世良「ほう……極めて珍しい。噂の拷問士か」
「奴に必要なのは煉獄の苦しみ。それが実現出来るのは私以外ない。退かぬなら、力ずくで奪う」
「神はとっくにお前を見放している。裁きの時間だ」
「何が神父だ下衆が」
「一旦お前の種断っとくわ」
「私は神など信じない。何故ならば、神は罰など下さぬからだ。だからこそ、この拷問ソムリエが存在する。外道の臓腑に被害者の怒りを……そして無念を兆倍にして刻み付ける為に……」
「鼻から入る熱湯はキツいだろう」
「上がった血を抜けば長生き出来るぞ」
「神もお前を全否定じゃねぇか。地獄がお似合いだってよ」
「テメェは神の名を悪用し、薄汚い欲望を満たしただけだ。神の思し召し通り、壮絶に苦しんで死ね」
標的
我欲の為にイタリアンマフィアと結託して日本の少年を変態オヤジどもに売り捌いていた破戒神父「四島」に執行。
概要
逆さ吊りにした罪人を煮えたぎる熱湯に頭から沈め、引き上げるのを繰り返すと言うシンプルな拷問。しかしそれでは単純すぎるのか、伊集院は罪人の頭部に熱に反応して収縮する形状記憶合金製の有刺鉄線を巻き付けて脳天を徐々に締め上げ、下半身をハンマーで粉々にしてゼリーにした。
経過
今回の登場人物
- 四島(しじま)
今回の断罪対象。聖歌を専門領域としている神父。
元々はイタリアの教会で少年聖歌隊を率いる敬虔なクリスチャンだったが、懺悔にやって来た小児性愛好者の男性と出会ったのをキッカケに金に目が眩み、マフィアと組んで少年を誘拐し、カストラートして小児愛好者に売り飛ばしていた。
児童養護施設「晴れの子園」に神父として入り、留学と偽って少年を誘拐。さらにその秘密を知った妙子を殺害し、「晴れの子園」を放火した。
- リチャード
海外マフィアのボスで、四島の協力者。
四島と結託して少年を誘拐している。
余談
- 今回も前回のハイパー金的処刑と同様、野外からのスタート及び成り行き的に事件に巻き込まれて死にかけていた女性を助けて依頼を受けることとなった。
- エルペタスに属す者が伊集院と邂逅するのは、イヌワシ、オリオンこと祇園織文に続いて世良が3人目となる。また、世良を除いたこれまで伊集院とターゲットを取り合う、または誤解から伊集院と戦闘になった者たちの中で、伊集院に直接傷を付けた、または伊集院に血を流させた相手は、世良達エルペタスと敵対している株式会社モーリーの瓜生龍臣、京極組の構成員守若冬史郎、天羽組の小林幸真の3名である(瓜生は過去にターゲットを取り合って伊集院とお互いにボロボロになるまで戦い合い、守若と小林はターゲットを取り合って伊集院と頭突きで勝負をしてお互い頭から血を流している)。
関連タグ
ハイパー金的処刑→神罰代理執行→[[]]
伊集院茂夫による生皮剥ぎと氷室による腐乱牛皮移植、伊集院茂夫による糞尿拷問の満漢全席:エルペタスに所属するメンバーが登場した回。
伊集院茂夫によるアドバンスドファラリスの雄牛:断罪対象が少年を誘拐する、拷問終盤に仮装した流川によって外道が絶望に落ちるというところが共通。
成り行き的に仕事になった回
ハイパー金的処刑→神罰代理執行→[[]]