RPGの最初がドラクエである(これも誤り)というような認識みたいなものである。それを抜きとしても、多くの亜流ゲームを出したという流れの源になったことには異論はないだろう。
関連作品
ここではストリートファイター2の名前のつく作品のみ挙げる。その他ストリートファイターシリーズ(ZERO、Ⅲ、Ⅳ等)については各項目およびストリートファイターの項目を参照
ストリートファイター2
スト2の初代作品。主にアメリカ向けに作られた作品で、日本でのヒットは当初そこまで大きくは見込まれていなかったと言われている。
プレイヤーが操作できるキャラクターは、前作から引き続き参戦のリュウ、ケンの他、エドモンド本田、春麗、ガイル、ダルシム、ブランカ、ザンギエフの8人。
ストリートファイター2'(ダッシュ)
対戦バランス調整の他、同キャラでの対戦が可能に。
四天王(ボスキャラ)のM.バイソン、バルログ、サガット、ベガもプレイヤーが操作できるキャラとして選択可能になった。
ストリートファイター2'ターボ
スピードアップ化、新技(春麗に気功拳等)が追加。
スーパーストリートファイター2
顔アップ・背景などの各部グラフィック、音声の大部分を大幅リニューアル。
新キャラとして、キャミィ、T.ホーク、ディージェイ、フェイロンの4人が追加された。
スーパーストリートファイター2X
溜めたパワーゲージを消費してくりだす連続必殺技『スーパーコンボ』が各キャラに追加された。
その他、なげぬけ、空中連続ヒットなど、今まであえて手を入れていなかったシステム根幹部分に、追加変更が加えられている。
隠しキャラとして豪鬼が初登場。
さる理由で茶色のリュウを好んで(?)使用するプレーヤーが多かった。
表記揺れ
…表記揺れが激しいため、ストⅡ系のタグはあえて付けず、シリーズ原点である『ストリートファイター』タグのみを付ける例も多い。